CX-8に乗り始めて1週間が過ぎました。
しばらく乗ってみたインプレッションとしては、「期待以上」でした！
良かった点はやはり内外装のカッコ良さ。これはデザインが気に入って買ったので当然ですよね！まずロングノーズに逆スラントの薄い目つき。昔の車と比べるつもりはありませんが、逆スラントと言えば大好きだった430を思い出します。
逆スラントにロングノーズの430セドリック・グロリア
そして薄い目つきは同メーカーのフラッグシップであった4代目、5代目辺りのルーチェ、そして2代目ビガーなど、昔から好きなタイプの顔立ちなんですよね～！
4代目ルーチェ。スペシャリティカーブームの中、レパード、ソアラと同じ様なグラスエリアの広い未来的なスタイルでデビュー！
5代目ルーチェ。広島ベンツと揶揄されましたが、当時も他社のハイソカーに比べ、ボディ剛性が高くヨーロピアンなマツダらしい作りの車でした。
オマケですが、マツダ車を好きになったきっかけとも言えるのが3代目ルーチェ・レガート。幼稚園の頃、ジャパンに乗っていた親父がロータリーを積んだ高級車に興味があり、試乗に連れて行ってもらいました。ジャパンより静かで優雅な走りだったのを覚えています。
そして2代目ビガー。この顔つきも大好きです。
そして伸びやかなルーフとクーペスタイルの流れるようなウインドウグラフィック。エスティマも美しい弧を描いたルーフラインを持つ、ミニバンとしては稀有な存在でしたが、このラインは好きですね。
4代目レガシィ辺りもそうでしたし、古くはR31スカイラインクーペ、S13シルビア、C33ローレル、R32スカイラインもこのラインでしょう。
昔から無骨なデザインが魅力のスバルとしては珍しく、かなり美しいルーフラインでした。
カクカク時代の日産ですが、サイドウインドウグラフィックはきれいな弧を描いたラインを採り入れました。R31スカイラインGTS。
S13シルビアも美しいデザインですが、サイドウインドウグラフィックはR31スカイラインと同じ流れ。
その流れで4ドアになったのがC33ローレルですね。
ちなみに一番下の坊主は逆ぞりウインドウを見て「ケンメリみたい」と言ってます！
内装の質感も高く良い雰囲気です。どことなく昔乗っていたY32セドリックの骨太で端正なインパネを思い出します。
Y32のインパネ。
ガソリン2.5ツインカムのスムーズな加速の気持ち良さ、滑るように走り、ヒラリとコーナリングする足回りの良さも乗っていて楽しくなります。エンジンのフィーリングはC34ローレルのRB25DEを思い出します。走っている分にはストレート6と同じくらいスムーズに感じます。馬力もちょうどネット190PSで同じです。
納車当日のC34ローレル。やはり成田山で。
もちろん小さな不満点もあります。エンジンで言えばアイドリング時の多少の振動、4気筒だから仕方が無いのですが、割とアイドリング時ピタッと振動が止まってくれるタイプの車でしたので、時々アイドリングが低くなった時に生じる多少の震えが感じられやすいです。トヨタは逆にアイドリング時にずっと微振動している傾向があるので、多少の震えは気になりませんでした。これは80年代でも同じで、C32ローレルがアイドリング時にピタッと静止するのに対し、GX71は割と低周波の微振動をしてましたね。
あと、マツコネの起動が遅いとか、バックアイカメラの画像が荒いなどという意見が巷でも見受けられますが、車本来の機能がしっかりしているのでこれら電装品類の評価はあまり気になりません。
ファミリーカーとしてはちょっぴりオシャレで贅沢な気分も味わえるSUVという事で、エスティマと同じくらいの値段と考えれば、コスパが高く、とても良い車だと思います！
週末大阪から幼馴染のH君がCX-8を見に来てくれましたが、結構気に入っていた様子でした！
昔、C32ローレルと7thスカイラインで遊んでいた時の様に、今度はCX-5でもいかが？
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