今日は久しぶりにトヨタ博物館に行って来ました!
最近、あの素晴らしい図書コーナーが有料になったのでは?という噂を聞いたので、その確認をしたかったからです。
朝から気持ちのいい青空ですので、C32ローレルでひとっ走り。
コロナ禍では初めて来ました。駐車場も空いています。
懸念していた図書館は変わらず無料でした!ただコロナ対策で通常の入場口で検温してから入る経路になっていただけでした。あの素晴らしい自動車文化財を無料で閲覧させてくれるトヨタの懐の大きさには感服します。
そして図書館に向かう途中、無料で入れるコーナーにこんな素敵な車たちが展示してありました!
モーターショーのコンセプトカー!これは確か1987年に出品されていたトヨタGTV!ガスタービン車では無かったでしょうか?20ソアラも世に出た後で、既に30ソアラにも通ずるデザインですね!
隣には1989年のトヨタ4500GT!ネーミングが良いですよね。セルシオのV8をボアアップした4シーターのスーパーカーです。
そして1991年のAXV-Ⅳ。何と2スト1リッター未満のモデルです。当時は環境に配慮したコンパクトカーというコンセプトでした。
1993年のAXV-V。バブルも弾け、景気も下降線を辿り始めた頃の未来のファミリーサルーンといった趣です。
1989年までの上り調子から考えると少し寂しい感じがしますね。。
僕は子供の頃、モーターショーのコンセプトカーが大好きでした!まだまだ市販車ではデザイナーの意図通り表現しきれなかった1970・80年代に、デザイン画からそのまま飛び出して来た様な車たちはとても魅力的で、未来を感じさせてくれました。
名古屋はトヨタのおかげか、結構前から東京モーターショーの1~2週間後に名古屋モーターフェスティバルっていうのをやってくれていたんですよね~!初めて行ったのは1979年に吹上ホールで開催された時。まだ家の車がジャパンの頃、丸4灯に鉄バンパーのジャパンからは想像もつかない様な、ピアッツアの前身アッソの美しいスタイリングにまいってしまいました。
美しすぎます。1979年のデザインとは思えません。
1981年はお父さんが日産モーターに勤められていた友達に連れて行ってもらいました。ビスタの前身F-120、マーチの前身NX-018、三菱のスペースクーペコルディア等が印象的でしたが、この頃は市販車自体も魅力的でしたね!
サニー以来の日産のリッターカーNX-018。この後、サニーの様に車名公募でマーチに決まりました。僕はポニーで応募したのですが、何とポニーはマーチに次いで2位という応募の多さでした!
市販車もこんな時代ですよ!Z10ソアラやA60セリカXX、R30スカイライン、C31ローレル、F30レパード達に1日中乗りまくりましたね。ホンダにはシティがあり、マツダにも4灯リトラのコスモに兄弟のルーチェ、真っ赤なファミリアもあり、見渡す限り全部好きな車と言っても過言ではありませんでした!
そして1983年は友達と地下鉄で金城ふ頭まで行きました。
文句無しに好きだったのはトヨタのFX-1です!(家の車もGX61マークⅡ時代なのでややトヨタびいき??)
後の20ソアラ辺りにも影響を及ぼす超フラッシュサーフェスな美しいスペシャリティクーペでした!しかも格好だけでなく、当時GX61やZ10ソアラに積まれていた1GーGEUをターボ化したエンジンを搭載しており、メカ的にも魅力あふれる1台です。後の1G-GTEUに続きます!
2ドアながら、この乗り降りのしやすい工夫されたドアも素晴らしいですね!Z20ソアラもここまで極端ではありませんが、あの独特のヒンジにこの技術が活かされていると思います。
これの本物をもう一度見てみたいものです。まだあるんですかね~?!
さらにその次の1985年はH君と行きました!
この年は日産のCUE-Xが際立ってました!(家の車もC32ローレルになり、7thスカイラインやトラッドサニー、ロマンシングオースターもデビューし、超日産応援時代!)
ロングノーズ、ショートキャビン、ショートデッキで美しい4ドアサルーンです。当時、市販車には無かったVG30のツインカムターボを搭載していました!
後にインフィニティQ45のデザインに生かされたとは良く聞きますが、確かにサイドの面構成は似ていますが、全体的なプロポーションはキャビンのバランス等、そんなに似ているとは思えません。むしろ当時のC32ローレルや7thのシルエットを基本に、角を落として洗練させたデザインと感じていました。
当時、日産の市販車はこうでした。この低く長いノーズとショートデッキのスタイル、全体的なシルエットは通ずるものがあったと思います。次世代の日産の4ドアサルーンはこうなっていくんだと期待に胸を膨らませましたね~!
そしてトヨタGTVが出品される1987年へと続いていく訳です。
次のコーナーも文化的で素晴らしかったです。
年代別にカタログ写真のディスプレイ。
110サニー。物心ついた頃の家の車。
ケンメリ1800GL。はじめて車のカタログというものに触れ合ったのがこのケンメリくらいからでした。
魅力的な車たちですね~。写真とキャッチコピーも最高です。
豊かな時代の車たち。たまりません!
1990年頃。国産車究極の時代でしたね~!あそこがピークになるとはあの頃夢にも思っていませんでした。。
ミニカーも魅力的です。
プラモのディスプレイも最高!ジャパンのブラッキーまでありました!
ちょっと覗きに来ただけのつもりでしたが、思わぬ楽しいひと時となりました!
暑いですが、この青空は写真を撮るのには最高です。4ドアハードトップは夏が似合います!
皆さんも熱中症に気を付けて、車を楽しみましょう!
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