恥ずかしさとたたかってみて | ✧︎*。いよいよ快い佳い✧︎*。

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主人公から見ても、悪人から見ても、脇役から見ても全方位よい回文世界を目指すお話


グレイテスト・ショーマン、
昨夜の動画をきっかけにしてようやく観ました!

予想より泣かずにしっかり目を開けて観られました。
動画のが揺さぶられたな(笑)


いつも存在を隠されて来た
だけど私はもう謝らない、隠れない
周りがどう言おうと、どんな言葉の刃で傷つけられようと

勇気と誇りがある
傷もあるまま行こう


繰り返し歌われるメッセージ。


そう、謝っちゃうんだよなぁ。
ここにいてごめんなさい、
間違えてばかりでごめんなさい、
不快にしてごめんなさい、って。


謝ると余計に相手は怒る。
ビクビクされるとイラつくんだよって。


謝ってもダメ、謝らないのもダメ、
被害者でいても加害者も当然ダメ、

じゃあどうすればいいのーを、
どうやって卒業したんだっけなぁって思い返すと、やっぱり彼らのように、

どちらでも苦しいなら、どちらでも受け入れられないなら、自分が自分を許すしかなかったんだと思います。


勝手に許すなよ罪人が!って、
よりヤバい罵詈雑言が来たらどうしよう、が
第一の関門だったけど、
恐る恐る、誰にも気づかれないように、
そっと呼吸を深くしていった。

まず、息を吸わせてもらおうと。


そしてゆっくり冷静さを戻して、
本当にそんな恐怖しか周りにないのかを見て、
そんなことはなかったんだと一つずつ確かめて、受け入れてもらえないと諦めるより
私が受け入れていくんだと勇気を出すことにしたんでした。


今でも、見た目が好きじゃなくて、
肝っ玉の小ささに情けなくなって、
たまにやってしまう失敗に心臓バクバクさせて、
みんなが手にしているものがない、と泣きたくなる瞬間もあるにはあるのだけど、

この『恥ずかしい』って感情がほとんど無くなっていて、

そうだ、私は『聡明』とは何かを知りたかったとつくづく思うのです。


痛いより、苦しいより、恥ずかしいというのが私にとってはとても耐えがたいことでした。
誰かが恥をかいているのを見るのもいやで。


堂々と、これが私よ!と
外に向かって出せなくていいから、
恥じないでいたい、恥にならないでいたかった。


緊張しすぎて、失敗をしないように気をつければ気をつけるほど大失敗を繰り返して、
バックヤードで悔し泣きしていた
ドラッグストアのアルバイトを辞めるとき、
普段は無口な男性の店長が、

「あなたには良いところがたくさんあるんだからね、頑張って」

と、最後に笑っておっしゃってくださり、
ご迷惑しかかけなかったのに…!と、
驚いて、ありがたくて、とても嬉しかったのを今でも覚えています。
本社から偉い人たちが来たときも、わざわざその人たちの前で私の接客を褒めてくれた店長でした。


世界から受け入れてもらえない!と
どこかで耳を塞いでいたから、
気づかなかった手助けや優しさも
きっとあちこちにあったに違いない。


ついた傷の上に貼ってもらった絆創膏こそ、
誇りに変わるものなんですね乙女のトキメキ


死ぬほど恥を掻いて、
なんなら恥から生まれたのかというくらい 
恥ずかしさと共に生きてきたから、
これが私の人生のテーマのひとつだったのだろうな(笑)



This is meに、私はこう付け加えたいと思う。



これが私なのと言えるように、
それがあなたよと伝えてくれた人がいた

これが私よ、に辿り着けるように、
そんなのは違うと否定してくれた人がいた

公明正大に私であることを目指して来たけど、
あなたがあなたでいてくれるなら 
私はたまに、私以外であってもいい

そんなのも楽しい

This is me