最近、とても多いのが、
虫歯じゃないのに歯が痛いケースです…


歯が痛い=虫歯?? と思い、慌てて歯医者へ…


でも、レントゲン撮っても虫歯はない!と言われたことないですか~?


それ、歯ぎしりや強い噛み締めが原因だから、マウスピース作りましょう!と。 でも、寝ている間、マウスピースを使っていても、痛くなる人も…


それって、実は、砂糖の過剰摂取が本当の原因だったりします。


もちろん、睡眠中の歯ぎしりや噛み締めは、日中のストレスが多ければ、それに比例もするんですが…、ストレス解消に甘い物を食べたりしていませんか? 今週は仕事が忙しかったからって、普段より甘い物を多く摂取している日が続いていませんか? かなりの確率、8割〜9割該当します。


甘い物の話しは過去にも何度かしていると思いますが…、血糖値が高くなり、インスリンという血糖値をさげるホルモンを出して、血糖値を下げるんですが、下がりすぎてしまい、甘い物を食べると、低血糖になってしまうんです。 


ちゃんとご飯などをしっかり噛んで、唾液を出して、飲み込めば、血糖値も緩やかに上がり、緩やかに下がるのですが…


飴や、アイスクリーム、チョコレートなど、噛む必要がないもの、口の中で溶けてしまうものは、口の中の粘膜から吸収されます。 腕の内側の吸収(経皮吸収)を1とした場合、口腔粘膜からの吸収は20倍とも言われています。 口の中は、毛細血管といって細い血管がたくさんあるところなので、切れやすく出血もしやすかったりしますよね。 傷がなくても、粘膜から、糖が吸収されるので、急激に血糖値が上がります。 そもそも人間も含めた生き物は、血糖値が高い状態というのを想定されていないので、血糖値を下げるホルモンは1つ。インスリンのみ。 低めの血糖値から、やる気を出したり、逃げたりする為に、血糖値を上げるホルモンは10種類くらいあるとも言われています。

例えば、コルチゾール、アドレナリン、グルカゴン…などなど…。 闘争ホルモン、逃走ホルモン、ストレスホルモンなどとも言われます。

そのような攻撃的でもあるホルモン(もちろん、それらのホルモンも、血糖値を上げる為だけでない)が日常的に必要とされると、噛み締めや歯ぎしりが助長されてしまい、また血糖値の急激な乱高下は血液、血管にも負担をかけてしまい、慢性的な炎症を引き起こすので、腫れや痛みもさらに助長されることになります。


歯磨きはとても良くできているのに、歯肉からの出血があるのも同じ理由であることがとても多いです。 


以前も書きましたが…
砂糖の健康被害 とてもとてもたくさんあります…

煽り運転の犯人も、飴だかチョコレートとか食べてたとも聞きます。 キレやすくなるんです。 低血糖になるとまた甘い物を欲するので、負の連鎖に…🌀





これを機に、チョコレートやアイスクリーム、減らしてみませんか…?



口の中の炎症は、口の中だけの問題ではありません。

血管は全身をめぐり、36兆個とも言われている細胞に
栄養などを送っています。 炎症のある血液が、年単位で、それぞれの細胞に送られれば、負担のかかる臓器が15〜20年かけて癌になったりしてしまうんです。 癌は、ある日突然出来るわけではなく、15年ほどかけて細胞分裂に細胞分裂を重ね、検診などで見つかる大きさになっているんです。 


癌だけでなく、更年期障害や、生理痛、パニック障害や関節痛など、関係ないように思う症状や病気も大きく関わってきます。




今は、スマートウォッチで簡単に血糖値をスマホと連動させてモニタリングすることもできますよね⌚️