もう一つのブログに綴ってきた長野県里親制度、養育里親認定登録までの道のり。昨年秋に正式に養育里親として夫婦で認定を受けました。
もう一つのブログに綴ってきた長野県里親制度、養育里親認定登録までの道のり。昨年秋に正式に養育里親として夫婦で認定を受けました。
両親の事を書いて5ヶ月ほど。11月24日淡路島から帰ってきて急に動きました。
両親も私も弟も生まれ育った名古屋。私は長野県在住で弟は岐阜県下呂市在住で互いに名古屋に帰るつもりはないので、私が両親を長野の自宅に受け入れ家族のカタチが変わりました。
引き取りに関して旦那さんや隣に住む義理の両親、旦那さんの兄弟夫婦の理解や応援に本当に感謝です。
両親にはブログに書く許可をもらいました。
アルコール依存症から認知症へと進行した父親は時々抑制がききません。話を理解したり日常会話にはまだ問題ありません。
ふとした時に内在する不安や恐れが強いためそれが怒りとして現れ、そして突然思い出したかのように「金くれ」と言い、落ち着かず部屋をうろうろしたり外出しようとします。
本当にアルコール依存症という病気の怖さを見せてもらっています。そしてアルコール依存症の患者を持つ家族は多く学ぶことがあります。アルコール依存症というのは患者本人だけでなく、実は家族の学びが必要になるのですが…
患者の協力者である家族、例えば配偶者、子ども、兄弟、親戚が迷惑をかけられている、仕方なく関わっているという立場から視点を変えないと癒しと許しは理解出来ない話です。
アルコール依存症の父親が過去に起こした様々な事に対し、私は父親に世話が淡々とでき怯える必要がないほど癒し、父親への理解が深まり魂の純粋なエネルギーも知る事ができたから憎しみが愛へと統合され一つになってきた感じがします。
母親も長年変わろうと努力してきました。アルコール依存症患者の家族会にたくさん参加し、パートナーとして2人で回復の道を歩んできました。シータヒーリングを学び自己啓発セミナーにも参加し、個人セッションを受けてきたりしました。
私たち親子で家系の囚われをワークした時期もあります。
あれだけNOが言えない、本音が言えないと我慢するしかなかった母親は今は父親に言いたい放題言ってて逆に笑えます。
お互いさまです、笑
アルコール依存症患者と共に回復のプロセスを辿ったり、介護に入るにはまずは自分を責めるというのとは全く別の自分の未熟さを受け入れたり、自分をいう存在を知らないと本当に大変だろうなぁと思います。
以前私が見た世界。
患者と家族の会に参加した時。
家族が患者本人に感情をぶつけて「関わらないで済むならこんな場所来たくない!私はあんたにどれだけ迷惑かけられてるか!もうイヤ!」とものすごい感情を大勢の人達の前で爆発させてました。
ある施設で職員が入所されてる方への暴言暴力が問題だと取り上げられるように、実際私も職員の方が車椅子を足で蹴ったり、凄く怒りで声を荒げているのを見たことがあります。
本当にそうなる気持ちは痛いほどわかります。ただ一生誰かや何かの被害者になって生き続ける事ほど不自由で苦しいことはありません。
感情的になる事がダメだやめなければならないというより、本当にその気持ちからくる言葉や行動は一側面に過ぎないし、アルコール依存症患者と向き合ったり介護が本当にキツい気持ちもわかるからこそ、1人でも多くの方々が宇宙の真理を学ぶきっかけと場があればいいなぁと思っています。
私自身も自分が受け入れる器が整う前なら私は両親を虐待してた気がします。そして自分が世界で一番嫌いだと嘆いて罪悪感と絶望のドラマにハマっていたと思います。
介護する側の自分にもエネルギーワークやヒーリングをしたり、アロマオイルやバッチフラワーを自分に選んだりしながら暮らし、心の学びばいくつになっても続ける気持ちでいます。
そうやって継続し、自分の今この瞬間に内側で起こっている感情エネルギーを俯瞰し観察できる練習を積み重ねていくと、周りを巻き込むことなく自分を知る事は可能です。
全て自分が映し出している世界だからです。そこになんのジャッジも必要ありません。
正直に相手に気持ちを伝えられるし、相手も理解しやすいという事を夫婦間、両親との関係性において実践していくと関係性は変わったようにドンドン見えてきます。それは自分の内側の周波数が愛に満たされ自分から愛を与える存在へと変化していくからです。
私は親孝行な善人で両親を喜ばせる娘になりたいわけじゃありません。
今の家族のカタチになるまでとことん内側が暴れて親の態度、言動に存在そのものに反応して全否定されたと被害者ぶってみたり、絶対あなたたちの面倒は見ないと言い切り拒絶し、未完了な感情の反応から来る自分の思考パターンが創る世界をやり切ったから反転しました。
やり切る前は家族以外の他人に無意識に投影します。
好きな人なのに関係性を築いていきたいのに素直になれず、抵抗感や拒絶感が湧いたり、完全に自分の親との関係性のパターンを無意識に繰り返してしまいます。それが悪くはなく必然で起こり学びになります。
多様性の時代「家族じまい」という言葉も生まれ親だから、家族だからと言っても関わる必要はないと関係性を断つ人も多いそうです。それも悪くないし必然で起きています。
拒絶感から関係性を断つことをしてもいい。
親の態度にいかに恐怖を感じてきたかを正当化して自分は悪くないと蓋をしたって大丈夫。
被害者である立場は根深いし繰り返しても問題ありません。
ただ自分がした事がかえるだけの話です。自分が上に書いたような事をしていた時は外側の世界は幸せだし周りには順調に見えても、やっぱり本来の自分が望む生き方には乗りにくかったのです。
拒絶の極みを味わい切ったら素直さが現れ、肉体を離れる準備をゆっくりゆっくり始めている両親のココロやカラダに寄り添う選択を自然できた自分に出会えました。
だから徹底して自分の中の拒絶をやり切ることも大切だなぁと学んだのです。
ヒーリングやスピリチュアルな世界を学んだことで、会話が実際に出来なくてもコミニュケーションは取れる事、深いリラックスの中でお互いが交わるる事、亡くなった祖父母やご先祖様たちがここに居てくれる安心感を信頼しきって感じる事だってできます。
それは特別な役割な人だけの能力ではなく人間誰しも持つ感覚です。だから父親の魂をいつも見ます。
ちなみに両親とも認知機能の低下があるのでアロマセラピーやフラワーエッセンスはいい感じです。またしばらく使用してみた感じをブログに書くつもりです。
旦那さんも私の両親を扶養家族にすると言ってくれて、朝や夕方のご飯どきに慣れない事を不器用なりにやってくれて一気に学びが来ているようで改めてすごい尊敬です。
それぞれが今与えられている環境で最大限生きることが役割だと私は感じています。
内側をクリアにしていけば、エゴがあることを隠さず相手のせいにする事なく、自分のこれが正しいって思ってる思い込み、恐れている事、固定概念、勘違いがドンドンわかってきます。ただそれに気づき手放していくだけで世界が変わったように見えるくらい、自分のエゴとも軽やかに付き合えたらいいですね。
自分の未熟さを恐れて隠さなくていい。そういうエゴに気づき認める事で人は謙虚さを育んでいきます。自分ができるという自信や信頼を満たすためにと頑張らなくていいのです。
そして夫婦で去年からずっと一緒に取り組んできた事もエネルギーが動き始めています。どんなに活動のステージが変わっても変わらないのはどんな人生の場面においても統合、溶け合い一つであるという感覚を体現していく事。
無理したりガチガチに考え動くのではなく…流れに委ねていくのが大切ですね。必要ならばきっと宇宙は完全なカタチを見せてくれます。
旅しながら仕事すること、旅しながらライトワークすることにも私の価値は置いていないですし、必要ならまたどんなカタチでも導かれ始まっていく気がします。
全て委ね何にも執着する必要がない。
この全て溶け合っていくような感覚、どうあれ如何様にもなるという体験とそこから体感体得できる感覚が私の魂の喜びでさらに磨く事なんだなぁと最近ドンドン繋がってきています。
自然と流れていって受け入れて、宇宙は完璧である事をありのまま見せてくれるのです。
このような流れになっている背景には今年参加した師匠が今年から始めた3日間のワークショップ参加があります。
ありのまま世界を観る。自分を知り、他者を本当に理解する在り方を自ら育む3日間です。共に参加して体験してみませんか?
来年2月に師匠の1dayワークショップ、クリスタルボウルサウンドセラピー、4月に3daysリトリートを長野県南信州で開催したいと手を挙げました。こちらは募集開始に向けてただ今準備中です。
今年師匠はファリシテートする1dayワークショップやリトリートに合計4回参加し私の人生に全く新しい統合が起きたのです。まるで見える世界が違います。そんなワークショップ、リトリートをぜひ1人でも多くの方に知ってもらいたいなぁと思います。
今年は皆さまはいかがでしたか?
今日で2020年も終わります。来年はさらに軽やかに世界を楽しみましょう!
今年もお読みくださりありがとうございました。良いお年をお迎えください。