さくらももこさんが亡くなられた事をニュースで知りました。
10代の頃に西城秀樹さんが歌うあの名曲を、よく友達と大声で歌っていた事が懐かしく。
友達と画伯ごっこの時には必ずやまるこの絵が題材に出てきて。
毎週録画して「ちびまるこちゃん」を観る子供の姿に見慣れていて。
こんなにも長い間、ちびまるこちゃんは日常の中に普通に居たのだなぁと改めて気付く。
乳がんで亡くなった、という事にはさほど驚きはありませんでした。
自分が乳がんになった後には、北斗晶さんや小林麻央さん、周りの知人友人をはじめ、他にも乳がんにまつわるお話を見聞きする機会が結構あったのでそれに慣れたといいますか、事実を冷静に受け止められるようになったからだと思います。
それよりも私は、
さくらももこさんが乳がんで亡くなったあるニュースの見出しに、
「さくらももこさん乳がんで死去。乳がんの恐怖!!」
的な書き方になっていたことがもやっとしました。
乳がんの恐怖っていうところ、今要るかなぁと。
こういった類のことは受け取り側の感覚なのでヨシワルシも無いのだろうけれど、私はいい感じがしなかったので読みませんでした。
罹患して間なしの自分だったらすっかりその言葉に飲み込まれていたであろうと予想されるし、それこそ告知後とか術前の時期だったら大波に飲み込まれてあっぷあっぷしていたかもしれません。
今だってそんな気持ちが完全に無って訳でないだろうから、こうしてもやっとしたのだろうと思います。
けれど、一言で乳がんが恐怖!!なんて言えません。
自分はヘタレで飲み込まれてた時もあるからこそ伝えたい。
ネットとかニュースの言葉全て信じて飲み込まれなくて大丈夫。
全然オッケーなのです。
ちびまるこちゃん大好きです。
さくらももこさんご冥福をお祈りいたします。
犬も成長しています。