先々週に行ってきました、上野の報告です。


●国際こども図書館

「日本発・世界の絵本」の展示会。

上野駅徒歩10分程度、入場無料。


ラフタフコムブログ



日本で生まれたおとぎ話や、近代的絵本の数々が

翻訳され、たくさん世界で出版されてます。

その一部を公開ということで、堪能してきました。


たとえば「浦島太郎」のフランスバージョン。


浦島太郎が、菱形で表現されているんです。

図形ですよ。人じゃないんです。顔も表情も無くて。笑


父は左向きの三角形。

母は右向きの三角形。

玉手箱は、長方形の中に、○で表現されていました。


姫は、円に毛が生えているような…。(もう、他に表現のしようがない・・爆)


登場人物やアイテム全てが、抽象形なんですね。


フランスならではの、アート感覚の浦島太郎。

たしかにオシャレで、かっこいい!!!

でも・・・

これで子供の心が豊かに育つのだろうか?!と

疑問に想いつつ・・。大人向けなんだろうなぁ。きっと。


そして…


五味太郎さんの「バスがきた」。

おもちゃを買ってもらったと思われる男の子と、

その両親がバスから降りるというところを、



買ってもらったひとと

買ったひとと

買わされたひとが おりた


と、日本語で表現しているのに対して、

アメリカバージョンでは、


The bus stops outside our house. We get off.

バスがぼくんちの外で止まる。ぼくたちは降りる


と翻訳が単純化されてて、作者の伝えようとしていた事は消えてるんですね。


「買ってもらったひとは誰だろうね?買わされた人って誰だろうね?」と、

絵本を片手に、親子の会話を交わすコミュニケーションを期待して、

作られた絵本だと思うんですけどね…。たぶん。


日本語ってすごく繊細で、多彩だということを、改めて感じました。

どんなに世界に同じイラストの絵本が出版されても、

それでも日本の絵本がダントツにクオリティが高いんだと思います。

言葉の力の差で。


宮沢賢治さんの銀河鉄道の夜の原稿の複写を見ることもできました。

興奮しながら書いてるのか、文字が激しかったです。

「はっきりしない」という表現を訂正して、「わからない」に変更したりと、

推敲のあとが読めるのが楽しかったです。


http://www.kodomo.go.jp/index.jsp

9月4日まで、入場無料です。お近くの方はどうぞ!













「カーネルさんは、なんで設備の仕事をしてるの?」


私がお台場の某所に異動してきて、もうすぐ2ヶ月。

仕事中、同僚の先輩にふと、聞かれることがあります。


なんで設備をしているか。

きちんと答えるには、ものすごく時間がかかるので、


「まぁ、いろいろありましてね~」


のオールマイティカードを出そうものならば、


「へえ~そう~」


と、会話が5秒で終わってしまうんですね笑。

で、きっとイヤイヤ設備に入ったんだろうな、と

勝手に勘違いされて終わるんです。

こりゃいかん、と思ってました。


そして先日、尊敬している先輩に

「カーネルさんは、なんで設備の仕事を?」

と聞かれまして、折角なのできちんと話すことにしました。


あ、すみません。こっから長いんで、トイレ行っておいて下さい。

飲物とじゃがりこの準備はいいですか?(何)


今の会社に入ったのは、5年前。

前の会社では様々なちょっと変わった警備をさせて貰ってまして、

その時のイナヅマ警備っぷりのおかげで、

今の会社に来てほしいとお呼びがかかり、入社することになりました。


入社後、館内の常駐警備で、建物内の不具合を見つけては、

設備の人に報告をしていたんですね。


建物のここが異常でしたよとか、危ないですよとか。壊れてますよとか。

空調・電気・建築・衛生・什器・その他

あらゆる面で、不具合を見つけては、報告していました。


そして現場で復旧作業をする際は、警備が立ち会うことが多く、

作業を間近で見ることが多かったんです。


設備の人が何か作業をすると、

目の前で、建物の色々な所が、改善されていくんですね。


不具合箇所が、みるみる良くなるんです。

そして誰かに、お礼を言われるんです。

ありがとうって。

お客さんから。スタッフさんから。テナントさんから。オーナーさんから。

どんどん良くして、どんどんお礼を言わているんですね。


警備としては、設備の人に不具合を報告したら、それで終わりなんです。

その後どうなったかは、責任の範疇じゃないんですね。


私は設備の人の姿を見てて、思ったんです。

作業後全身汚れて帰ってきて、クタクタになってるけど、

問題をみるみる解決する魔法使いみたいで、本当に素敵に見えたんです。


あれを私もやってみたい。

不具合のその後を、自分の目で見届けたい。

改善した状況を、この手で作りだしたいと。


そっからです。どうすれば設備の仕事ができるのか?を

周りの人に聞いてまわりました。


8割の方は、同じことを言うんですね。


「女性だから、無理。」


残りの2割の方は、こう言いました。


「そうだなぁ・・こういう資格があるから、とってみれば?」


そこで、警備をしながら、言われた勉強をするようにしました。

少しずつ資格をとりつつ、私は設備に入りたいってことを、

ひたすら上司や周りの人に言い続けました。

そのたびに、


「女性なんだから、絶対無理。」

と、同じことを言われつつ。


それでも諦めずに、希望を訴え続けること3年。

3年やってもダメなら諦めようかな…と思いかけた時でした。


「設備に異動、決まったから。」


当時の上司、Y野さんに告げられたんです。

ええええ。本当ですか?!

女性で未経験でも、行けたんです。


自分が諦めそうになったときも、

Y野さんは諦めなかったんですね。

ずっと、私を設備に入れることを諦めずに動いてたみたいです。


体力的にきついことは、十分覚悟していました。

何があろうと、下っ端なんだから率先して

言われる前にやらせてもらってました。


だから、私がどんなにどんくさくて失敗しても、

周りの設備の人たちは、あきらめずに、

何度も何度も教えてくれました。


私は、夢を叶えて今ここに居るんです。

設備として働くことは、私だけでなく、

私をあきらめなかった、色んな人の夢でもあるんです。


Vベルトの交換で油まみれになることも、

空気環境測定の重い機械を運ぶことも、

屋上の水槽タンクの上を匍匐前進することも、

何もかもが、すべて嬉しいんですよ。

3年間ずっとやりたいって憧れてきたことですから。


と。

一通り話し終わると、

「なんでこの仕事を?」

の質問をした人は、笑うんです。

や、何も笑うところ一個もなかったと思うんですけど・・(汗)


笑いながら、

「そんなに~?そんなにまで~??この仕事を??へえ~

そこまで??そう、、そうなのか~・・・へえ~・・あ、そう~・・!!」


そして先輩はいいます。

「この仕事はきついから、この仕事 しか できないから、っていう人しか

来なかったんだよ。仕方なく選んで来た人ばかりなのに。

君おもしろいね。女性で君みたいな人、はじめて見たよ。」


後日、この先輩は

「例えばこれ、知ってる?これはね・・」


って、自分が知りうる知識を、隙あらば私に伝授してくれるんです。

何かを教えるのは凄くエネルギーがいることを、

私はよく知ってます。だからめちゃくちゃ有り難いです。


これを、

「まぁいろいろありましてね~」

でお茶を濁していたら、何も伝わらないし、何も変わらないんですね。


そんなこんなで、今の現場でもおかげさまで

仕事ができないのに、愛されてます。(^^;)


でもって、今の会社に呼ばれるきっかけとなった、

7年前の、前の会社での本気の警備。

とある求人広告を見て、これだ!!と思った、ちょっと特殊な警備。


これまた、ホントにやりたくてやりたくて。

面接官に、他に採用決まってる人いるからと断られても、

「聞くだけでいいので、聞いて欲しいんですけど・・」と、

あきらめきれずに想いをばーーっと話したら、

「他に採用決まってる人いたけど、その人やめて、君を採用するよ」

という、逆転面接突破。

あれがなければ、今に繋がってこないんですね。

その前もその前も、それはそれは沢山の挫折が、

今になって、必要なこととして繋がってきています。

話すと長くなります。ので・・


「まぁ、いろいろありましてね~」(マテ!













2010年6月19日(土)~6月20日(日)、

「おかんの家に泊まろうツアー」に行ってきました!!



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おかん。中村文昭さんのお母さんは、

心をこめていろんな話をしてくれました。

夜一時過ぎてるのに笑。

どんだけお元気なんですか?!!笑



すべての叡智をギュッと詰めた福袋みたいな方です。

何が飛び出ても全部ハッピーに繋がるような。

みんながおかんみたいになれたら、いいよね。

家族を大切にしようと想いました。


ツアー中の盛り沢山の内容に・・・感動して笑って大忙し!!

具体的にブログでごちゃごちゃ書くのは辞めておきます。

次の参加者の楽しみを奪わないようにね笑。



本当に素晴らしかったです。その一言です!!

こんなにも人は、繋がれるんですねぇ。

時を共にした7人とは、これからが楽しみです。



森林が、さわさわと深呼吸していました。

蛍が点滅して、ここだよと教えてくれました。

綺麗でした。どこまでも綺麗でした。

全ての闇を独占しているような、輝きを放ちながら。



同じくらい私も輝いて、ここだよと伝えたい。

そんなふうに、大杉の真ん中で思いました。



ありがとうございました!!!