12月になって | Youth Worker見習いラフ(´・д・)のブログ

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若者の選択肢を拡げていくために、「既卒者カフェ」のこと,無認可中高一貫校の構想のこと,社会問題のことについて書いていきます。

12月になって、少し状況が変わった。

家の更新が控えていることもあり、個人的にも日々仕事を見つけなければと感じていた。

まずは、個人で大きくやっていること2つのうち1つであるインターンを辞めた。
(正しくはインターン先の代表の粋な計らいにより休止にして頂いている。)


転機は12月最初の日曜日に親と話したこと。
これまでも2ヶ月に1回くらい、『今後のことを話そう』と車で3時間くらい離れた田舎に住む親が(デートのついでに)会いに来ていた。

なぜだか今回は、自分の話の受け入れ方が違った。(なんでだろう)



ということで、次の日の月曜日はしっかり朝起きて、ハローワークの求人検索サイトやマイナビ転職で業種を特定せずに求人を調べ、なんだか凄く前向きな気分で就職活動なるものを再開した。

以前までは「教育」「人材系」と絞っていたが、今回初めて全く業種を絞らずに興味のある企業を調べた。

「賞与なし月18万円」という待遇ながらも迷っていた求人にも応募。
(でもさすがに従業員数3人の企業は保留にしている…。)


そうこうしているうちにその教育系企業から電話。

『明日、面接にこれる?』

選考の持ち物もこちらから聞く始末なので、「これは…」と勘ぐっていた。



選考当日。
近いので自転車で行こうとするも迷って、なぜかスカイツリーが正面に見える方に爆走。(逆)さらに、見かけた焼肉屋さんでゆっくりランチとたれこもうとするもなんとか耐える。

寒空の下、コンビニでパンとオニギリを食べ、ちっちゃな塾に到着。


試験は、筆記(英、数)1時間と面接。
一応現役の塾講師なので筆記は楽々。(数学の比の按分?1問だけ分からず…)
面接というか面談もまあ、普通に。
その場で試用期間の話もされたので「ああ、受かっただろうな」という感想。

次の日に試用期間アリでの採用が決定。

その次の週から試用期間へ。
まずは色々と考えすぎずにやってみることに。



1日目。
塾長の『NPOでのボランティアをやるなんて、あいつは偽善者だ!』との言葉に愕然。
思っていても、中学生の前で言うとは。
授業をしていたら生徒へデコピンをしに来る…。


2日目。
行ったら誰もいない。
着いて5分で生徒が到着。
2日目にして開塾作業を僕がやる。ノボリを出したり看板を出したり。
生徒から教えられる始末。

担当講師も来ず。
生徒の親からも電話。

嗚呼・・・





ん~ダメだ。
これが教育機関を名乗る会社なのかと。

こんな塾でも、生徒は増える。
試用期間1日目には、それなりに頭が働きそうな親が飛び込みで体験授業の申込み。


・・・


テレビを見れば、成績を上げるための冬期講習、わけのわからない大学の宣伝。


Twitterでは、文部科学省が高校生向けに全国統一学力テストを導入しようと進めているとの情報。


家の二軒隣ではちっちゃな小学生がせっせと公文に通い、買い物帰りのお母さんが迎えに来る。


塾講師のアルバイトでは、つまらなそうな顔をした中学生がダラダラと授業を受ける。





こんな感じで、「偏差値」と宣伝広告によって高校へ行き、部活と勉強。

またも偏差値で大学や専門学校、その他の道へ行き(ここはよく知りません。)、少ししたら就職活動なるものを始める。

景気によって左右される採用活動に四苦八苦し、自己啓発の宣伝広告に踊らされる。





・・まあもっと個人の人生はイロイロだと思いますが。




アレですね、・・・疲れています('A`)



小学生の勉強ならキッチンで30分くらいやらせれば事足りると思うんだけどなあ。