チャラン・ポ・ランタンは今が一番かっこ良い、からの「乾杯」 | ラフラフ日記

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主に音楽について書いてます。

チャラン・ポ・ランタン ~チャラン・ポ・ランタン15周年記念~
唄とアコーディオンの姉妹劇場 と、いいつつ「とおあまり・いつつ」
2024年4月13日(土) I'M A SHOW

 

チャラン・ポ・ランタンの 15周年記念ライブに行ってきた・・・んですが、もう一ヶ月半経ってしまったんですね。

 

確かこの日は、コーチェラの生配信があるというので、電車の中でラナ・デル・レイを見ながら向かったんだ。

 

コーチェラ、ラナ・デル・レイも良かったけど、新しい学校のリーダーズも良かった。新しい学校のリーダーズ、全員好きな感じだぁ。

Awich! かっこ良かったぁ。「Bad Bitch 美学」で、NENE、LANA、MaRI、ゆりやんも出た! “Shohei Ohtani” 言ってたよ。

「GILA GILA」で “Mステ出たから何?” を “コーチェラ出たから何?” って歌ってた!

「RASEN in OKINAWA」、“デイゴの花が咲き 風を呼び 嵐来た まるで THE BOOM” 歌ったの嬉しかったなぁ。

 

 

「自分はどこからやってきたのかを示す姿」

 

これだ! Awich からも新しい学校のリーダーズからもそれを感じて熱くなったのかも。それは必ずしも国とかじゃなくても良いんだけど。宮本浩次が言ってた金大中の話を思い出した。つまり、大統領になることが目的の人じゃなくて、自分の考えを実現するために大統領になろうとしてる人が好きなんだろうなぁ。

 

で、ラナ・デル・レイは、あの色気、恍惚はなんなの! 背徳というか、見てはいけないものを見てるような。溺れる感じというか、溺れて息ができなくなる寸前というか。ビリー・アイリッシュとの共演もとても良かった。

それで、あゆもこういうのやってるなっていう演出もあったんだけど、10年くらい前に、ラナ・デル・レイの曲をあげながら、浜崎さんもこれくらいやるべきって久保憲司さんが投稿してて(浜崎さんってあゆのことよね?)。久保憲司さん、レディー・ガガが『ボーン・ディス・ウェイ』をリリースしたとき、「ガガ様あゆを研究してないすかね」と書いてたよね。

 

 

 ロックとトランスを混ぜたと言えば先駆者は浜崎あゆみで、“M”はその最高作だったんですけど。ガガ様あゆを研究してないすかね。“M”の前の傑作“vogue”“Far away”“SEASONS”という絶望3部作を聴いて、「やっぱ、売れるためには悲壮さがないとダメなのよ」と、『The Fame Monster』から今作に繋がるダークな流れになったと僕は思っているんですけど、どうでしょうか。うーん深読み。

 

って、チャラン・ポ・ランタンの話だったんじゃないんかい!

 

いやぁ、金屏風をバックに、唄とアコーディオンの二人だけのステージ、かっこ良かった。

 

「唄とアコーディオンだけなのに来てくれて」ってももちゃん言ってたけど、

 

唄とアコーディオンを聴きに来てるんです!

 

小春さんのアコーディオンの音、低音がどんどん響いてきた。それと、今さら言う?って話かも知れないけど、弾き方がアクロバティック! 回りながら弾いたり、長い髪をびゅんびゅん振らして。

ももちゃんの唄も、(決してそういうわけではないのだろうけど)常に即興のようで。改めて、チャラン・ポ・ランタン、

 

すごいミュージシャンだ!

 

バンドとの派手なライブも大好きだけど、二人だけだと、こわくてダークな曲がたくさん聴けて嬉しい。

 

そして何より、新曲「内緒の唄」がかっこ良い!

 

 

新曲がかっこ良い。これに尽きる。つまり、今のチャラン・ポ・ランタンが一番かっこ良い。

 

******

 

というようなことを書いてる間にですよ。

 

椎名林檎のニューアルバム『放生会(ほうじょうや)』にもも(チャラン・ポ・ランタン)が参加!

 

寄ってらっしゃい!見てらっしゃい!

(そういえば、チャランポ「あの子のジンタ」と浜崎あゆみ「BYE-BYE」通じる~同じモチーフ〜)

 

 

ももちゃん、最高じゃない?

 

椎名林檎の前でこんなハジけられる人、いる?

(林檎ちゃんの笑顔見て!)

 

宮本浩次といい、ももちゃんといい…。

 

でもね

 

↑のライブのときに MC で言ってたんだけど、ももちゃんだってこんなに陽キャ(?)だったわけじゃないと思うんだよ? 私がはじめてライブ観たりしてたころは、もっとこう、おとなしい感じで、MC でもそんな喋らなかったし、「はろり」なんて言わなかったし。

それが、もともと持ってたものなのか、キャラ(役割)を演じてるうちにこうなっていって。それは小春さんもお互いにで、お互いそうなっていったねって、MC でも言ってて。

 

キャラや役割を演じてるうちにそうなっていくっていうのは、誰にでもあるのだろうね。それはもともと持ってたものなのだとしても、そうやって潜在してたものが引き出されていくっていう。

 

椎名林檎名誉店長を引きずり下ろしたあの日(脚色)から、こんな日が来るなんて。大森靖子もチャラン・ポ・ランタンも、椎名林檎(の亡霊)を葬ってくれるアーティストになりえるかもなんて書いたあの日から、こんな日が来るなんて。

 

「ほぼ水の泡」の MV、あゆとも繋がりある Oi-chan が関わってるみたい~。

 

椎名林檎「放生会」インタビュー 7人の歌姫たちとの共闘に迫る

https://natalie.mu/music/pp/sheenaringo09

 

宇多田ヒカル、AI、のっち(Perfume)、新しい学校のリーダーズ、中嶋イッキュウ(tricot、ジェニーハイ)、Daoko…とすごいメンツの中で、もも(チャラン・ポ・ランタン)、トリじゃん!

 

「放生会」のジャケットの猫たち、ブタを抱いて寝てる(?)のがももちゃんよね?

 

15周年記念ライブの会場にもブタ、いたよ。

 

 

それでね

 

『放生会』にももちゃん参加のニュースとエレファンツ(エレファントカシマシ、宮本浩次の新しい事務所)のインスタグラムアカウント開設が同じ日でさ~、どちらも

 

「乾杯」

 

だもんでさ~、私びっくりだよ。

 

それから、黒猫チェルシー改め黒猫CHELSEA復活のお知らせまでさ~!