エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR 2017 (7/9) | ラフラフ日記

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主に音楽について書いてます。

エレファントカシマシ 30th ANNIVERSARY TOUR 2017 “THE FIGHTING MAN”
2017年7月9日(日) オリンパスホール八王子




エレカシは 4月から、初の 47都道府県ツアー中です。(3月20日の大阪城ホールでのライブもツアーに入るのかな?)

これが、チケットがなかなか取れないらしく。私も 4月の東京・北とぴあのチケットは取れなくて、八王子が初参加。前回書いた大森靖子のライブより前の話ですが、行ってきました。

30周年でベストアルバムも出たし、30周年と銘打ったツアーだからか、MC で曲ごとのエピソードや背景を話してくれた。最近は MC そんなに多くなく、曲をどんどんやっていくスタイルだったから、そのスピード感に慣れていて、最初はなんとなくゆっくりに感じてしまった。けれど、ひとつひとつじっくり味わっていくうちに、その合間合間から、歴史の厚みも感じて、なんかこう、ずどーんとくるライブだった。

MC で話してくれるエピソードにも、中島みゆきやサザンオールスターズ、槇原敬之、松田聖子の名前が出てきて、ミヤジの口からそういう話を聞くのが新鮮だった。

この日のライブではないけど、30周年でいろいろなメディアに出る中で、ミヤジが「L⇔R の黒沢くん」の話をしてくれたことがあった。ミヤジが「黒沢くん」と言っていた。
ソニーのオーディションで、シニア部門がエレファントカシマシ、ユニコーンで、ジュニア部門が黒沢健一、槇原敬之だったという話は聞いていたけれど、接点があったかどうかは知らなくて。ただ、なんとなく、ミヤジは L⇔R とかは聴かないかなぁ、逆に、健ちゃんもエレカシとかは自分とは関係ないと思ってるかなぁ、とか勝手に思っていて。エレカシには「ポリスター」という曲もあるし、いや、それはよくわからないけど…。
それが、ミヤジがね、「こないだ…L⇔Rのね……黒沢くんのことはよく覚えてる。黒沢くんが俺たちのことをすごく好きで。ヤマハ楽器で練習が終わると、いつも俺に話しかけてくんの黒沢くんが!」って、話してくれたの。私、すごくすごく嬉しかった。長年の私の勝手な誤解も解けたし、何より、ミヤジの中に健ちゃんが生きていて、健ちゃん(当時中学生?)はエレカシのことが好きだったんだなあって! 健ちゃんから見て、宮本さんたちは格好良いお兄さんだったのかなぁって! これも、30周年があったから聞けた話なのかな。ミヤジ、健ちゃん、ありがとう!! 私はエレファントカシマシも L⇔R も大好きです!!

そういういろいろな話が聞けるのも 30周年ならではなのかな。

ライブの話に戻すと、、、

この日は、あゆファンの友達と行ったんです。その人は、はじめてエレカシを観たんですが、

もう出てきた瞬間、「本物だーーーっ!」って、もう一曲目から、きてました!

大森靖子が「ロックスター」と言うだけある(ぼそっ)。

そして終演後、

「いやーーー、大先輩ですよぉぉぉ! あゆもまだまだですよぉぉぉ! あゆももっとがんばらなきゃですよぉぉぉ!」

って感動興奮しながら話してくれた!!

“あゆもまだまだ”

こんな言葉を言わせるなんて、しかもあゆファンに言わせるなんて、凄いことだ!

“まだまだ” って、それは希望だよ。希望を見せてくれるエレカシ。勇気をくれるヒーロー。

Mステでエレカシと共演したあとのあゆのツイート思い出しちゃった。

あんまりライブのこと書けてないけど、もうなんていうか、今のエレカシには、なんて言葉にしていいのやら・・・

ツアーまた行きます!!

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「風と共に」、聴くたびに聴くたびに良い曲(凄い曲)になっていく。

やっぱり何か、 “新しいエレカシ” を感じる。

「あなたへ」ぐらいから感じていたけど、“わたし” が増えてる気がする。

「風と共に」は NHK『みんなのうた』に書き下ろした曲で、実は、ミヤジは 1976年にも NHK『みんなのうた』の「はじめての僕デス」で歌っている。「風と共に」は、40年ぶりに今度はエレカシとして――。歌手人生は 40周年?