SEKAI NO OWARI NO PARADE | ラフラフ日記

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主に音楽について書いてます。

いやぁ~、ブログが全然書けない。忙しいからじゃ全然ないんだけど、このままじゃいつ書けるかわからないから、書くことにした!

SEKAI NO OWARI ZEPP TOUR 2012 「Entertainment」
2012年5月10日(木) Zepp DiverCity


SEKAI NO OWARI のワンマンライブに行ってきました。ツアー三日目、東京初日。

SEKAI NO OWARI は、2010年11月に渋谷クアトロで観て以来。そのときはまだ世に出ている曲が「9曲」しかなくて、ライブも全10曲、約一時間で終わった。

そして、「世界の終わり」から「SEKAI NO OWARI」になり、メジャーデビュー。シングル 2枚出て、世に出た曲は「14曲」になった。それでもまだ「14曲」。それでゼップでワンマンツアーなのだから凄いよね。

いろいろと刺激的なライブだった。

「SEKAI NO OWARI」というバンド名もそうだけど、ドラムもベースもいない、ボーカル/ギター/ピアノ/DJ(しかもピエロ)という編成もそうだし、共同生活をしているというのもそうだし、独特なライブなのだろうと予想はしていたけれど、予想以上に凝っていた。
開演前や終演後の SE とかロボットとか、最後に出てくる映像とか、幕が下りたり上がったりだとか、スクリーン映像だとか。でも今って、こういうバンド増えてるのかな。サカナクションとかも凝ってそうだもんね。

でも、そんなことよりも、内容がっていうか。カルトすれすれというか、もはやカルト?! これは好き嫌い別れそうだし、嫌いな人は嫌いだろうなぁって感じがした。私も正直、「胸焼け」しそうになったところあるもん。でも、それをわかってやってるんだろうなって思ったし、それがやりたいんだろうなって思ったよ!

で、ちょっとこれは過剰だよとか極端だよとかって思うんだけど、一方で、これが今の時代なのかな、今の時代をすごく反映してるのかなって、ドキッとしたりギクッとしたりグサッとしたりした。

ディズニーランドの光のパレードみたいな「ファンタジー」のくせして、「現実」叩き付けられて吐きそうになるみたいな。でもそれも行き過ぎてて「ファンタジー」みたい、みたいな。

行くところまで行ってみたらどうなるんだろうっていうのを、見てみたいような見てみたくないような。つかもう、行くところまで行ってる?!みたいな。

それで、SEKAI NO OWARI というか、深瀬慧(ボーカル)って、ピュアで繊細でガラスのような印象なのだろうか。でも私は「違う」と思った。もっと「タフ」だと思った。じゃなきゃ、あんなギリギリのところまで行けないんじゃないかって。それとも、「タフ」になったのか。「ナイーブ」とか、そういうんじゃない気がした。

ライブ前、会場周辺の光景が、みんなハシャいでるけど、着てるTシャツに書いてあるの「SEKAI NO OWARI」だからみたいな(笑)、そういうのは SEKAI NO OWARI をよく表してたと思う!

でも、でもね、私が言いたいのは、

とにかく、曲が良いというか、メロディが良い!!
人懐っこくて、どこかで聴いたことのあるようなメロディが現れては消え現れては消え……。私は、このメロディが一体どこから来るのだろうってのが一番興味あるよ!
甘ーーーいけどね。カルトすれすれをぎりぎりポップにしてるのはこのメロディ?

ベートーベンの「月光」を元にしたという未発表曲もやった。「月光」、エレカシも 2011年の新春ライブでドビュッシーの「月の光」とともに取り入れてたんだよね? 「月光」といえば、ビートルズの「ビコーズ」!
そうそう、「悪魔メフィスト」というか、「朝」っぽい曲(?)がありました! エレカシの『悪魔のささやき ~そして、心に火を灯す旅~』を年間ベストに選んだ LOVEさん(DJ)の趣味?

あと、これを言っちゃあ~なんだけど、やっぱり私は、ドラムありのが好きだなとちょびっと思ったけど、それを求めちゃいけないね。

深瀬くんは、ギターを弾きながらも歌うけど、ハンドマイクでも歌う。
ハンドマイク、好きなんだよねぇ。

ここまで強調するか?ってくらい強調される「死」
天使、悪魔、戦争、平和、愛、太陽、命、生物、人間……。

詳しくは書けないけど、途中ある曲で、「愛はどこ?」というメッセージが表示された。
私は、ブラック・アイド・ピーズの「ホエア・イズ・ザ・ラブ」を想起した。

Where Is The Love? 愛はどこ?

だから今日も歌い続けるんだって思った。

SEKAI NO OWARI 「スターライトパレード」



↑これ、私はどうしても、浜崎あゆみ「Fly high」の PV を思い出してしまうのだけど、それとの「違い」が面白い。

あ、「Zepp DiverCity」は新しいライブハウスで初めて行ったんですが、「Zepp Tokyo」と似てました。細かくブロックに別れてるのが違ったくらいで。でも、そのブロック指定も、いつもそうなのか、今回はそうだったのか、よくわかりません。