
文章を書いていて、音楽に出会うこともある。
浜崎あゆみのことを書きたくて書いてたら、ザ・フーが聴きたくなって、フーを聴いてたら、ザ・キンクスが聴きたくなって、そして今、キンクスを聴いている。
文章が音楽を呼んで、音楽が文章を呼んでくる。
どっちが先か後かなんて知らないけど。
何がキッカケになるか分からない。
文章でも音楽でもどんな形でも、人によって、それぞれのインプットとアウトプットがあるんだろうね。
フー、カッコ良いなぁ~。
フーのピート・タウンゼントがキンクスの名をよく挙げてるみたいなので、持ってはいたもののあまり聴いていなかった『パイ・コンプリート・シングル・コレクション 1964-1970』と7枚目のアルバム『ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ』を聴いてみる。
ハマッた!
兄弟がいるバンドに弱いのかな?
そうでもないかな?
フーにしてもキンクスにしても、カッコ良いんだけど、どこか可愛いっていうか、チャーミングな気がして。
(同じ人がプロデュースで関わってたりする=シェル・タルミー)
特にキンクスに関しては、トボけてるというか情けないというか、母性本能をくすぐるような(?)、でもそれもひっくるめて皮肉屋であるような、そういうところが面白いのかなぁ。
もしかしたら、あと一歩間違ってたら、特に引っかからない曲だったのかも知れないけど、その<一歩>がひじょ~に大きい気がする。
曲が美しいんだよなぁ。ビーチ・ボーイズ並みに美しい。けど、ビーチ・ボーイズほど美しすぎないというか。
色々なタイプの曲があるけれど、今のところ、不思議なことにどれにも引っかかる何かがある。
これからじっくりと聴いていきたい。
そしてまた、音楽が音楽を呼び、素敵な音楽と出会えたらなぁ。
BGM: Sunny Afternoon / The Kinks