おはようございます。
最近読んだ書籍(プレジデント)にて
日本人がこれほどダイエットに熱心なのは
「スリムな体」こそ、美容だけでなく、「健康面でも理想」
という‘’虚構‘’を信じ込んでいるからでしょう。そんな日本人の現状は、私には「狂気の沙汰」にしか思えません。というのも、寿命が最も長いのは「小太りの人」というのが、いまや世界の医学の常識だからです
の文章を受け入れ、心を落ち着かせ、これからの理想形はラトル君だと思い込む作業に入り始めた塾講師でございます。(何事もポジティブシンキング)
巨人の肩の上に立つ最新の研究結果、大好きです。
さて、わたくし、大学院時代に縦断的研究(いわゆる追跡調査)に関心が強かったこともあり、ラトルの現場においても、お子さま並びにお子さまが関わる環境の変化には注目しております。
保護者さまもご存じの通り、現在の学校の成績評価法は絶対評価でございます。
極端な話、みんな頑張れば、無制限に通知表で5がもらえるシステムです。
保護者さまの時代は、相対評価であり、学年で「5」は●●人(約10%)と制限がございました。一時期、絶対評価による「5」バブルが起こり、内申点のインフレ状態が続きました。そのため、「○○中学は内申点が取りやすい」との噂が広がり、中3時にその地域に転居する猛者がおられたとか・・・。
しかし、ここで問題となるのは、高校入試には定員があり、わたくしが知る約20年間は、各中学から進学される高校進学者の数は、毎年ほぼ同数(○○高校は上位●%等)でございます。
つまり、
入試は結局、相対評価であり、中学での成績順位は重要な判断材料になり得る
といえます(特に公立高校において)
以上の内容に関しては、第一子のお子さまが、高校受験を経験された保護者さまはご存じかと思われます。
今回はもう一歩踏み込みます。
Q:学校での順位はどの時期まで変動するのか?
例えば、短距離走ですと、抜きつ抜かれつの接戦が繰り広げられ、当時者及び応援者も逆転を信じて最後まで諦めません。逆に、長距離走となりますと、徐々についた順位差を最後に逆転するには前方走者以上の頑張りが求められます。終盤になると、当事者及び応援者も最終結果が見え、目標変更を受け入れるために葛藤が生じます。
高校受験は、もちろん、長距離走でございます。
つまり、どこかの地点で順位はほぼ決まります。
では、その地点とは何処なのか?
《参考》
ラトル生が通われるA中学のある学年の3年間の英語成績推移(プチ追跡調査)
中1:1学期中間 80点以上:70人 30点未満: 8人
中2:1学期中間 80点以上:25人 30点未満:37人
中3:1学期中間 80点以上:28人 30点未満:36人
A:早くて中2の春、遅くても中2の夏あたりで、学校内順位は固定される傾向が大きいといえます。
上記以外の資料分析からも、近年は、同様の傾向が大きいと感じています。
(ラトル生が通う各中学に限っては)
この傾向を捉えつつ、お子さまの状況と希望を受け止めた指導が不可欠です。
塾講師としましては、決して狂気の沙汰に映らぬよう、傾向と対策をアップデートさせながら科目&進路指導を進化してまいります。
たまーに、「まだまだ間に合います!」など、根拠なく、ちょーしよく、時代錯誤なことをおっしゃる方(塾?)がおられるそうなので、ご注意ください。
ラトルの指導にご期待ください!
【芦屋の塾講師】
大手学習塾時代は、授業アンケート№1講師として活躍し、高校受験部門責任者として合格実績と在籍数アップに貢献。
ラトル設立後は、経営のプロを目指してMBAを取得し、大学院博士課程にて『学習習慣』を研究。
現在、アカデミックでおもろい塾講師&学習塾コンサルの二刀流に挑戦中!
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