夏休みから帰ってきた肉屋で仔羊肉を買った。ひさしぶりの仔羊〜〜〜♡
épaule d'agneau(仔羊の肩)という部位。前脚のモモ肉のこと。
後ろ脚のモモ肉は gigot という。そちらはより大きく、華々しいごちそうになる。
前脚はジゴより小ぶりとはいえ、店のお兄さんに「これ4人分ですよ?」と念をおされる大きさ。分かってます大丈夫、2人で食べ切りますよ!
ひさしぶりの塊肉料理で浮かれまくり、いちいち写真を撮っていたら夫に笑われた。
夫にはめずらしくもないフランス産仔羊、しかもこんな塊、日本育ちの私には身近なものではなかったから、お料理できること自体がとても嬉しいのよ。
塩とコショウをゴリゴリ挽きかけ、まず、良いかんじに焼き色をつける。
鍋に入れ(私はココット鍋で肉に焼きめをつけるのが苦手でフライパンで焼いてから移す。非効率!)、シードルを注ぎ、ニンジン(たっぷり)、タマネギ、セロリを入れる。
それとは別に、ニンジン、タマネギ、セロリをみじん切りしてよーーーく炒めたものも入れる。煮こみの味だしですね。料理用語で le mirepoix というそうだ。
ニンニクも皮付きでひとかけら。
これをごく弱火でたまにひっくり返しつつ3時間半ほど。すぐ食べたいところだけれど、煮込み料理はひと晩置くと余分な脂が表面に浮いて白く固まる。
これを剥がして捨て、温め直せばさっぱりおいしく食べられる。そもそも仔羊は脂っぽいお肉ではないけれども、それでも余分な脂はとりたくない。
んんん~柔らかい〜〜おいしい〜〜♡
あんまりにもおいしくて、これ、2人で2日で食べ切ってしまった。食べすぎかしらね。
「肉は太らない」と私は感じているから大丈夫、ということにしましょ。