5月6月は気温20度ないような日々が続き、先週いきなり30度を超えた。急すぎるよ... 23度くらいの初夏っぽい快適な陽気をすっとばさないでほしい。

そんな暑いキッチンでパウンドケーキをつくったら(うっかりバターの期限が間近で)、なんと、これまでで最高の仕上がりでびっくりした。

 



おそらく、バターを泡立てる温度、続いて卵を加える温度が理想的だったのだろうな。

...と思ったら夏は3日で終わり、週末からまた長袖着てる。暑いの嫌いな私は嬉しい。肌寒くてショコラショーつくってしまった。

 


夏のソルドもまだあまり見ていない。夏は引きこもりがちなので(暑いとき外に出たくない)、実は夏のお洋服あまり必要ない。

さらに今年はオリンピックだから、もう引きこもるしかない。5月ごろ、議会でパリ市長さんが「パリジャンはオリンピック開催に文句言うな」とご立腹でしたけど、 住人にとっては迷惑でしかないわよ。

スポーツへの興味(するのも観るのも)がゼロどころかマイナスに振り切れている私はもちろん、ウキウキ心待ちにしている人、周りで見たことないな。

マルシェの人々も、今年はパリに来たくなくて長めの夏休みかしら。ますます私は出かける用事がなくなる...

夏休み前のマルシェでは、さくらんぼもいちごもそろそろ終わり。

 


マラデボワという品種でジャム。食べきれる量しかつくらないから、お砂糖ひかえめ、ジャムと呼べる糖度ではないけれど、マラデボワを煮ると本当においしい。良い香り。朝、フロマージュブランにたっぷりのせて食べる。