お料理は私の毎日の楽しみだけれど、実はフランスは、買って切って並べるだけでもおいしいものが食べられる。

 

その最たるものがパンとチーズね。

 


 

わが家のお気に入りカンパーニュ。

 



以前は店に入ると職人のおじさまが工房から出てきて売ってくれたが、手が回らなくなったのか販売の人が常駐するようになった。繁盛しているようで何より。

 



瓶詰めや缶詰めのパテもいろいろな種類がある。生産者マルシェなどで良さげな品質のものを見つけたら買っておく。葉っぱを洗ってサラダを添えるだけでりっぱなごはん。

 


おいしいお惣菜屋さんも豊富。これはシャルキュトリのMOF、Arnaud Nicolas さんのパテとリエット。この店のはどれも脂っぽくなくしょっぱくなく、何を選んでも大丈夫、な安心感がある。

 



パリには La Coopérative Latte Cisternino というイタリアの乳業組合?直営の店があり、イタリア直送のフレッシュチーズが買える。

 


そのへんのチーズ屋より安く、より新鮮(入荷日が決まっているから常連が殺到し数日で売り切れる)。



最高においしい水牛モッツァレラやブラータ。

 



これも切って並べるだけ。冬はトマトが無いので、葉っぱサラダと一緒に食べる。

 



ハムはこういうのをスライスしてもらう。キロあたりの単価は高めだけれど、実際に買うのはひとりぶん1枚か2枚。しかも、通常、こういうハムはうすーく切って食べるものなのでせいぜい数ユーロ。

パリはおいしいものであふれている。しあわせ。