どんよりな空模様のためゴロンゴロンして終わりそうだった休日。少し外に出ましょう、と、こういうときのお役だち、ルーヴルへ行った。

今回は17〜18世紀フランス彫刻のお部屋へ。私はこの時代の大理石の彫刻も大好きなのだ。

 



Edmé Bouchardon はルイ15世時代の宮廷彫刻家。数年前にルーヴルで特別展があり、会期中は何度も何度も見に行ったほど好き。

パリ7区グルネル通りにこの人がつくった噴水(fontaine des Quatre-Saisons)が残っている。



Falconet もいいな。これはポンパドゥル侯爵夫人のお屋敷(現在のエリゼ宮)の庭にあったそうですよ。

 



道から見える中庭にこの像が鎮座するアパルトマンがあり、通りかかるたびに「お、ファルコネ♡」とチラ見する。レプリカとはいえ高額でしょうに、野ざらしとは...お金もちのおうちですね!



ドゥラフォンテーヌの像もある。台座には9つの物語が刻まれている。キツネさんがいるのは、この像が「キツネとブドウ」の一節を綴っている最中だから。裏側にブドウの木が彫られている。

1時間ほどみて、お茶しましょ〜と近くのクリヨンへ。



ショコラショー♡ おいしーい。ポットになみなみ入って1人ぶん。おなかいっぱいですよ... おいしさと雰囲気と居心地の良さを考えたらとってもお得なのではないかしら(お得とか考える時点で庶民)。

 



これぞパラスの格式!と感心したのは、ケーブルカバーですら、床の大理石と同じ模様に塗ってあること(ちょうど席の下にあったので...)。細やか。

 



ぬかりなくケーキ売り場にも寄った。フランにひとめぼれ。これ絶対おいしい見ため!

 



パリのおいしいフランといえば、私にとってYann Couvreur、KL pâtisserie、Julien Dechenaud が不動でしたけど... クリヨンがトップかも!