Swallow スワロウ R15+
ミラベラ=デイヴィス 映画監督デビュー作。
監督の祖母が強迫性障害により手洗いを繰り返すようになったというエピソードから、着想したそう。
演技とはいえ、わけわからんものをどんどん飲み込んでいくので、見てると苦しい、、
HSPの人は、見るとやばいかも知れません、、、
NYのハドソン川沿いに住まうのは、 完璧な夫・大企業の御曹司リッチーと結婚し、玉の輿に乗った若い女性ハンター。
新婚としてしばらくの間は、豪華な邸宅での主婦暮らしを楽しんでいた。。が
リッチーは彼女の話を真剣に聞いてはくれず、 義父母からも蔑ろにされ、 彼らの自分を見下した態度や言葉に、孤独で息苦しい日々を送っている。
彼らだけでなく、その友人や仲間ともユーモアを交えてスムーズに会話できないことに、底知れぬ抑圧、ストレスを感じるハンター。
ある日、自分のコレクションの中のビー玉を食べたい という衝動に駆られるハンター。
そんなある日、ハンターが妊娠していることがわか理、義母がくれた自己啓発本の
自分のやりたいようにやるという言葉のまま、ついにビー玉を呑み込み
今までにないほどの充実感、恍惚に浸る。
そのビー玉は、自分の排泄物の中から大切に取り出し、箱にしまう。
次に、画鋲、そして電池、指ぬき、螺子回し、
どうやって飲み込むのかわからないサイズの小物まで飲み込むようになってしまう。
ある日、産婦人でのエコー検査で、腹部に異常が発見される。
緊急手術によって、ハンターの消化管から
今まで呑み込んできた無機物が次々と取り出された。
医者はハンターが妊娠によって異食症を患っているのでは と診断。
リッチーの両親はハンターに精神科の治療を受けさせることにする。
さらに、シリア出身で、家族の信頼の屈強な厚い男性、ルアイにハンターの行動を監視させることになるのだが。。
ハンター・コンラッド
ヘイリー・ベネット(2007年『ラブソングができるまで』の歌姫役で注目を集める演技派。近年『イコライザー』『マグニフィセント・セブン』『ハードコア』『ガール・オン・ザ・トレイン』スワロウでは、主演だけでなく、制作総指揮も務める。)
私、この手の顔の人(フランス顔 というか、、白目があんまり見えない、おはながそんなに高くない、つぶらな目の人)好きで、彼女は、本当に上手いので、クライマックスがいつなのかよくわからない、かなり変な展開なのですが、最後まで目が離せません。
リッチー・コンラッド
オースティン・ストウェルさん、イケメンやし、多分実際彼女を好きだし、いい旦那さんっぽい のですが、実際そうでもない という役。
私のツボは、すごい筋肉のルアイおじさん。
なんであの人が若妻の見張りなの?という、謎。
緊急事態の時は、アラビア語。
この作品は、割と心が安定している女性向けですかね。。
面白いけど、人には勧めにくい。
カップル向けじゃない。
後半、なんとも不思議な展開をします。