長年の人気(というほどではない)記事なので、時々アップデートしています。

長年、習い事の世界にいますが、
生徒のプロ(なんやそれ爆  笑)みたいな人で、
実は、自分に自信ある のに、

 いやいや、自分には無理なんで〜

 こんな下手くそですけど よかったら 頑張ります〜

など、謙遜している体で言っておくことで、

自分のプライドを傷つけないようにする人は多いです。
(別にいいんですが、でも、そういう人ほど、結構他者には批判的)

音楽とか 踊りとか、芸能っぽいことをして、

うっわ 下手くそ、
あんたなんか観たくないのに、
〇〇さんだけを見たいのに、あいつ要らない

とか言われると(思われると)
そりゃ傷つくけど、、、

でも大抵はそれ、事実でして

しかし、実際そんなこと、生で顔見ながらは絶対言われないです。
ただ、SNSには書かれるかも だけど、書いてくる人、絶対偽名なので、
この世に存在しないのと同じ。

なので、
みなさま、どんどんやりたいことやっていいと思うんです。

たいしたことなくても(失礼ですね)、
ガツガツと世に出て行く人は、結局活躍してる感じになるし、

普通(*観ることの素人)の人からすると、

そういう人(実力なんてそんなに無い、けど、なんだか、よく見かけるから有名=すごいんだろう、きっと と思ってくれる)と、

ホントにめちゃめちゃ上手い・テクニック、レベルが高い(しかも性格まで良かったりして)人の区別は、たいしてつかないんですよ。

ベリーダンスで言うと、
もともとめちゃめちゃベッピン、スタイル抜群のウクライナやロシアの美女で、
家族の生活がその肩にかかっていて、動作もクリアで、派手で上手い人 と、

無理やり顔を派手に描いただけで、脚も短く、別に食うに困らず、
なんか見たことあるよ〜 な動作の日本人を、同じ土俵に載せるのは、酷です。

でも、表現する芸術は、どのジャンルでも、そういうもんで、
色々条件悪くても、ものすごいことになる人も出てきたりします。

(フィギュアスケート、バレエ などでも、本当に、かけられるお金の具合が、先々どうなっていくかに関わり、国家ぐるみの環境とケタが違うし、
今のように、日本の人が世界で活躍できること、すごいなあ と純粋に思います)


ダンス、どうしたら、早く、もっと上手くなる?(ベリーダンス だけでなく)

チューショーやコンテストに出れるようになる?

って、
昔からよく聞かれることなのですが

照れ週に1回、今習ってる先生の真似をして動くだけ、(月1とか、月2とかの教室やサークルなどもあったり)

てへぺろうん、自分がここで一番上手いよね と思う環境の中で、平和に井の中の蛙を続ける、

おねがいYouTubeの動画を片っ端から追う、有名ダンサーの動画、TikTok、習った振り付けの動画などを観まくる、(ちょっと一緒にやる口笛

照れ1〜2年に一回ある、自分が通うダンス教室の発表会やイベント、パーティ、ハフラに、生徒グループで出るだけ、

照れクラブイベントや、コンテスト、ホールでのショーを、観てるだけ…


では、やっぱり正直、踊りの上達は難しいと思います。。

これは、どのダンスのジャンルとしても、、

ダンスをする人は、
勝ち負けがあったり、コンマ何秒を競ったりするようなスポーツのアスリートとは違う とお思いでしょうが、

やっぱり、
日々の地道な積み重ね練習と、
的確な評価を受けての、修正の繰り返し
環境の整備(良い先生に習う、良いダンス仲間の中にいる、良い批評を受けられる、温度管理や床や鏡が整備されていたり その踊りに合う場所で練習できる)、
自分を超えることへのチャレンジができる

などは、大切かと思います。

なので、ジャンル関係なく、
競技会、コンペティション、コンテストなどにチャレンジするのは、
誰かに勝つというより自分に勝つ?ために、
やっても良いのかも と思います。

最近って、
ただ評価するだけで、優劣つけない系のものもあります!(まさに、これ今風ですね)


が、しかし。。これ、どんなジャンルのダンスでもそうなんですが、、、

審査する人って、目立つもの にしか目が行かないので、

大げさに、ハッキリ、しっかり、正確無比に動いてる
ものすごーくこっち見てる
(あと、とても見目麗しい、リズム感あるなあ、オーラあるなあ なども入ります)
など、目を引かないと評価されにくいので、

わかりやすく動くクセ がついてしまう


そこを器用に、場所によってやり分けられないと、いくらうまくても、
人から見て、鬱陶しい感じになってしまうかも。

そこは、なんかちょっと問題もあるかも しれません。

万人にわかりにくいのも、曖昧なのも、カッコよかったりするし。。


あと、世間の人気者として活躍するには、
見た目の良さ、外的なセンス も、やっぱり重要ですよね。。

人からの援助や、上からの引き上げ、ファン獲得、
多くの人からの大きな応援を得るには、

意外と、実力よりも、
人徳(?)、性格の良さや(逆に、別に、本当は性格悪くてもいい)、心の強さ、幸運度とかも、、必要。

歌手、アーティスト、タレントさんの開く有料のライブ、コンサート等と違い、
ダンススクールの発表会は、ステージに出る人(生徒さん)がお金を払って開催され、そこに観に来るお客さんを集めます。

なので、出演する人たち自身が自分から宣伝したり、声がけして集客しないと、お客さんは誰も来ない場合があります。

さて、
そういう場所で1人だけ目立つ ということは普通は許されないので、

どんなに長く、教室で習っている人でも、生徒でいる限り、
ソロで踊る(振り付け師がいない状態で)という機会は、
そういったコンセプト(ソロで踊れるコンペ、バトル、コンテスト、ショー、ベリーダンス のハフラなど)で開催されるものにエントリーしていくか、自分でソロコンサートを開かない限り、なかなかありません。

ベリーダンスをする人の場合:
レダ、カウメイヤ、みたいな団体で踊るフォークロアや、
ATS(最近名前変わってますがとりあえず)、ITS などじゃなかったら、
ショーとしてのベリーダンス(オリエンタルダンス、ラクス・シャルキ)は、
ホントは、一人で踊る踊りです。

個人的には、
張り付いた笑顔でピシッと揃った一糸乱れぬ群舞(幼稚園、小学校からやってるから、日本人は得意なことの一つ)、、、
よりも、
その人 その人で、違う踊りが観たい。。
と思うのは、間違ってないと思うのですが、

やはり、取りまとめやすさからいくと、なぜかそっち(表情や、動作をびっちり揃える)を目指す先生は多いです。どのジャンルでも。


大きなお世話 でしょうが、

ながーく ただ習ってるだけ、
ながーく、 ただただ、発表会の振り付けを覚えて再現、
いやー、私なんて〜、下手くそなんで〜(実際そう思ってなくても 謙遜)
一人で踊るのなんか、無理ですよ〜

てな人って、あまりにも多いです。

あと,本人気づかずに、
自分の先生や、チームメイトなどに、実は目隠しされてる、押さえられてる人(彼女、まだ無理だから、性格大人しいから、目立つの嫌いだから とか勝手に言われちゃう)も、結構いる。

例えば、
踊りがめっちゃ上手い とかじゃなくても、"パフォーマー向きじゃないけど、教えるほう、先生に向いてそうな人”とかって、結構います。

でも、その人の先生が絶対OKを出さなかったりします。

これ、長年、同じ先生についてるベテラン生徒さんによくあります。
すでに先生よりめっちゃ踊れてたり、
教えるの上手い場合もあるんじゃないか とか。



そりゃ、
めちゃめちゃ下手(客観的に)なのに、
”私 毎週レストランで踊ります(ギャラもチップもない、衣装自腹で、まかないご飯だけで踊るベリーダンサー様)”
とかは、そりゃ止めた方がいいかもですが、

趣味でやってる人が、”今度は一人でステージで踊りたい!” とか、別に良いんじゃないんですかね。


カッコイイリズム、
美しい旋律、
音楽とともに、
心の奥から湧き出てくることを外に向かって表現して、踊るのが、ダンスの本来の姿。

で、たまたまでも、あなたの姿を見て、気に入って、拍手してくれる人もいるかもしれないし、涙する人もいるかもです。

オマエには無理だって

あんたに、できる訳が無い

ほーら、間違えたあ

なんか違うのよね、、もっと〇〇ちゃんみたいにやってよ


みたいな、
呪文を、仲間(?)、先生、家族などにかけられている人、、
もしくは、自分にネガティブの呪いをかけてる人はとっても多いです。

(って、色々なダンスしてる人の中に、自分は地味に40年はいるので)

私、全くポジティブシンキン推進家とかじゃないですし、
自分サイコー と思ってる勘違い野郎でもないです が、

失敗するかも、
間違えるかも、
恥ずかしい、
皆さんに迷惑が、、、
みんな自分を嫌いかも?

って、いや、、

もともと、周りの人、観てる人は、
ほぼ、誰もあなたに興味ないから!!

本当は、別に大丈夫なんですよ。


嫌な目に合う 辛さ 苦しさ だけでなくて、
そこから離れて、


自分から放出するエネルギーで変えられる世界
こっちを見て、拍手してくれる人がいた時の嬉しさ
次は何やろうかなとワクワクする楽しさ

もあるのを、
わかってほしいです。

本当に、
明日、生きてるかどうかもわからんのに!

やりたいようにやらないのは もったいないですよ。
(人に迷惑かけない限り)


彼女は、ダンス初心者さんですが、3年くらいの間に、20回くらいソロで踊っています。
サクサク覚えるのが苦手なので、同じ振付を何回も披露することが多いです。


彼女は、逆に1回である程度の長さの踊りを覚えられるので、2年くらいの間に何回も、さまざまな別の振り付けをソロで踊っていました。


ベリーダンス はしばらくやっても、やめてしまう人がほとんどです。
変に沼にハマると、かかるお金や時間も 無限、、

プロを目指す人はそれはそれで、やることが満載です。
すでに30代、40代の働く人だったりしたら、本当に時間足りません、、

でも、別に、ただ趣味でやっててもいいんじゃないのでしょうか。。
まだできない とか、上手くなったらやってみる、
痩せたら始める
とかでダラっと時間を過ごすより、自分がやりたいことにチャレンジしていく方が、絶対記念になると思います。