ラテックスでしあわせ「ラテシア」COMAX JAPAN

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タイ産ゴムの木の樹液から作る、100%天然ラテックス枕、マットレスの専門店です。
睡眠や寝具に関する情報をお届けします。

こんにちは!COMAX JAPAN ラテシアのカトウです。
今回のテーマは「社会的時差/ソーシャル・ジェットラグ」です。

休日に寝だめしている人、夜更かししている人は要注意!
休み明け、たくさん寝たはずなのに疲れがとれていない、こんな経験はありませんか?
それってもしかして「社会的時差ボケ」かも!

社会的時差/ソーシャル・ジェットラグとは?
寝だめによる体内リズムの乱れによって起こる時差ボケ状態です。
平日の疲れを癒すためにある程度遅起きすることはOKですが、寝過ぎるのは良くありません。

ポイントとなるのは睡眠中央時刻を大きくずらさないことです。


ソーシャル・ジェットラグ/社会的時差
社会的制約(仕事、学校、家事など)がある平日の睡眠と、生物時計と一致した制約のない休日の睡眠との差によって引き起こされる、“平日と休日の就寝・起床リズムのズレ”が社会的時差です。
学術的には「ソーシャル・ジェットラグ」と呼びます。
※2006年、ドイツの時間生物学者、Till Roenneberg教授が提唱した概念です。


【例】平日は22時就寝、6時起床、8時間睡眠をとる人の睡眠中央時刻は2時です。
この人が休日に

2時就寝、10時起床、平日と同じ8時間眠った場合、睡眠中央時刻は6時、平日より4時間ずれていることになります。

0時就寝、12時起床、平日よりも長い12時間眠った場合、睡眠中央時刻は6時、この場合も平日より4時間ずれています。

つまり、平日と同じ時間眠っても、もっと長く眠っても、眠る時間によって4時間の「時差」が出来てしまいます。

さらに朝寝坊した休日には、太陽の光の刺激を受けるタイミングが遅れてしまい、休日に海外旅行に行ったように私たちの体内時計は勘違いをしてしまいます。
このような「時差」によってメラトニンをはじめとした体内リズムも乱れ、日中眠くなったり、眠りたい時間に眠れなくなってしまうのです。
しかも、1度ずれてしまったリズムをもとに戻すのは容易なことではありません。

週明けの前半まで眠気や日中の疲労感を引きずってしまうという報告もあります。

社会的時差ボケにならないために
休日でもできるだけ普段と同じ時間に寝起きすること。

起きたら朝日を浴びることで体内時計を整えること。

夜更かしせず、長く寝すぎないこと。

どうしても寝だめしたい時は
寝だめをしたい時は、睡眠中央時間が1時間以上ずれないように工夫してみましょう。

例えば、10時間寝たいのなら、夜更かしせずにいつもと同じ22時に寝て、8時に起きるようにすれば中央時間のずれは1時間に抑えられます。
そして、朝起きたらすぐに太陽の光を浴びることも忘れずに!

ではまた

(*'▽')

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