よこやんの体調が思わしくなく、今月いっぱいは休養するとのお知らせが出ましたね。
おおぅ……泣
卒業まで残り約1ヶ月のラストスパートというこの時期に休まなければならない胸中を想うと……
しかし誰よりも本人が悔しいでしょうし、何よりも体調が優先なのは言うまでもなく。
卒コンには万全の(とまではいかずともそれに近い)状態で出るためにも、必要な休養なのだと思うしかありません。
まぁね、メニエール病の話を聞く限り、そんなすぐに良くなるようなものではないだろうとは思ってました。
むしろこんな早く復帰してコンサートとかやって大丈夫なんだろうか……と心配してましたよ。
他の仕事はちょくちょくお休みしつつ、ツアーやソロでのFCイベなどは出られるように頑張ってくれてたんでしょうね。
わたくしも先日のパシフィコでようやくよこのいる秋ツアーを見ることができたんですが、こちらから見る限りでは辛そうとかしんどそうといった様子は見えませんでした。堂々としたパフォーマンスでしたし。
でも実際は頑張って、多少の無理はしてたのかな……
改めて、そのプロ意識の高さに感服致します。
我々には何もしてやれないというのがもどかしいですが、よこやんがゆっくり休んで卒コンに挑めるように回復を祈りつつ、良い子で待っていましょう。
ままならないですね。
いろいろと。
今年はなんかこう、ままならないことが多いな。
もちろん良いことも楽しいこともあったんだけど、そうじゃないことの数がいつになく多くてしんどいですわ。
早く今年終わってくれないかなw
(ハローとは関係ない各種界隈でも今年はいろいろ良くないことが多い印象なのは、単にそういう部分に目がいってしまってるだけなんだろうか)
さて、話を変えまして、モーニング娘。'25の新曲『てかHAPPYのHAPPY!』のMVが公開されてるのでその話をしましょう。
そうさ、HAPPYにいこうぜ。
半ば無理矢理にでもな。
いや~おもろいなぁw
いいよいいよ。こういうのがなきゃね。ハロプロには。
正直、ここ数年はどのグループも普通にカッコよかったり可愛かったり、別にハロプロじゃなくてもいいような、そういう曲が多いなという印象だったんですよ。
娘。ヲタ25年やってる身としては、ちょっと物足りなさもあり。
だからこういうパッと見へんちくりんな曲が来てくれると、オレは嬉しくて思わずニヤニヤしてしまう。
単に「変さ」を狙ったような曲だったら寒いだけですが、そうじゃないのは娘。ヲタあるいはつんくヲタならおわかりでしょう。
大真面目にこれをやってるからこそおもしろい。
それがわかるヲタクでよかったと、個人的には思っております。
音が全部おもしろいもんなぁ。
これでしっかり楽曲として成り立ってるところがすごい。
ちょっとレトロ感もある、遊び心溢れるAメロBメロ。
サビになると歌詞は同じ単語を連呼してるなかで、今度はほんのり近未来感のあるメロディーラインがめちゃくちゃ綺麗でそこが好きですこの曲。
サビのメロディー超良くない?
あんな感じなのに、メロディーはすごい綺麗。
あのメロディーならもっとわかりやすく“良い曲”にもできるだろうに、そうしないところがつんく曲のおもしろさなんですよ。
安易なところに置きにいかないところが。
とはいえ、聴けば聴くほど曲の深みを感じられ、最初に聴いたときほど「なんじゃこりゃw」感はないかもと気付くはず。
わたくしはもうすっかり馴染んでしまいました。
まだまだ噛み応えはありそうですけどね。
もう1曲のラミンタッチオーネもライブで聴きましたが、両A面で出すならこれくらい落差がないとおもしろくないので、てかハピはこれでよし。(いうてラミンタッチオーネもなかなか変な曲ではあるんだよ。こっちよりはわかりやすく良い曲だけど)
きっと気に入らない人もいるだろうな、とは思いますけどね。
いかにも賛否を呼びそうじゃないですか。
特に若い人や、つんく曲に慣れてない新規ファンなんかは顔をしかめそうだな~って。
だって前作の『気になるその気の歌』でさえ、「なにこれダサいもっとカッコいい曲にして」とか言ってるヲタクがいたんですよ。(まぁあれはたぶん娘。ヲタではなかったけど)
そういう人がこの曲聴いたらどう思うんだろう。
想像するだけでニヤニヤしちゃうなw
昔はこの手の曲はベリーズとかスマイレージとか、たまに℃-uteとかもやってくれてたんですけどね。
いまは新しいつんく曲を歌うのがほぼ娘。だけになってしまったのもあって、だいぶ数が減ってしまっている。
でもモーニング娘。だけは(進化はしつつも)そういう昔ながらのハロプロらしさを守り続けてくれてる気がして、余計に応援したくなります。
どうかブレずに、流行り廃りに迎合することなく、モーニング娘。のスタイルを貫いていってほしいですね。
小田ちゃんがブログで「てかハピはフルで聴け」的なことを書いてましたが、それな。
フルで聴くと、最後の頃はなんか不思議な高揚感に包まれてるんですよ。
最初は面食らったとしても、最後には「なんか知らんが良かった……」と思える(人もいる)はず。
ラスサビのリズムのあの感じも良いよね。
ああいうのこそ「カッコいい」って言うんだよ。
表面的なものじゃなく、中身がしっかりカッコいい曲なんだ、てかハピは。
本当はカッコいいのに、あえて変わった仮面をかぶってるようなところはたしかにある。
だから表面だけ見て「なにこれ」と思う人がいるのもわかるし、これを「うわカッコいい」と思う人がいるのもわかる。
まぁ何を求めるかですかね。
最初に微妙と思っても、いつかこの曲の(この音の)カッコよさに気付くことだってあるでしょう。
無理に好きになる必要ももちろんないですし。
あとMVの話も。
MVのコンセプトは正直よくわかってないけどw、歌詞に「リーゼント」ってあるからあの髪型なんだろうし、ぶっちゃけこんな曲のMVなんてどうするのが正解なのか、ちょっと難しすぎるので。
仮に、なんか妙にカッコつけたようなMVにしたところで、それはそれで違う気がするし。
曲自体が、ハローに限らず世間を見回してみてもいまモーニング娘。くらいでしか聴けないような斬新なものだから、流行りのカッコよさみたいなものが合わないのは当然。
だからまぁ、これでいいんじゃないかな。
わたくしは好きですよ。細部に遊び心なんかもいろいろあって。
ダンスは『気になるその気の歌』に続いてえんどぅさんなんですね。
たしかに、えんどぅさんっぽいわ。
そんなによく知ってるわけじゃないけど、あの首の動きとか、サビの感じとかやりそう。
これも難しいよねぇ。
もっと普通にカッコいい感じにすることもできただろうけど、それってこの曲に合ってるかって言ったら、微妙なところではある。
だってサビでハッピーハッピー連呼したり、わっしょいわっしょい言ってる曲よ。
それで変にカッコつけられてもね。逆にダサいやん。
って、わたくしは思いましたけど、これもまた賛否が分かれそうな感じはする。
個人的には、わっしょいわっしょいのところが振り付け含めて可愛くて好きなんだけど。
っていうかさ。
なんかめっちゃげったー目立ってますやん。
ライブで見たときはこんなにげったーフィーチャーな感じだとは思わなかった。
がっつり「センター」と言っていいくらいの目立ちっぷり。
サムネもげったーだし、1人だけジャケット派手だし、何度も真ん中に来るし、曲終わってからも1人振り返ってウインクしてるし。
すごいな。
前作でもわりと目立ってたし、事務所的にはげったーを推していきたい感じなんだろうか。
はるさんも結構キテますよね。
でも今回で言えば、はるさんはやっぱラミンタッチオーネのほうかな。どちらかといえば。
それと。
おんちゃんがちゃんといてよかったよ。
前に出た公式のお知らせでは新曲には参加してる感じの書きっぷりではあったけど、結局グループには復帰せず卒業するということになってしまったし、ちょっと不安はありまして。
でもちゃんといたね。よかった。
卒業する3人のスリーショット。
この3人が来年にはもういないってまじ?
まぁ、あまり(というかほとんど)目立たない感じではあるけど、諸々鑑みて今回はしょうがないのかなとも思わなくもない。
仮にこれがラストシングルにならず、次もあったならそのときはもっと普通に目立つ感じで出られたんじゃないかとは思うので、そこがやはり残念ではあるね……
とはいえ、ソロパートもひとつだけどあった。
「信じるって愛の先さ」のところ。
(ちなみにライブではほまたんが歌ってます)
良いパートやん。
たしかに、信じるのって愛を超えたところにこそあるのかもしれない。
残念ながら、愛の先にある“信じる”までには至れなかった人たちも少なからずいるみたいですが。
まぁ、愛ほど移ろいやすく不確かなものはないからな。
なにかと素晴らしいものみたいに語られがちな「愛」だけど、実態は憎悪や嫌悪と表裏一体だし、些細なことで容易く変化してしまう、実に厄介な代物ですから。
「信じる」ということが、その先にこそあるというのは真理なのかもしれません。
そして今回もつんくさんのnoteにライナーノーツがあります。
「COOLなのにサビでは激アツな感じにならんかな~と奮闘した曲です」とのことなんですが、やっぱそうよね~という感じ。
イントロやAメロBメロとサビとの落差が良いんだよなこの曲は。
いろいろと時代の流れに抵抗してるような箇所もあって、個人的にはそういう姿勢は大歓迎です。
これでなんか「TikTokでバズりやすい構成にしました」とか言われたら、ちょっとイヤかも。
でも、つんくさんがあえてそういう狙いで曲を作ったらどういうのが出来上がるんだろうという興味はあるか。
とはいえ、そんなのがモーニング娘。楽曲の主流になってほしくはないので、仮にやるとしても一回だけお試し(または気まぐれ)くらいでお願いしたいところです。
まぁそんなのはやりそうにないですけどね。この曲たちを見てると。
この時代に於いて、アイドルを10年以上続けることのすごさというのも書かれてますが、本当にそうなのよ。
なんかこう、ハローに限らずいろんな界隈の問題とか騒ぎが起きるのを見るたびに、人前に出て自分を売っていく仕事ってめちゃくちゃ大変だしめんどくさいことだらけなんだろうな~と思うんですよね。
だって、それを受け取る“世間”というもののめんどくささといったら、宇宙規模よりもっと上なのではって感じなんですもの。
もちろんすべての人間がそうなわけじゃないけど(そうだったらもう人類滅びてる)、本当にこの世にはどうしようもない人間、愚かな連中、頭の悪い人たちがいるんだなぁと、このSNS時代に痛感させられる。
そんな有象無象の馬鹿ども(と、一部のまともな人たち)を相手にしていかなきゃいけないのって、我々が想像するよりずっと大変なんじゃないかと思います。
アイドルのファンひとつとっても、いろんなのがいますからね。
本当にいろんな人がいる。
そりゃもう、絶望的なくらいいろんな人がいるよ。
(この場合の「いろんな」って、主にマイナスな意味で使われることが多いよね)
もちろんわたくしもそんな「いろんな人」の一部ではあるんですが、少なくとも好きで応援してる人(つまりメンバー)を悲しませたり傷つけたり迷惑をかけたりするような人間にだけはなりたくないと、そう心に誓ってヲタクやっております。
なんか話がズレましたが、つんくさんのnoteでもうひとつ、先日のパシフィコ公演を見に行ったときの話を書いてくれた記事もアップされてますね。
(冒頭以外は有料なので、課金しましょう)
メンバーそれぞれに対して、つんく♂さんが思うことが綴られています。
ここだけはちょっと書かせてほしいんですが、つんく♂さんが今回のライブを見て、「モーニング娘。が今後向かっていくべき方向が見えました。なるだけ短期間で、新しいモーニング娘。の形を作り上げたいなって思います」と書かれていたので、安心と期待が膨れ上がりましたわ。
11年ぶり(というのもビックリ)に現場でいまのモーニング娘。を見て、今後の道筋が見えたとつんく♂さんがおっしゃるなら、それを信じたい。
やはりなぁ、こうやって言ってくれる人の存在(信頼できる存在)がいるのといないのとでは、ファンとしての気持ちも大きく変わるよなぁって。
何度も言ってますけど、モーニング娘。だけでいいからつんく♂さんまた総合プロデューサーに戻ってくれないかなぁw
事務所のことなんて1ミリも信頼も期待もできないんですもの。
誰か信頼できる指針がいてほしい。そうなるとつんく♂さんしかおらん。
まぁとにかく、これからのモーニング娘。の躍進に、より光が差したようなお言葉をいただけて良かったです。




