またちょっとさゆの話をしていいですか。

 

 

 

本来なら他人様に読ませるものでもないような、自分の情けない心情を恥ずかしげもなく吐き出すだけの更新なので、そんなんいらんわという方は遠慮なくスルーしてくださいね。

 

 

文字にすることで精神を多少なりとも落ち着かせるという、リハビリみたいなものなので。

 

 

 

 

 

 

「リハビリみたいなもの」って、似たようなことを昔書いたことある気がするなと思ったんですが、りほりほが卒業発表をしたときかなぁたぶん。

 

 

あのときほどではないと思うけど、わりとそれに近いような精神状態になってる気はします。いま。

 

 

 

 

 

 

さゆがすべての活動を終了すると聞いて、正直自分がこんなに動揺するとは思わなかったな。

 

 

そもそもそんなことを考えたことすらなかった。

勝手に、これからも応援していけるものだと思ってた。

誕生日が来るたびに、「○歳には見えない」って言い続けるものだと思ってた。

 

 

でもそれも今年の8月までなんだな~って、そんな事実がなんかいまだに信じられません。

そんなわけないだろって。何かの間違いでしょって。

 

 

 

間違いであってほしかったですね。本当に。

 

 

 

 

 

 

ピンクTを着てさゆ現場に通い詰めるような生粋のさゆヲタさんたちに比べれば、きっとわたくしなど“にわか”に等しいでしょう。

 

 

それでも気持ちとしてはずっとさゆを応援していたし、追える範囲で追っていたし、変わらずずっと大好きだったから。

 

 

モーニング娘。時代も。

卒業して復帰して、ソロになってからも。

 

 

 

 

 

卒業してしばらく休業したあと、またこの世界に復帰してくれたことが、いまでは遠い夢のようです。

 

 

当時の自分が、すごく羨ましい。

 

 

いいなぁ。

こちらの時間のさゆは、あと半年ちょっとで引退しようとしているよ。

 

 

 

 

 

 

 

SNS等でさゆヲタさんたちの反応を見ていると、すごい立派だなぁと思わざるを得なくて。

 

 

何よりもさゆの健康と幸せを願っていて、これまでの活動への感謝の想いが溢れてらっしゃる。

もちろん寂しい気持ちはあるだろうけど、それはグッと胸に仕舞って、ひたすらさゆのことだけを想って言葉を綴ってるのがわかります。

 

 

 

一方で自分は、言うまでもなくさゆへの感謝の気持ちはあるけれど、それ以外の余計な気持ちが留めようもなく溢れてきてしまって、あぁオレは自分のことばかりじゃないか……という罪悪感めいたものを感じてしまう始末。

 

 

情けないヲタクです。

よせばいいのに、こうしてその“情けなさ”を吐露するような文章を書いてしまうんだから。

 

 

 

 

まぁ、人それぞれなのはわかってる。

 

 

感じ方、受け止め方、人それぞれでいいんでしょう。

そんな優しさ(?)に甘えて、もう少しこの気持ちを吐き出させてもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

 

わたくしは、本当に素直な自分の願望を言うのなら、たとえ満足に歌手活動やタレント活動ができなくとも、ファンの目の届く範囲にいてくれるだけで全然いいんだよと思ってしまうようなヲタクです。

 

 

いまはSNSの時代で、たとえ芸能界からは身を引いていても、SNSを通じてその姿を見ることができたり、たまにまた人前に立つ機会があったりするOGメンバーもいるじゃないですか。

 

 

それでもいい。

完全に目が届かなくなるよりはずっといいと、浅ましくも思ってしまう人間で。

 

 

 

実際のところさゆがその辺どうするつもりなのかは、現時点ではまだ完全にはわからない状況です。

そこまで細かい話は書いていなかったので。

 

 

ただ、あまり期待はしないほうがいい、とは思ってます。

自己防衛のために。変な期待はまたダメージを受けるだけだぞと言い聞かせて。

 

 

 

 

たとえSNSだけでも、それがさゆにとっては苦しみの一因になってしまうのかもしれない。

 

 

さゆの強迫性障害がどの範囲にまで及ぶものなのか、それがどの程度の症状なのか、それを知らないので、もちろん滅多なことは言うべきではなく。

 

 

それはわかっているけれど。

情けないヲタクは未練がましく、あれやこれやと考えてしまう。

 

 

どうにかして、たとえそれが細い糸であっても、さゆとの繋がりを保てないものかと。

 

 

 

挙句の果てに、「引退まではせずに済む道はないものか」なんてことまで頭に浮かぶ始末。

 

 

本当にこれは、ばかやろうの思考でしょう。

 

 

 

アーティスト活動は難しくても、タレント活動ならば。

そこまでいかずとも、できそうな範囲でのお仕事ならば。

 

 

引退というのは、少し極端な選択なんじゃないか。

結論を急いでしまったんじゃないか。もう一度じっくり考えてみてはどうか。

 

 

 

 

そんなことが頭をよぎるのを止められないんですよ。

わかってるくせにね。それは悪あがきだって。

それ以上に、さゆの下した大きな決断に対する冒涜だって。

 

 

 

そんなこと、さゆが考えなかったはずがないだろうが。

 

 

ヲタクが思うあれやこれやなんて、とっくに何度も考えてるに決まってる。

考えて考えて、悩みに悩んで、そうやって出した結論なんだって自分でもわかってるくせに、素直に受け入れられないんだから困ってしまう。

 

 

まだどうにかできるんじゃないかって、この期に及んで考えていやがる。

どうにもできないとわかってるくせに。

 

 

 

こんな風に思うことは、プロとしての“道重さゆみ”に対して失礼だろう、と自分でも思います。

 

 

さゆがどんな想いで活動終了の決断をしたと思ってんだよって。

なんかもう、自分で考えて、自分に怒られてる。

 

 

 

あぁ自分てこんな奴なんだなぁ、カッコ悪いなぁと、こういうときに痛感させられますね。

 

 

りほりほのときもそうだったなぁ。

散々弱音を吐いたし、どうにか事態を変えられないかと、そんなことばかり考えていた気がする。

 

 

 

 

 

 

もしも強迫性障害なんてものがなかったら。

 

 

そんなことは誰よりもさゆ自身が思い、願ったでしょうが、ファンとしても思わないわけにはいかず。

 

 

まだこれからも道重さゆみとして活動を続けられる未来があったろうか。

 

 

不毛なだけのそんな考えも、いまはまだ……いやきっとこれからもずっと、頭にこびりついて離れないんだろうなぁ。

 

 

 

誰を憎むわけにもいかない。

他ならぬさゆ自身の心のことだから。

 

 

 

 

 

 

 

結局のところ、さゆのことを想うのならば、さゆが下した決断を尊重し、これからの日々が健やかに幸せでありますようにと願うことだけが正解なのでしょう。

 

 

そんなのはほとんどのヲタクがわかってらっしゃることでしょうし、もちろん自分もわかっててそこに疑いの余地はまったくないんですが、そんな当たり前の結論も、こうして紆余曲折を経ないと本当に本気で受け入れられないわたくしのような人間もいる、ということだけ覚えて帰ってください。

 

 

 

さゆがこういった決断をせざるを得ないほど苦しみ悩んでいたものがあり、この決断をすることによってその苦しみから解放されるのであれば、それを後押ししない理由はない。ないはずだ、と。

 

 

 

簡単なこと、のはず。

 

 

なのに、そんな簡単なことがひどく難しい。

 

 

 

ひとえに自分の弱さ故。

 

 

ここ数年は特に、変わりゆくものたちと、過ぎ去っていく時間がどうにも耐えがたく、過去を懐かしんでばかりいる人間です。

 

 

好きだったものが変わっていき、好きだった人が去っていく。

 

 

10年前ならどうにか耐えられたそれも、いまはとても重くのしかかってきます。

 

 

ただの趣味のはずなんですけどね。

少々身を入れ過ぎたか。依存し過ぎたのかな。してたつもりはなかったけど、そう思ってたのは自分だけだったか。

 

 

 

 

 

 

 

 

さゆもいつか、れいなみたいに結婚して子供を産んだりするのかな。

 

 

するかもしれないし、しないかもしれない。

 

 

ただ、するもしないも、それを我々が知ることはない可能性が高いということが、どうにも切ないです。

 

 

 

別にピンポイントでそのことを知りたいってことではなく。

 

 

たとえ話です。

まぁ何度か考えたことはありますから。

特に、れいなが結婚と妊娠を発表したときは、「いつかさゆも……?」と考えてしまいましたので。

(なんかいつもこの2人のことはセットで考えちゃうよね。本人たちからしたら「なんで?」だろうけど)

 

 

 

 

 

そういう姿もいつかは見ることになるのかもしれないから、覚悟はしておこうと思ってたんだけどなぁ。

 

 

奥さんになって、ママになって、それを嬉しいような寂しいような、複雑な気持ちで眺める自分を想像してたのに。

 

 

覚悟すべきは、もっと別のことだったわけだ。

 

 

 

 

 

 

ひょっとしてさゆは、そういう(奥さん/ママになった)自分の姿をファンにあまり見せたくないという気持ちもあったんじゃないか、なんてほんの一瞬だけ頭をよぎったりもしましたが。

 

 

そんなこともないのかな。

もしもこの先も活動を続けていて、そういうときが来たとしても、れいなみたいに普通に報告してくれていたかな。

 

 

ただ結果的に、我々のなかには「アイドル道重さゆみ」の姿が残り続けるわけで、それもまたさゆらしいような気もしなくもないです。

(とはいえ結婚したらアイドルじゃないのかというとそんなこともないと思うので、この話は忘れてください。さゆなら結婚しようがしなかろうが、いつまでもアイドルでしょうから)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりとめのない、実のない話を長々と失礼いたしました。

 

 

 

本当に、自分でも戸惑うくらい、ちょっと動揺がすごくて、つい。

 

 

自分、こんなにさゆのこと好きだったのか……と驚くほどです。

 

 

 

まぁ好きだったよね。

これからも、それだけはずっと変わらないだろうけど。

 

 

 

 

思えば、自分のヲタ歴のほぼ9割にさゆはいたんだなぁ。

 

 

それどころか、自分の人生の半分以上、7割くらいにさゆがいましたわ。

 

 

単純計算で、自分が16歳の頃に知って、それからずっと見てきた人が、あと半年ちょっとでいなくなるんだ。

 

 

家族や友達以外でそんな人、なかなかいないよな。

 

 

 

そりゃあ寂しいわ。

あぁ。寂しいさ。

 

 

 

 

 

締め方がわからなくなってきたので、この辺で。