書きたいこといろいろあるのに書く時間がないです~。
っていつも言ってる気がする。
いつもそうなんだからしょうがない。
そんな時間がないなかで、とりあえず鞘師ヲタの責務を果たすべく、映画『十一人の賊軍』を見てきました昨日。
おもしろかったけど、「おもしろかった~」という感想はなんか違う気はする。
まぁわりと重い話ではあるのでね。ユーモラスな部分も全然ないわけではないんだけど。
とはいえ全体的には、非道で凄惨な場面は結構あります。
そもそも原案の笠原和夫さんが「虫けらのように殺されていく民衆」を永遠のテーマにしていたらしいので、『十一人の賊軍』でも民衆どころか侍も虫けらのように殺されていったりします。
人の首が落ちるわ落ちるわ。
爆弾によって爆散する場面も多々ある。
現代だったら大惨事にも程があるけども、まぁ時代劇だから……あの時代だから……と納得させることで、わたくしのような最近メンタル弱めの人間でも見ることができました。
(最近は惨い話への耐性が弱くなってきて、それこそ『めんつゆひとり飯』みたいな平和でほのぼのした物語のほうが好きになってきている)
全部で2時間35分あるので、映画としては長いほうでしょう。
しかし見てる途中まったく「長いな」とは感じませんでした。
これはなかなかすごいことです。2時間超えの映画だと、大体途中で「長いな」と思っちゃうんだけど、これは全然思わなかったので。
キャストのみなさん素晴らしい芝居と存在感でしたが、なんといっても我らが鞘師里保さんですよ。
【新発田の女郎】
— 映画『十一人の賊軍』公式 (@11zokugun_movie) November 6, 2024
罪状⚔火付け
なつ/as 鞘師里保
自分を捨てた男の家に火をつけ罪人に。
口は悪いが、心優しい一面も。
賊唯一の女性
「今の言葉絶対に飲み込むんじゃねえ」
賊どもに降りかかる理不尽 な現実とは...#鞘師里保 #ZOKUGUN
映画『#十一人の賊軍』
絶賛上映中🔥 pic.twitter.com/g70cniDjc5
映画館のスクリーンでりほりほの芝居を見られる日が来るとは……(感涙)
ヲタク、とっても嬉しかったです。
映画ですよ映画。
エンドロールで、わりと最初のほうに「なつ 鞘師里保」という名前が出てきて、なんとも感慨深い光景でした。
嬉しいねぇ。
りほりほ演じるなつは賊軍のなかの紅一点で、とはいっても可憐な乙女というより、母親気質のある芯の強い女性といった感じ。
時に、男衆に負けないくらいカッコよかったりもしました。
それがまたりほりほのあのお顔立ちと声がよく合ってて。
可愛らしい役とかほのぼのした役も合うけど、やっぱり鞘師里保はカッコいい役が一番似合うんじゃないかと思いましたね。
なつが直接戦う場面はありませんでしたが、本人的にはみんなと一緒に戦いたかったと(どこかのインタビューで)言っておりました。
りほりほのラジオに白石監督がゲストで出たとき、じゃあ今度は忍者(くノ一)の映画でもやりましょうかなんて話もしてましたけど、いつか本当に実現してほしいですねぇ。
そんな鞘師里保ちゃんのインタビュー記事があったので貼り。
※追記で、他にも賊軍関連のインタビュー記事あったのでそれも貼っておきます。
監督のインタビュー記事もあったので貼っておきましょう。
りほりほの話もしてくれてます。
「鞘師さんのことはアイドル時代から知っていました」というのがなんか意外な気もするんですが、結構そう言う人いるんだなぁといまになって知ることが多くて。
モーニング娘。時代からわりと知られてたんですね。
みんな口にしないだけで、結構見てたりするんだなと。
なんか勝手に、もっと知られてないもんだと思ってしまっていた。
主演の仲野太賀さんと山田孝之さんもすごかったなぁ。
特に仲野さんの役柄が良かった。
世が世ならもっと立派に出世していたんじゃないかと思うと……
あとは、白髪の落ち武者みたいな爺さん(本山力さん)がめちゃいい味出してたのよね。
賊軍のなかで、ひとりだけ剣の達人感を醸し出しててカッコよかった。
強い爺さんってなんか良いよな。
阿部サダヲさん演じるご家老の狂気もすごかったわ。
ああいうちょっとサイコパスっぽい役が似合い過ぎる。
などなど、言い出したらキリがないのでこの辺にしておきましょう。
そんなわけで、良い映画でした。
モーニング娘。のOGがこうして活躍してるのを見られるのは、ヲタクにとってこれ以上ない喜びです。
どぅーが『のぼる小寺さん』で映画初主演を果たしたときも嬉しかったな。
まさかりほりほのことも映画館で拝むことができるとは思わなんだ。
今後の活躍にも大いに期待しております。
みなさんも、『十一人の賊軍』ぜひ見に行かれますよう。
グロめのシーンとか、あと爆発音や銃声がめちゃ爆音なので、そういうの苦手な人はお気をつけください。