昨日はモーニング娘。'24の秋ツアー『WE CAN DANCE!』の、茨城は結城公演(夜の部)に行ってきました。
(これは別の日の写真)
ようやく行けたよ秋ツアー。
昨日でちょうど半分くらいでしょうかね。
もう半分か~と思うと早い。寂しい。
我が地元茨城県……とはいえ、結城のほうには普段まったく行かないので正直馴染みはありません。ほとんど栃木だと思ってる。(それは言い過ぎた)
しかしこの結城の会場は2019年の春ツアーでも来たので、約5年ぶりですね。
5年前のこのときはまだ15期も加入してなかったんですよ。
そう考えると、結構前なんだなと思えます。最近は5年なんてあっちゅうまに過ぎてしまうから。
この結城の会場はちょっと変わってて、ファミリー席が前のほうにあるんですよね。
メンバーから見ると、手前に着席してる人たちがいて、立ってる人たちは半分から奥のほうにいる。(そして2階席がない)
ファミリー席住人のヲタクとしては、近い距離でステージを見ることができるありがたい会場なのです。
今回わたくしは5列目(1列目は空席)だったので、それはそれは近い距離でメンバーを拝むことができました。イエス。
でもなんかこの眺め見覚えあるな~と思って過去の自分のブログを調べたら、なんと5年前も同じ列の席から見ていた模様。
しかも位置もたぶんほとんど同じ。だって景色が一緒だったもの。
そんなわけで奇跡的に、5年前の再現のような形になっておりました。
でも当時とはモーニング娘。も変わっている。自分もまぁいろいろ変わっている。
そんなことをしみじみ考えている場合ではなく、ライブの話をしましょう。
しかし今回、記憶がだいぶ薄いです。
いつもそんなこと言ってますが、今回は本当に薄い。
まるで脳が記憶することを放棄したかのように、あたかもあれは夢のなかの出来事だったかのように、茫洋としております。
なのであんまりたいしたことは書けないかもしれませんが、記憶領域を雑巾のように絞ってどうにか書けるところだけ書きましょう。
セトリ等ネタバレするのでご注意ください。
わたくしが見たのは夜公演ですが、たぶんBパターンだったと思われます。
全体的にセトリが良いですね。好きな曲がたくさんありました。
(初日にネタバレ見たけどもちろん全部忘れてる)
初っ端から新曲『勇敢なダンス』がくるわけですが、ロッキンで初めて聴いて、最近はラジオでも音源が結構流れてるので耳にも馴染んでました。
なんといってもあゆみんのダンス。
ダンスというか見せ場というか、あゆみんフィーチャーな曲ですよね。
これがもう来年からは見られないと思うと、は?意味わからん……という心地にさせられます。
たとえ歌われたとしても、あのポジションにあゆみんはもう……
とかいきなり感傷に浸ってしまいそうになって危なかったです。
さっきも言いましたが、今回かなり近かったんですよ、ステージが。席が。
メンバーの表情もばっちり見える。
モニター見る時間はあんまりなかったかもしれない。
で、まりあちゃんのファンサがすごいなーということに気付けました。
我々ファミリー席の住人に、何度も目を合わせてくれる。
そしていろんな表情を見せてくれる。
一瞬「こっち見てる?」と思った瞬間もありましたが、たぶんあれはわたくしよりちょい手前を見てたかな。
でもなんか、誰かにファンサしてる様子をこんな近くで見ることってあまりないので、それだけでもニヤついてしまいましたね。まりあちゃんのサービス精神に。
ところで個人的に『なんだかセンチメンタルな時の歌』を生で聴いたのは初披露された春ツアー武道館以来だったと思うんですが、さすがのヲタクもこの曲では一切コールはしないんだな、と思いました。みんな静かに聴いている。
それ以外の曲ではもちろんコールとか歓声とかあるんですが、後ろ側からコールが聴こえてくるというのはなかなか珍しい体験でしたね。不思議な感じだった。
新曲『「恋人」』もようやく聴けて。
なるほど、という感じ。
好きですね、この曲。
サビのメロディー、つんくさんぽいな~と思いました。
自分だったらあの部分もっとこうしちゃうけど、そこをそうしないあたりがつんくさんって感じ。という、全然伝わらない感想。
セトリいくらか端折って書いてますが、ここから回替わりの3曲だったのかな。
『ジェラシー ジェラシー』
『悲しき恋のメロディー』
『泣いちゃうかも』
を続けて。
悲しき恋のメロディー!
ピョコピョコウルトラのカップリングですよ。
ひっさりぶりに聴いたな~。
いま気付いたけど、あゆみん(10期)のデビュー曲のカップリングだから選んだのかな。可能性はある。
泣いちゃうかも聴けたのも嬉しかったです。
これはたしかあゆみんがオーディションで課題曲だったとかそういうエピソードがあった気が……その経緯で選ばれた?
あゆみん小田ちゃんチェルの3人でMCだったんですが、小田ちゃんがスマホに保存されてる秘蔵映像を2つも公開してくれたんですよ。
ひとつは、前にテレビ(Melodix)でも出した、あゆみんが初めてオリーブを食べたときの動画のフルバージョン。(番組ではややカットされてたらしい)
あまりの味に猪木みたいな顔になったあゆみんに、「石田さん、元気ですか?」と訊ねる小田ちゃんの音声が最高でした。
ステージ上では、そんな小田ちゃんに対し「いいね~やるね~」と褒め称えてイチャつくだーさく。
もうひとつの動画は、かえでぃー卒コンのゲネプロの際に、曲紹介をするほまたんが「続いての曲はこちら」と言おうとして「続いてのこちは曲ら」と言ってしまった瞬間の映像。
前に話では聞いたことあったけど、本当にあんな滑らかにそんな言い間違いする人いるんですねw
見事に「こちは曲ら」って言ってたなぁ。
そしてほんの一瞬遅れて崩れ落ちるメンバーのみなさん。
これらはネットで出そうかとも思ったけど、そうすると一生残っちゃうから(「デジタルタトゥーってやつね」と石田さん)、いまここにいる人たちだけに見せようかなって。と小田さん。
そんな動画を見たあとで、これから曲紹介をしなければいけないと気付いた3人。
でも私たちは間違えないし、言い方も違うからね、と言ったら客席から「え~」の声が上がり、しょうがないから一回わざとやってやるよということで「いまは曲流さないでくださいね」とスタッフさんにお願いし、「続いてのこちは曲ら」をやってくれました。
しかしそのあと本当に曲紹介をするときに、笑ってしまって言えなくなったチェルw
小田さんが変わりに言ってくれました。
まぁあの流れで笑わずに曲紹介をするのはたしかにキツいw
しかも曲が『悲しくなるようなRainy day』というしっとり系の曲というねw
おもしろかったです。
なかなか貴重なものを見せていただきました。
突然ですが、げったーヤバかったのよ。
もちろん良い意味で。
げったーの魅力、知ってはいたけど「こんなにか」と慄きました。
なんていうか、美しいし、カッコいいし、可愛い。
それがどれもとんでもないレベルだし、曲によってコロコロ入れ替わっていく。
カッコいいときのげったーは、それはもうめちゃくちゃカッコいい。
騎士みたいなのよね。脳内でイメージされるのが、最強の騎士みたいなカッコよさ。あるいはジャンヌダルク(※イメージ)みたいな。
かと思えば、ニコッと笑ったときのあの笑顔にやられる。
みなさんご存じでしょうけど、笑ったときのげったーの可愛さといったらないじゃないですか。あの満面の笑顔。
そして常に纏っている凛とした美しさ。
まだ16歳というのが信じられません。
すでに完成されてらっしゃる。
げったーは沼だというのは聞いたことあったけど、本当に沼ですわ。底なし沼ですあれは。
ショートカットもよく似合ってる。
フィクションの中の女子校にいたら爆モテしそう。(現実の女子校はそういうんじゃないらしいと聞いた)
すごいっすわ。
今回しみじみ思いました。
でも相方のはるさんも良かったな~。
やっぱり歌声が魅力的よ。
ソロパートも結構もらえてた印象だし。
そして常に楽しそうだったのも可愛かったです。
楽しそうに微笑みながら踊ってる場面がたくさんあって、なんか安心しました。小動物だった。
セトリに戻りまして、『泣き出すかもしれないよ』、『女心となんとやら』、『1から10まで愛してほしい』とユニットパートが続きます。
どれも好きな曲だ。
泣き出すかもしれないよなんて、これまたいつぶりだよって。
(女が目立ってなぜイケナイのカップリング)
これをめいちゃんとはるさんが歌うってのも良かったねぇ。
女心となんとやらを歌う3人(よこやんおんちゃんほまたん)は、よこやん姉さんを慕う妹2人の組み合わせで可愛かったです。
1から10まではまりあちゃんとらいりー。
Bメロのコール、盛り上がったねぇ。
この曲好きなんだ昔から。
久々に聴けて嬉しかったっす。
その後、全員で『I WISH』歌ってるとき、後半でまりあちゃんが泣きそうになってましたねぇ。
横にあゆみんがいたからかもしれない。
あゆみんもそれに気付いて笑ってました。
わたくしは泣きました。
メドレー。
そう、メドレーがどれも最高の選曲だったじゃないか。
最初あゆみんのソロダンスから始まってね。
何がくるんだと思ったら、『冷たい風と片思い』のイントロ。
あの静かなイントロ聴くと、いまだにりほりほの卒業のこと思い出して胸がギューンとなるんですわ。
あのときの、どうしようもなく苦しい切なさを思い出してしまう。
そしていまはあゆみんが卒業を控えていて、この曲を踊っている。
泣くとかそういうのを超えて、ただただ見入ってた。
間奏のダンス、あゆみんのソロじゃなく、ほまたんと2人で踊ってたのも良かったなぁ。
“いま”だけじゃなく、“未来”を見据えた構成だったなって。
『私は私なんだ』、『笑えない話』と、ワンフォーのアルバム曲が続けてくるとは思わなんだ。
なんか今回、ちょっと懐かしいアルバム曲とかカップリング曲が結構ありますよね。良いと思います。
『人生Blues』がきたのも嬉しかった。
ここ最近この曲聴きまくっててね。この曲でひとつブログ書こうかと思ったくらい。(途中まで書いて放置されている)
そして最後に『モーニングカレー』w
これもほんといつぶりだろう。
やっぱりあゆみんがカレー好きだからチョイスされたんですよね?w
本人が選んだのかな。
なんかみんないろいろやってて楽しかったです。
文字では伝えきれない。
あでもひとつ思い出したのが、どの曲かは忘れたけど、チェルとほまたんがわりと長めにおふざけしてたのをずっと見てました。
最初は両手合わせて上下に動かして遊んで(?)て、そしたら急にじゃんけんしてあっち向いてホイやってた。
チェルが速攻で負けて、めちゃ驚いた顔してたw
そういうメンバー同士のイチャイチャがいろんなところで起こってたりするんですけどね。目が足りないのよ目が。
あゆみんのマイクチェックから始まる『HOW DO YOU LIKE JAPAN?』も今ツアーで見納めかと思うと、もはや言葉になりません。
そう、あゆみん。
なんかもう、すごかった。
卒業を決めたからこうなのか、それともこうだから卒業を決めたのか。
「極めた」って感じがしたんですよね。
モーニング娘。を極めた人のオーラ。余裕感。
もちろんモーニング娘。に果てはなく、極めることなど不可能なのかもしれないけど、1人のメンバーが到達できるところには到達してしまってる気がする。
頂点とまで言ったら大げさかもだけど、何人かいる「マスター」の1人にはなったよな、という所感。
それくらい、もうなんか余裕綽々でとんでもないことやってる雰囲気がありました。
強者のオーラとでも言いましょうか。
常人が苦戦するような敵も、一瞬で倒してしまう強キャラみたいなそれ。
だからこそこの人がモーニング娘。からいなくなってしまうのはあまりにも痛手だし、でもそれが必然である気もして。
ここまで到達してしまったら、それはもう卒業するよなぁ、という納得感。
それをね、感じました。めちゃくちゃ。
なんか、記憶がないとか言ってたわりに結構書けるもんですね。
書いてるうちに思い出してきた部分はある。
いつもと変わらぬ長文になってしまってすみません。
テキトーに読み流してください。
で、新曲『ムカ好き』ですよ。
これ書いたときのつんくさん、脳みそとろけてたんじゃないですか?w
常人の思考ではないですよね。
良い意味で(?)アホにならないと書けないやつ。
でも歌詞はアレだけど、メロディーはまだ正気を保ってる気はする。
いっそメロディーももっとイッちゃってもよかったような。レインボーピンクくらいに。
あかねちんがどこか(ラジオ?)で言ってた、「これは朱音じゃないでしょ」な部分、ちゃんと可愛かったよあかねちん。
『青春Say A-HA』歌ってくれたの嬉しかったです!
この曲も好きなんですよね~。
今回ほんと個人的に偏愛してる曲が結構あって嬉しいや。
『Wake-up Call』は盛り上がるし、『このまま!』もめちゃ好きだから最高。
本編ラストに『笑顔の君は太陽さ』を持ってくるのも良いですねぇ。
ワンフォーだよなぁ。ワンフォーからの、いまなんだよ。
あの頃形作られたものは、いまも根付いてる気がする。特に9期10期11期には。
もっとメンバーひとりひとりのことも言及したいんですが、いかんせん人数が多いので長くなってしまう。
というか、しっかり言語化するのが難しい。
コンサート見ながら「うわ~」って思ったことをあとから言葉にするのって、めちゃむずいですよね。
言葉にするのも難しいし、言葉にした途端「なんか違うんだよな」と感じてしまう。
なので一部メンバーしか言及できなくて申し訳ない。
みんなすごいのよ。知ってるとは思うけど。
しかも今回は間近で見られたから、よりいろいろ感じたことはある。
みんなそもそもめっちゃ可愛い!細い!色白い!とか。
どうしても若いメンバーの成長を称えてしまいがちだけど、えりぽんや小田ちゃん、12期3人とよこやんのすごさというのも、変に慣れずに伝えていきたいと思ってはいます。思っては。
10年目を超えて、いま尚進化し続けるお姉さんメンバーの頑張りを、当たり前のものとして受け流したくはない。
しかしこのレベルまでくると、言葉にして説明するのがたいへんムズくなってくる。
なので、むしろお姉さんメンバーのパフォーマンスこそ、自分の目で見て感じるのが最適なんじゃないかと思うのです。
いやまぁ、全員そうなんだけどさ。
みんなプロ中のプロだなぁと、今回見てて改めて感じました。
あれだけの曲の歌詞やダンスや場位置をしっかりと覚え、それでいて客席へのファンサービスも忘れない。
メンバー同士楽しげにイチャつくこともあれば、次の瞬間にはもう真剣な眼差しで前を向いている。
うーん、プロ。
世間的にはアイドルってだけで舐められることもありますけど、これだけ物凄いことをやってる人たちなんだということをもっと知ってほしい。
同じことやれって言われたら、まぁ無理よ。
あれは、選ばれし人たちがめちゃくちゃ努力した上で成り立っているものだから。
まぁわたくしはモーニング娘。しか知らないですが、少なくともモーニング娘。はそう。
ちょっと恐くなりますよね。やってることのすごさに。
あなたも同じことしてくださいと言われたら、裸足で逃げ出すと思う。
幸いなことに、そんなことを言われる可能性はないわけですが。
話がちょっと逸れましたが、アンコールです。
アンコール一発目で『わがまま気のまま愛のジョーク』なんだ、という軽い驚き。
最後のMCで覚えてるのは2人。
らいりーはこの日前髪を触覚みたいに2束垂らしてたんですが(写真参照)
これをめいちゃんに「らいりー今日は前髪2本だね」と言われたらしいです。
ダメだこの文章じゃ伝わらない。
もっとおもしろい感じだったのに。ごめんらいりー。
もうひとつはよこやん。
今日はファミリー席が前にあるということで、よこやんが『モーニングカレー』のサビを全力で踊ってるところを前にいるお客さんが祈るように見上げながら真剣に見てくれてて恥ずかしくなっちゃったけど、奥のほう(一般席)見たら全力で踊っててすごかった、みたいな話をこれの百倍おもしろい言い方で言っておりました。
そんなわけで最後は、『青空がいつまでも続くような未来であれ』で締め。
良いですね。
なんかあゆみん卒業のツアーらしい締めの曲。
しみじみと、良かったです。
そんなこんなで、最後にお辞儀をしてハケていくあゆにんを目に焼きつけつつ、結城でのライブが終了しました。
あー楽しかった。
楽しかったけど、心の片隅……いや3分の1くらいは寂しさも占めている。
だからこそ、この瞬間が尊くて、愛おしい。
そんなコンサートでした。
アルバムの他の曲はいつくるんでしょうね。
やはり次の仙台からかな。
でもまだ未公開のアルバム曲は5曲もあるわけで、そうなるとどの曲が削られるのか気になるところ。
削られる前のこのパターンの映像も残しておいてほしいなと思っちゃう。
そして売ってくれ。
という感じで、意外と書けた感想文でした。
横アリ、もうどの席でもいいからチケットは確保したい。