モーニング娘。'24の新曲『最KIYOU』のMVが公開されましたね、という話をようやく書きます。
シックでカッコいいやん!
贅沢を言えば、あと1種類くらい衣装とセットのパターンを用意して、シーンごとに切り替えてほしかった気もするけど、まぁでも悪くはない。あんまりお金かかってなさそうなわりには悪くないw
動画のコメ欄を見ると、イケメンチェル様が人気ですね。
特に冒頭から前半部分の存在感がすごい。
可愛いもカッコいいもできる野中チェルシー美希さん、ここにきてブイブイいわせてるの最高、いや最KIYOUですわ。
17期が目立つ場面も結構あり、あとは15期3人でソロパートを繋いでいく部分もあったんだなというのを、このMVを見て気付きました。遅い。
終盤でよこラップがぶちかまされ、ラストはよこやんがドドンと真ん中で終わるのも良い。
そうそうあと、一部で話題のスタッフさん(?)映り込み事案。
たしかに、そこ意識して見てると一瞬だけ見える。
でも意識しなきゃ見逃すレベルですよ。
むしろよく見つけたなと感心するわ。
あの場面はどう考えてもえりぽんのことしか目に入らないシーンでしょう。
右端の映り込みなんて見てる場合か!リーダーを見ろ!
まぁああいうミス自体は作品として言語道断だし、チェックのぬるさは相変わらずのアップフロントクオリティだなと呆れるわけですが、あのくらいならギリギリOKかなと個人的には思います。
というのも、これでもし「修正してアップし直します」とかいうことになったら、ここまでの再生回数やいいねの数、2000件以上あるコメントもすべてリセットされてしまう。
そっちのほうが嫌なので、もうこのままでいいです。
あんまり騒ぐと再アップ案件になってしまうから、まぁ今回は見逃してあげましょう。
しょうがない事務所だよまったく。
楽曲に関しては、この音源を聴いてやっとAメロBメロの感じを掴めた気がしてます。
だってメロディーというか音階というか、めちゃ複雑でムズくない?これ。
『なんだかセンチメンタルな時の歌』よりよっぽど難しい気がするんですけど、どうなんでしょう。
でも、いつもつんくさんの楽曲を編曲してる大久保さんだからか、わりとつんく曲っぽい部分は随所に感じるんですよね。
この掴みにくいAメロとか、印象深いソロパート(17期がそれぞれ歌ってるとこ)をBメロに持ってくるところとか。
だからまぁ、他の人の作品に比べればモーニング娘。っぽさというのは結構あると感じてます。
(むしろそれっぽすぎて、どうせならもう少しいつもの娘。っぽさから離れたほうがよかったのではとも少し)
ただ、そのメロディーに対して、ちょっとだけ歌詞がハマりきってない部分もある気がするなと思わないでもない。
児玉さんの歌詞は嫌いじゃないですが、今回はいつもほど上手くバチコーンとハマってないかなぁと。(全部ではなく一部が)
というか歌詞のテーマが、最近のハローに多いものじゃないですか。
この手の歌詞はつんくさんも何年も前から書いてはいるんだけど、やはりそれと比べてしまうと、良くも悪くもの“若さ”を感じてしまう。
児玉さんにしろ前作での星部さんにしろ、言いたいこと(主張)が具体的に出過ぎてるんですよね。
その辺は好みの問題でもあるんですけど、つんくさんの上手さを知ってると、どうしても未熟に思えてしまっていけない。
だからつんくさん以外の曲は、その手の「強い女性」的なやつとは別のものにしてほしいなと個人的には思ってます。
いまは「女性らしさみたいなものを女性に求めるのは時代遅れだしバカ。うざい」という風潮があって、そういう歌詞も増えている。
(その主張自体は同意できる)
しかし増えているが故に、そればかりだと陳腐に思える段階に入ってる気がするし、よほど上手く書かないとただの逆張りマンに見えてしまうから、難しいよなぁって。
逆張り感を出さず、でも聴いた人に「わかる~」と素直に思わせられるつんくさんの歌詞は、本当にすごいんだなと改めて感心しました。
なんて言ってると「このつんく信者めが」と罵られてしまいそうですが、実際つんくさん以上の歌詞を書ける(ハローに提供してる)人はそうそういないわけで、似たようなテーマで書いたら比較されてしまうのは致し方ないところではあるでしょう。
だからもっと違うテーマの歌詞にしたらいいのにと言ってるわけです。
世間を皮肉るものじゃなく、つんくさんがあまり書かないような部分を見つけて。
(でもそれだと採用されないのかな。難しいぜ……)
ところでCDのジャケ写も出てますね。
初回A
白と黒。
わかりやすい対比。
SP盤は去年末のCDJと今年のJAPAN JAMの円盤が付いてくるので、買うしかあるまい。
そんなこんなで、なんチメンタルのMV公開も楽しみです。
あっちはどんな風になるのか、想像がつかぬ。