来月30日に発売される譜久村聖さんの写真集。
その説明文がなんか泣ける。
エッグから数えれば15年ですか。
十代から二十代の半ば過ぎまで、一番多感な時期にモーニング娘。という(我々からすれば非日常的な)世界を経験するというのは、どういうものなんだろう。想像もつきません。
そしてわたくしはフクちゃんのバーイベどうしよっかなーってずっと悩んでる。
モーニング娘。としてはこれが最後のバーイベだから行きたいけど、10月の30日。
4日後の11月3日に秋ツアーパシフィコ横浜に行く予定があるので、そんな近々で二度も現場に行くのはなかなか厳しい諸事情があるのです。
でも絶対に不可能というわけではない分、余計に悩ましい。
もう少し考えるか……
このイベントのタイトル、「MIZUKINGDOMでキラーン」で可愛いんですけど、これを秋ツアーのタイトルにするのはダメだったのか。
いまの事務所はもっとカッコつけたがるから無理か。
フクちゃんにとって、バーイベに限らずモーニング娘。としておこなうFCイベントはこれが最後なのかな。
今年は9月14日の記念日に何もさせてもらえなかったから、思えば去年のクリスマスイベントがモーニング娘。としてのFCイベントは最後だったんですよね。(今年のクリイベは卒業後だろうから)
クリイベが最後どころか、グループでのFCイベが最後だったんだ、あれが。
事務所は結成記念日にできないのがわかってたんなら、夏にでもFCイベやらせてくれればよかったのにねぇ。
秋でもいいよ。10月か11月にやろうよ。なんで娘。だけやらせてくれないんだろ。酷いねぇ。
卒コンいつになるのかわからないけど、いっそ今年のクリイベを12月の頭とかにやっちゃうのはどうよ?フクちゃんがいるうちにさ。
さて、遅ればせながらフクちゃんのnon-no連載を一気に3つ読みました。
なかなか気軽には読めない故、あとで読もうあとで読もうと思っているうちにどんどん溜まってしまってた。
なので第3回から昨日の第5回までを一気に。
こんな濃いインタビュー記事を無料で読ませてもらえるなんて。
フクちゃんとnon-noさんにお礼申し上げます。ありがとうございます。
2013年と2014年は、メンバーやファンはもちろん、事務所も一丸となってモーニング娘。を盛り上げようとしてくれてたなぁというのを思い出します。
残念ながら、いまでは考えられないことです。
モーニング娘。を売ろう!またブレイクさせてやろう!という気概が、当時のアップフロントにはたしかにありました。
そういうのはファンにも伝染するもので、リリースの際もファン同士の盛り上げによってシングルが何作も連続でオリコン1位になってそれがまた話題になって……という正の連鎖があったんですよね。
やっぱり、運営であるところの事務所がいかに盛り上げようとしてくれるか、という点は大事だったんだなと、いまはより強く思います。
売れる売れないの話だけではなく、いまいるファン、そしてメンバーのモチベーションにも繋がる部分ですからね。
少なくともわたくしにとって、本当に純粋に「モーニング娘。を応援することが楽しい」と思えていたのは2014年の、さゆが卒業した日まででした。
そんなさゆ卒業後の2015年。
第5回のこのインタビューは、自分自身の想いも相まって、込み上げるものがありすぎる。
フクちゃんが娘。のリーダーになって本格的に始動した2015年。
いまのほまめいらいりーの年齢でもうリーダーになったというのは、大変なことも山ほどあったことでしょう。
つらいときやオフの日はいつも寝ていたというのも、身体を休めるというより、寝ていれば何も考えずに済むからという部分が大きかったのかなぁと思ったり。
高校時代の話はこれ初出しでしょうか。
あゆみんとクラスが同じだったとは知らなかった。
(高校)卒業直後に街で制服を見て言い合った言葉というのが、切なくもあり。
12期に関しての部分は、フクちゃんもリーダーになって1年目だし、仕方のないところは多々あったでしょう。
だってまだ十代だったんですよ?エッグからの経験があるとはいえモーニング娘。はまた全然違うものだし、最年長ですらなかった。(当時の最年長ははるなん)
加入間もない新人を4人も面倒見るのは、それはさすがにキャパオーバーですよ。むしろそこは事務所がもっと(リーダーのことも12期のことも)サポートしてやるべきだったはず。でもフクちゃんがリーダーになったタイミングでつんく♂Pもいなくなり事務所の運営体制も大きく変わってしまって、わたくしに言わせれば「娘。以外のグループにばかり目をかけるようになった」はじまりの年でした。(さらに言うなら「娘。を干すようになった」というのが個人的な印象です)
そんなときにリーダーを任されたフクちゃんは、もしかしたら娘。の歴史のなかで一番大変な時期を担わされたのかもしれない、とさえ思います。
そして同期の、りほりほの卒業。
何年か前に雑誌のインタビューでも言っていてそのときも思いましたが、フクちゃんもヲタクと(っていうかわたくしと)同じような気持ちだったということが嬉しいし、救いにもなりました。
だってさ、これから!ってときだったじゃん。
いまでも当時の気持ちを思い出すと苦しくなる。
まったく言葉を取り繕わず言うなら、本当に嫌だったし、卒業しないでほしかった。少なくともあのタイミングはないだろと思ってた。
でもりほりほのことが好きだし、それが本人の希望ならば素直に受け止めて応援したいという気持ちもあったし、そんな気持ちにまた苦しめられるという感じだったのを覚えてます。
だから当時、フクちゃんも「本当にいいの?」と思って何度も阻止しようとしてくれていたことが、なんだか嬉しい。
マネージャーさんに「どうしたら里保ちゃんが残ってくれると思いますか?」って相談までしてくれていたとは。
ヲタクとしてもあまりにショックだったけど、フクちゃんも同じ気持ちだったんだなということが、わたくしにとっては救いなのです。
そしてもちろん、りほりほにしかわからない想いや決意があったというのも、いまならばもう少し冷静に受け止められます。
本当にいろんなものを背負っていたんでしょうね。
この年の9月ごろだったかな。りほりほが何日か仕事をお休みしたときがありました。
体調不良とのことだったけど詳しい病名などは公表されず、たしか「ベッドから起き上がれなかった」みたいな説明をしたんじゃなかったかな。
それくらい、心身共にいっぱいいっぱいだったのかなとか、当時めちゃくちゃ心配したのも覚えてます。
フクちゃんにしろりほりほにしろ、その当人にしかわからない苦しみや葛藤があったんでしょうねぇ。
いや、それはいまも、どの時代にもあるんでしょうけど。
そんな2015年。
わたくしが事務所の運営に対してあれこれ不満を抱くようになったのも、この年からですw
だって明らかに態度が変わりましたもん。
モーニング娘。に対する態度が。対応が。
それ以前とそれ以後では、まさに「人が変わったように」変わった。
まぁ実際、人が変わったんでしょうね。文字通りの意味で。
そんなタイミングでリーダーを任されるようになった十代の女の子の心情たるや、いかばかりか。
我々には計り知れない辛苦があったと思います。
本当によく乗り越えてくれたなと、感謝しかありません。
それにしてもこのインタビュー記事、最終的に書籍化とかしれくれないかなぁ。
書き下ろしとか未公開の写真とかも加えれば立派に商品になるでしょう。
そう、写真もどの回もすべて素晴らしいんですよね。これだけでもお金出せるレベル。
non-noさん、そしてアップフロントさん、ぜひ御一考ください。
ヲタクは買う準備万端です。