代々木での25周年記念ハロコンから二夜明け……

 

 

 

昨日の深夜にようやく録画を見て、と言ってもまだ昼公演しか見てないけども、やっとみなさんと同じテンションなれました。

 

 

 

 

 

 

 

というのも、最初はなんだかあまり興が湧かなくて。

 

 

9日の現役だけの公演、そして10日の昼夜2公演。

 

 

Twitterで感想を見たり、メンバーのブログを読んだり、ネットのニュース記事を読んだり、セトリとかいろいろと情報を仕入れたものの、どうにもテンションが上がらない。

 

 

どこか他人事のような、みんなの盛り上がりを尻目に自分の気分はむしろ沈んでいくような、そんな気持ちに若干なっていて、自分でも困惑しておりました。

 

 

まぁ言うてハロコンだし、結局オレはどこまで行っても娘。ヲタでしかないんだろう。

と思い、それもその通りではあるんだけれど、それにしたって10日の昼公演はもっとテンションが上がってしかるべきじゃあないか?とも思い。

 

 

 

それがようやく変わり始めたのは、昨日のれいなのブログとツイートを見てからでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここに至ってやっと「すごいことが起きていたようだ」という認識が追いつき、沈んでいた気持ちも浮き上がりはじめ、録画した映像を見て夢見心地のヲタクになることができた次第です。

 

 

 

やはり情報だけではダメで、せめてその映像を見ないといけなかった。

 

 

本当は現場で直に見るべきだったんでしょうが、「所詮ハロコンだろう」と高を括っていたわたくしにその選択肢はありませんでした。

いまさら悔やんでも遅いけど、10日の昼は行っておくべきだったかなぁ……

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで冒頭は現役ハロプロによる懐かしのナンバーが聴けたわけですが、モーニング娘。の華、すごくないですか。

 

 

これは娘。ヲタの贔屓目だと思われてもいい。

誰もが少なからずそういうのはあるし、わたくしも否定しないさ。

 

 

決して他のグループに華がないわけじゃないけれど(そりゃそう)、最後にモーニング娘。が出てきて『ロマンティック浮かれモード』を歌いはじめたときの、あの「華がある!」感がすごいなって思ったんです本当に。

 

 

歌が上手いとかダンスが上手いとか顔が可愛いとか、そういうことを超越して、総合的なエンターテインメントとして、モーニング娘。というグループの持つ強さがすごいなって。

 

 

バカ言え俺の好きな〇〇のほうがすごいぞと言いたいヲタクも多いでしょうが、別に争う気はないのです。

ただそれぞれが自分の好きなグループを一番だと思っていればいい。

このブログだから言いました。Twitterとかでは言わないけど。(なんとなく)
 

 

 

 

 

そしてMCとして中澤姉さんとこんこんが出てきたときの、懐かしさと安心感。

 

 

裕ちゃんの声をこんなに聞くのもわりと久しぶりかもしれない。

(中澤さんが「裕ちゃん」と呼ばれることも多かった時代にファンになったので、わたくしもいまだに裕ちゃんと呼んでしまうのである。自分のほうが年下だけども)

 

 

 

 

 

そこからはもう、ただただ懐かしく感慨深い時間が――

 

 

 

 

それはたしかに過去であり、現在でもある。

 

 

不思議な気持ちになるというか、時空が歪むというか。

 

 

みーよ(三好さん)お久しぶり。

美勇伝が来年で結成から20年だなんて、そんなわけがないぜ。(ある)

 

 

2004年。そんなに前だったっけ?

でもたしかに石川さんが卒業したのがそれくらいか。

オレが娘。ヲタになってから3年と少しでもうそんな感じだった?いま思い返すとその3年ちょいがめちゃくちゃ濃くて長かった気がするんだけど……

 

 

いまの3年なんて3分くらいで過ぎ去っていくじゃないか。

いまから3年前、世の中がコロナで右往左往していた時期。

この3年と、20年前の3年は、たぶん時間の進みが違う。同じなわけがない。

 

 

 

 

太陽とシスコムーンは1曲目の冒頭からとんでもない歌声を放ってくる。

本家のフェイク、やはりスゲェ。

 

 

裕ちゃんと太シスのトークだけで2時間はいける。

昔はよく裕ちゃん&稲葉さんのコンビでの関西トークを聞いて笑ってたなぁ。普通におもしろいからねあの人たち。

 

 

っていうか稲葉さん、20年前と顔まったく変わってないんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

そのあとの、あぁ!あぁ!あぁぁぁぁぁぁ!!!

 

 

いまでもこの3人がこうして揃うことができることを喜びたい。

たった1曲しか出してないのに、しかも当時はみんな子供も子供だったのに、2023年にこうして大人の3人が揃って最高の歌声を聴かせてくれるとは。

 

 

言われるまで雅ちゃんと愛理ちゃんがサプライズゲストだということに気付かなかった。

そういえば、本来2人が出るのは夜公演のほうでしたね。

 

 

れいなは本当に、いつまで経っても田中れいなだなぁ。

ああいう衣装も抜群に似合う。あのデザインを見るだけで「田中れいなだ!」とわかるやつ。

 

 

 

 

 

 

ほんとすげぇよ。

生ける伝説と言っていいと思います。

 

 

辻ちゃんのWとこんこんのカントリー娘。に想いを馳せつつ、さゆのララピピを堪能する。

 

 

さゆもまたれいなと同じく、生ける伝説だと思ってます。

 

 

この2人に関しては、OGというよりもはや現役。
ハロメンではないというだけの現役でしょう。

懐かしいというより、現在進行形という感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辻ちゃんもだけど、やぐっちゃん、ミニモニ頑張ってたなぁ。

 

 

言うて2人も相当若いけどな。

その歳でそのキラキラ感は、常人には出せん。

 

 

 

プッチモニとタンポポも!あぁ!(これは感嘆詞)

 

 

 

市井さん、めちゃ綺麗じゃなかった?

この人も相当常人離れしてるということに、今回気付かされました。

圭ちゃんもそうだけど、昔より美しくなってるまである。

 

 

タンポポに辻ちゃんが入ってたのが感慨深いです。

MCで言ってたけど、タンポポにもプッチモニにも入れなくて、それでもずっと練習だけはしてて、それがついに報われた25周年に乾杯。

 

 

 

 

 

OG勢の輝きがすごすぎて、共に参加してる現役メンバーや若手OGにまったく触れられてなくてごめん。

 

 

ほんとはこんなに細かく書くつもりはなかったのに。

もっとざっくり全体の感想だけ書く予定だったんだけど、セトリを改めて見たら1曲1曲なにかしら言いたくなってしまう。

 

 

 

 

 

 

だって裕ちゃんが両手を広げたら炎が舞い上がったんですもの!

 

 

さすが大ボス。

結婚して子供も生まれて雰囲気も柔らかくなったけど、やはりこの人はモーニング娘。及びハロプロの初代リーダーであり、存在感という意味でも大ボスなのだと再認識しました。

 

 

 

 

 

そこからのOGと現役モーニング娘。とのコラボパフォーマンスは、記憶が曖昧です。

 

 

まるで夢を見ていたかのような。

ひょっとしたら自分はもう現世とおさらばしていて、ここが天国ってやつなんじゃないかとさえ思いました。

 

 

かつて見ていたモーニング娘。と、いま現在見ているモーニング娘。が一緒に歌っている……

 

 

ヲタクの妄想が具現化している。

そんな日が来るとはね。

 

 

 

全部最高だったけど、『Do it Now』で愛ちゃんとこんこんが一緒に歌ってるのは胸熱だった。

この2人でって、いままでなかったですよね。ステージでは。

 

 

さゆれなによる『大きい瞳』が見れたのも素晴らしかった。

この曲は個人的に一番ノレる曲で、聴いてると自然に体が縦ノリになります。一番でかい声で「ヲイ!ヲイ!」が言える曲でもある。

ひとつだけ言うなら、亀ちゃんポジションにフクちゃんを入れてほしかった。

 

 

 

そしてプラチナ期+現役おねえさんチームによる『リゾナントブルー』は今世紀もっとも尊くて素晴らしいパフォーマンスだったかもしれない。

 

 

このへん、ずっとニヤニヤが止まりませんでした。

心が溶けるかと思いました。そのせいで記憶に紗がかかってて上手く像が結ばない。

まぁまた録画を見直せばいいんですが。

 

 

 

そのあとにOGメンによる恋レボがきて、なんだかもう灰になってしまいそうでした。

 

 

これはまさに“あの頃”のモーニング娘。による“あの頃”の恋レボなのに、当時はいなかった市井さんがいたりもして、時空が歪みまくっている。脳が混乱してきた。

 

 


 

 

これらを全部まとめて一言で表わすなら、

 


 

とんでもないものを見た。

 

 

 

に尽きます。

 

 

 

お祭りというより、走馬灯に近いのでは。

 

 

極限状態のヲタクの脳にしか生まれないようなものが、現実として存在していることに困惑すらおぼえる。

 

 

そんなステージでした。

 

 

 

 

そして最後の全員参加のALL FOR ONE(以下略)を、天を仰ぐような気持ちで聴いてフィニッシュ。

 

 

 

 

 

すごい2時間だったなぁ。

 

 

映像見るまでテンション上がらなかった自分が嘘のようだ。

 

 

テレビで見てこれなんだから、現場に行ってたら正気を保てなかったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

とても素晴らしいコンサートだったけど、これでもまだハロプロの25年をすべて網羅したわけではないというのが恐ろしい。

 

 

曲はもちろん、メンバーも。

 

 

だって、これだけ豪華な出演者のなかに、安倍なつみも後藤真希も鞘師里保もいないんだぜ?

 

 

たしかに充足感で満たされたけど、その3人も、他にもまだまだ参加してないメンバーがいる。

まだまだ語り尽くせてない歴史がある。

 

 

 

特に、なっちごっちんりほりほは、モーニング娘。はもちろんハロプロの歴史にとっても超重要なメンバーでしょう?

 

 

25周年の祭りにその3人がひとりとして参加してないなんて、寂しいものがあるじゃないか。

 

 

いやもちろんいろいろ事情があったりスケジュールが云々だったりでしょうがないのはわかってるけど、ハロプロの歴史を語るうえでは絶対に欠かすことのできないエースたちのことを忘れたくはない。

 

 

 

でも逆を言えば、その3人がいなくてもこれだけ豪華なコンサートができるくらい、25年の厚みはすごいということでもあるんでしょう。

 

 

 

いつか、できる限りたくさんのOGが集まったお祭りコンサートも見てみたいなと思ってしまいますね。

スケジュールも頑張って調整して、事務所が違うとか大人の事情も乗り越えて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

といった感じで、軽く感想を書くつもりがまた長々と。

 

 

 

夜の公演はまだ見てないので、そちらは後々。

(感想ブログは書かないと思うけど)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モーニング娘。の25周年もこれくらい豪華なイベントやってほしかったよねー。

 

 

ハロコンだと娘。関係以外のグループも当然出るから、単純に時間が足りなくなる。

今度はモーニング娘。とそのOGだけのお祭りもやってください。それなら迷わず行くから。