元アンジュルムのかっさーの新たな活動がハロヲタ界隈を騒がせているようなので、わたくしも乗っかって何か書いてみようと思ったんですが、話題の焦点がどこにあるのかいまいち把握しづらいのでやっぱやめよう。
Twitterには少しだけ書いたものの、ブログとしてまとまった文章にするとなると果たしてどの部分をメインに書けばいいのかわかりかねる。
というのも、かっさー自身の話はもちろん、それについてハロヲタとして感じる複雑な気持ちや、メンバーがそうなるに至るハロプロ及びアップフロント運営への苦言または擁護、OGメンバーに対する関心/無関心、良くも悪くもムラ化しているハロプロなどなど。
あるいは彼女が挑戦中の視聴者参加型サバイバルオーディション番組に関する黒い噂(いわく、番組側が意図的に演者を悪く見せる演出をするとか、一部視聴者による苛烈な演者バッシングとか諸々)について。
とにかくこのかっさーの件に関して、ヲタクによってどの話をするか微妙に違くて、話題がとっ散らかっているのです。
娘。ヲタのわたくしとしては、かっさー自身について思うことは特になく(なんにせよ挑戦することは立派だなぁと思いました)、ああいった韓国発の良くも悪くも刺激的なオーディション番組にも一切興味はないので(黒い噂を聞いて余計忌避感が増した)、自然、考えるのはハロプロやアップフロント運営のこと、メンバーやヲタクのことなどになりはするんですが。
Twitterを見てると(ところでわたくしはアプリをアップデートしてないのでまだ青い鳥がさえずってます)、自分が思うようなことはもう大体みなさん言ってるので、改めて書くこともないかなって。
とか言いつつちょっとだけ書くと、自分は当然メンバーではないからあくまで外から見たファンとしての視点や考えになりますが、ハロプロにも良いところと悪いところがあるよねみたいなよくある結論に。
ハロプロやアップフロント運営に対して感じる不満やもどかしさにも大いに共感できるし、OGを見て「別の事務所に移ったほうがいいのでは?」と思うこともある。
でも客観的に見ればアイドル界のなかでハロプロはそれなりに売れているし安定もしてる、ヲタクが言うほど悪い環境じゃないというのもある程度はその通りだと思うし。
ほんと、どちらの意見も頷けて、たぶんどちらの意見もそんなに間違ってはいない。
単純に「こう」と言えるものじゃないってことなんでしょう。
あちらの界隈がエンタメとしてビジネスとしてなにもかも優れているかというと、たぶんそうでもないんだろうし。
人によっては「ああいったK-POPビジネスこそエンタメの至高である」という価値観で話をしてる様子も見受けられるんですが、わたくしはそうは思わないので。
規模の大きさやお金のかけっぷりはたいしたものだなぁとは思うけど、素人目にも「見えないところでいろんな軋みや歪みがあるんだろうな」と感じるし、実際そういう話も結構聞こえてきます。
メンバー本人がやりたくてやってるならそれでいいとしても、すべてのハロメン(またはアイドル)があそこを目指すべきだとは思わない。
ハロプロもああなるべきだとは思わない。
なぜならやはり、そこには高確率で“健全ではないもの”が含まれているからで、それはたしかに刺激的だし傍から見ればおもしろいと思うこともあるだろうけど、どうにもきな臭さのほうが強くて素直に楽しめないと感じてしまうから。
いまのハロプロやアップフロント運営の問題点は山ほどあるにしても、「ハロプロを離れて流行りの界隈に行くこと」がアイドルやアーティスト(エンターテイナー)としての至上というわけではないだろうという話。
まぁたしかに、ハローに居てはできないこと、目指せない場所というのは残念ながらあるでしょうけどね。
その辺はヲタクよりも、事務所によ~く考えてほしいなと思うところであります。
なにがなんでも“安定”を死守しようとすることが、逆にファンを飽きさせ、メンバーを倦ませ、安定を失う要因にもなったりすると思いますので。
少しはヲタクを楽しませてね、アップフロントさんも。
じゃないとファンもメンバーもみ~んな別のとこ行っちゃいますよ?
と脅しておこう。
しかしモーニング娘。を22年ほど応援してると、その時代によっていろんな流行り廃りが生まれるなぁという気持ちになります。
K-POPにしても、ひと昔前にも流行りましたよね。
当時はいまみたいに日本人までK-POP的な衣装と髪型とメイクをしてそれっぽい歌を歌いダンスを踊るようなことはなかったけども。
時代は繰り返す。
そんな繰り返しのなかで25年以上漂い続けているハロプロも、まぁある意味でたいしたものではあるんじゃないでしょうか。
言うてわたくしはもうハロヲタではなく娘。ヲタでしかない身ではありますが。
いつか娘。の卒業メンバーからもあっち界隈に進む子が現れたら、自分はどう感じるだろうなぁ。
いま現在の心境で言えば、応援はするしある程度は見聞きするだろうけど、できればそちらにはあまり近寄りたくないというのが本音かもしれない。
たぶんハロプロにはハロプロの、ハロプロにしかない魅力というものがあるんだと思います。だから25年以上も続いてる。
(それが今後も長く続いていけるかどうかは事務所次第なところが大きいと思いますアップフロントさん聞こえますか)
そんなことをあれこれ考える昨日今日でした。おわり。