モーニング娘。の歴史を語る上で欠かせない人物のひとりが夏まゆみ先生で、その功績は改めて語るまでもないほど明確であり、有名でもある。

 

 

 

夏先生だけではないけど、夏先生がいなかったらこんにちのモーニング娘。もなかったかもしれない。

そう言ってしまっても構わないくらい、娘。にとっても重要な先生で。

 

 

 

だから早すぎる訃報にはとても驚いたし、モーニング娘。のファンとしても悲しい。

 

 

だって、ちょっと前にミキティの動画に出てたのに。

 

 

元気そうだったのに。

もちろんそれはそう見えていただけだったんだけど、あれからたった数ヶ月後にこんな知らせを聞くことになるとは思わなかった。ただただ残念です。

 

 

 

 

去年は番組であゆみんのダンスを審査して、絶賛してくれたことも記憶に新しい。

 

 

20周年のときも、1期メンバーと(当時の)現役メンバーによるモーニングコーヒーの振り付けを夏先生がしているメイキング映像があって、感慨深く見ていたのを覚えてる。

 

 

 

 

表舞台(ファンにも見える場)でモーニング娘。に深く関わっていたのはもう何年も前だけれど、その後もちょくちょく関わることはあったし、メンバーから昔の夏先生の話を聞くことも少なくなかった。

 

 

 

なぜかずっと覚えてるのが、その昔ハロプロが『ハローチャンネル』というムック本を出していたとき、鞘師りほりほのダンス企画として夏先生に指導してもらっていた回。それのメイキングというか、動画。

 

 

そのとき先生はりほりほのダンスを見て、技術云々の前に「膝を床に強くつかないように気を付けなさい」と言っていて。

 

 

ダンスにとって膝はとても大事だし、怪我もしやすいからと。

 

 

そこをかなり念押ししていたのが印象に残っていて、りほりほ×夏先生のイメージはとにかく「膝を大事に」という指導の部分だった。

(りほりほ本人もそれを覚えていたようで、昨日インスタのストーリーに書いていた)

 

 

 

 

 

 

 

夏先生といえば、モーニング娘。のオーディション合宿でダンス指導を担当していたのがもっとも印象深い。

 

 

当時はテレビ的な演出もあって「恐い」という印象が強かったかもしれないが(実際恐い部分もあったろうけど)、個人的には、良い意味で感情的な人なんだなと思ったのを覚えている。

 

 

いまいちやる気が見られない候補者に対して、涙を流しながら「そんな人にモーニング娘。になってほしくない」と言っていたのを覚えてる人も多いんじゃないだろうか。

 

 

それくらいモーニング娘。のことを大事に想ってくれてるんだなぁ、熱い人だなぁとどこか嬉しく思いながら、当時中学生とか高校生だった自分は映像を見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて軽く振り返ってみたけど、思い返せばきりがない。

 

 

そして圧倒的な事実を前に、言葉はただむなしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからもモーニング娘。のパフォーマンスのなかに、夏先生の作品(魂)は生き続ける。

 

 

当時熱狂したあの曲の、あの振り付け。

いまも歌い継がれる曲の、あのダンス。

 

 

そして小田ちゃんがブログに書いていたように、それ以外のものもずっと、モーニング娘。のなかで生き続け、受け継がれていくはず。

 

 

 

 

つんくさんの楽曲に夏先生が命を吹き込んだ最高のエンターテインメントを、ファンとして、これからも楽しませていただきます。

 

 

 

ただのいち娘。ヲタがあまり大仰に締めるのも僭越なので、シンプルに、ありがとうございました、という感謝の念でこの文を終えましょう。