先日、日テレプラスで放送された3時間の番組『The Day』のモーニング娘。スペシャルを見ましたようやく。
愉快なトークや楽しいミニゲーム(黒ひげ)などなど、言及したい部分は多々ありますが、長くなるので「これぞ」と思ったある話だけちょっと触れていきたい所存。
それはだーさく2人でのトーク。
「仲が良いメンバーは?」の質問にあゆみんが小田ちゃんの名を挙げたというこの現実を深く噛みしめたい。
来るところまで来ましたね、だーさくも……(遠くを見ている)
まさかこんな日が来るとは。
ビジネス不仲をやっていた頃がもはや懐かしい。
ちなみに小田ちゃんは「一番とかない」と答えておりました。
そういうとこも好きよ。
しかしそれは本題ではなくて、今回触れたいのは……えーっとなんだったかな。話の導入が思い出せん。
まぁとにかく話の流れで、2人が「いつだってセンターに立ちたい」みたいなことを言っていたわけです。
「先輩だから後輩のことも考えなさいというのはもちろんあるし後輩が活躍していると嬉しいけど、じゃあ私が端っこに行ってその道を譲ってあげたいですかと言われると、そうじゃない」と小田さん。
それな!!
と思いました。
「(先輩が譲るのではなく後輩が)獲りにきてほしい」
「こうしたい(ファイティングポーズ)」
とも言ってましたね。
それなのよ。
それでこそモーニング娘。じゃん?
最近はさ、まぁヲタク側の話なんだけど、やれ後輩にチャンスを譲れだの歌割りを寄越せだのやかましいヲタクが目に付くけどさ、なに甘いこと言ってんだ?と思うわけさ。
チャンスは自分で掴み取るもんだろうが!
歌割りは自分で取りにいくんだよ!先輩に譲ってもらおうとしてんじゃねえ!
いや、別に後輩メンバー自身がそんなことを言ったわけではまったくないし、メンバーは誰もそんな甘っちょろいことは微塵も思ってないとわたくしは信じてますが、そのメンバーの(一部)ヲタクはそういうことを動画のコメント欄とかTwitterとかに書いて、まるでベテランメンバーや歌割りの多いメンバーが悪いみたいに言ってるのがほんとに我慢ならんくて。
バカ言ってんじゃないわよ。
モーニング娘。をなんだと思ってんだ?
先輩が後輩に道を譲る?どんだけ甘ちゃんな考えしてんだバカ。
チャンスが欲しけりゃ自分で勝ち獲るんだよ。
あの子たちはずっとそうやって頑張ってきたのに、それをヲタクがないがしろにしてどうする。
そんなこと言ってるからゆとりだなんだと大人に馬鹿にされるんだろうが。
ただ黙ってそこにいればチャンスが貰えると思って生きてるような甘々な連中が、「後輩だから」とか「歌割りが少ないから」とかいうだけの理由で後輩メンバーにチャンスをよこせなどと言ってやがる。
それはもう、メンバーに失礼なんですよ。
先輩メンバーにも失礼だし、後輩メンバーにも失礼。
チャンスを掴もうと頑張ってる最中の子に対して、「この子をタダで優遇してやってください」と運営に訴えるなんて、その子の頑張りを一番信じてないやつの言うことじゃんか。
先輩に譲ってもらうんじゃなく、自分で獲りにいくんだよ。
実際メンバーはみんなそうやって頑張ってきたし、いまも頑張ってるからあんなに輝いて見えるんだろうが。
ただ自分の順番が来るまで待ってるだけ、他の人から譲ってもらえるまで待ってるだけのアイドルなんて、応援したいと思うかよって話。
ほんと最近の一部ヲタクは甘っちょろい。
自分の好きなメンバーが美味しい想いをするためなら、どんな恥知らずなことだって言いやがる。
それが一番その推しに対して失礼であるのにね。
って思いました。
特に歌割りに関して、最近はライブ映像とかMVのコメント欄とかにそういうふざけたコメントがちょいちょいあるのが気になっていたので。
いま歌割りが多いとされるメンバーだって、何年もかけて、努力して努力してここまで登り詰めたんですよ。
なのに一部の馬鹿がそれに文句を言う。
じゃあお前の推しが頑張ってたくさん歌割りをもらえるようになったとき、他のヲタクから「歌割りを他のメンバーに譲れ」って言われたら納得するんか?
その手の甘ちゃんヲタクが言ってることを見るたびに、モーニング娘。はそんな甘っちょろいグループではありませんよと言ってあげたくなる。
なので、今回メンバーの口からそういった想いを聞くことができたのは嬉しかったです。
それは決して「後輩に譲るつもりはない!」ということではなく、「先輩がみずからチャンスを後輩に譲ってあげるというのは違う」という意味ですからね念のため。
(こう言っておかないと、また悪意ある風に解釈する馬鹿が現れるから)
小田ちゃんも、「獲りにきてほしい」「こうした(ファイティングポーズ)」と言ったあとに、「それで私が追い抜かれたり追い出されたりするなら、いいです」と言ってました。
要は、自分の力でチャンスを掴みなさいということでしょう。
その結果、自分がもう用済みになるなら本望だ、と。
それくらい自分も(先輩として)熱いものを持ち続けているし、後輩にもそうあってほしい、ということなんだと思います。
モーニング娘。は、どの時代もどのメンバーも、そうやってギラギラ熱く貪欲に頑張ってきたからこそ、25年も続いてるんじゃないでしょうか。
わたくしはそう思いますし、だからこそ20年以上見てきても飽きないんですよね。
競争心のかけらもなく、先輩たちがただただ後輩ちゃん可愛いね~私たちの歌割りもあげるわね~私たちはいいから後輩ちゃんがセンターに立ちなさいね~なんて言ってるモーニング娘。だったらこんなに好きになってないし、25年も続いてないでしょう。
後輩だって、そんな状況に甘んじてるような子たちだったら嫌ですよ。嫌でしょ?
モーニング娘。にはいつだってギラギラしててほしい。
先輩も後輩も、どちらにも。
普段は仲良しでアットホームでいいけど、パフォーマンスとかステージに関することでは、そうあってほしい。
メンバー自身、みんないつも「ステージ上では先輩後輩関係ない」って言ってるじゃないですか。
先輩後輩関係ないということは、後輩が遠慮なく目立っていいということでもあり、先輩もまた後輩に遠慮せず目立ちまくっていいということでもあるわけで。
モーニング娘。に入ったら、先輩の背中にかじりつくくらいの気概がないと目立てない。
そういうグループであってほしいです。
先輩から譲ってもらうとか、先輩がいなくなるまで待つとか、そんな考えの子はまずメンバーにもなれないんじゃないかな。
はい。
そんなことを思いました。
だーさくの話だけじゃなく、どのメンバーの話もみんな「これだから好きだぜモーニング娘。!」と思えるようなものばかりでしたね。
良い番組でした。ありがとう日テレプラス。