出遅れましたが、9期10期の日おめでとう。
もちろん℃-uteの日でもありますね。
You Tube見てたらおすすめに2011年の大忘年会の動画が出てきたから、久しぶりに少し見ちゃった。
まだ加入間もない9期も途中で乱入したやつ。
そんな9期と10期がブログをスタートさせてから10年が経ったみたいです。
そう、いまでこそ加入とほぼ同時にブログもスタートするようになりましたが、当時はまだそうではなくて、9期も10期も加入して1年以上(10期は1年弱)経ってからようやく開設されたんですよね。
なにもかもみな懐かしい……
10期もそうだけど、9期は本当に、あの当時のモーニング娘。の未来そのものでしたよねぇ。
亀ちゃんジュンジュンリンリンの卒業によって事実上プラチナ期が終わりを迎えて、さてこれからどうなるんでしょうというときに加入してくれた超新星たち。
いま思い返すと、可愛い可愛い子供たちが生まれてきてくれたかのような喜びがあったなと思います。もはや出産です。
あの当時の、新しいモーニング娘。を応援する楽しさといったら。
本当に楽しかったな。
過去に戻ってもう一度経験したいくらい最高でした。
一応言っておきますが、それ以前の(プラチナ期の)モーニング娘。が良くなかったとか、停滞してたとか、そういうのはまったく微塵もありません。
わたくしはむしろプラチナ期がこのままずっと続けばいいのにと思ってました。いまでもあの頃のモーニング娘。は大好きです。長く一緒にいるメンバー同士だからこその絆というものがありました。
でも3人が一気に卒業してしまったので、どうあっても新しくならざるを得なかった。
そこで加入してきてくれた9期の4人が本当に素敵な子たちだったというのは、奇跡です。
ただ新人を入れればいいというわけではもちろんなくて、どんな子が入ってくるかが何より重要なのです。ある意味、賭けです。そして我々はその賭けに勝ちました。
ファンとしてはとても楽しい新生モーニング娘。だったけど、当時の9期は本当に大変だったろうなと思います。
本人たちも言ってますもんね、あの頃は毎日怒られてばかりだったと。
なにしろあのプラチナ期の先輩5人のなかにポーンと放り込まれて同じステージでパフォーマンスしろと言うんだから、無茶も無茶よ。
事務所もあの頃はいま以上にスパルタ指導を行っていて、メンバーは精神的にも相当削られたろうなと思います。(その指導の仕方が良いのか悪いのかは我々には判断できませんが、最近はそこまで厳しい感じではなさそう。たぶん)
そして1年も経たずに10期が加入してきたわけで。
これもまた、ファンにとっては楽しい出来事でした。
9期の新鮮さに追い打ちをかけてきましたからね。
まーどぅーの小学生コンビも賑やかで楽しかったぁー。
9期10期対決なんてものもよくやっていて、これは10期はわりと乗り気なんだけど9期は若干うんざり気味だったようです。
バチバチの10期と平和主義の9期といった感じかな。
それでも、若く初々しい8人がわいわいやって、それを時に厳しく時にあたたかい目で見ている先輩たちという構図のモーニング娘。を応援するのはとても楽しい時間でした。
あの頃がなぜあんなにも楽しい充実した時間だったかといえば、9期10期の加入はもちろんのこと、そんな新生モーニング娘。を事務所がちゃんと売り出そうとしていたからなんですよ。
たとえどんな新メンを入れようと、入れるだけ入れて放置していたのでは何もおもしろさは伝わってきません。
当たり前の話ですが、アイドルは(芸能人は)、事務所がしっかり売り出すからこそ、その魅力が市井の人々に届くのです。
何度か言ったことがありますが、2011年から2014年の末(さゆが卒業するまで)が、ハロープロジェクトのもっとも良き時代であったと思います。
“思い出は美化される”という常套句を考慮しても、あの頃のハロプロが一番楽しかった。
それはグループやメンバーのみならず、事務所もまともにハロプロを運営していたからなんですよね。
「〇作連続1位!」なんて言って、モーニング娘。が再ブレイク!とメディアが乗ってくれたのも、そんな事務所の前向きで積極的な姿勢があったからこそでしょう。
問題や不満がなにもなかったとは言いませんが、そんなものでは一瞬たりとも止まらないくらいの勢いが、あの頃のハロプロとアップフロントにはあったのです。
いまは昔の話です。
結局のところ、つんく♂さんがいないハロプロ(アップフロント)はこうなるのかな、と最近はよく思います。
ハロプロ自体の変化というより、事務所による運営がどんどん下手くそになっていることについて。
これは変化ではなく、残念ながら衰退と呼ぶのが相応しいものだと個人的には感じています。
つんく♂さんなしで、過去のつんく♂さんが築いたものも捨てて、いまの事務所運営による新しいハロープロジェクトを作っていきたかったんでしょうけど、それが成功しているようには見えません。
いや、ひょっとしたら見る角度によってはそう見えることもあるのかもしれない。
たとえばモーニング娘。以外のグループ(いまならつばきやビヨやお茶の間など)のファンならば、超楽しい!最高!と思えるのかもしれませんが、それはとても刹那的というか、一時的なもののように思えるのです。
少なくともモーニング娘。のファンとしては、年々おざなりになっていくグループの扱いに、ファンとしての心を削られ続けています。
それはコロナ禍を経てからよりいっそう顕著になりました。
コロナ前まではギリギリなんとか成り立っていたものが、コロナ禍になって一気に崩れ去ってしまったかのような。
経営的にもいろいろと苦しいところもあるのかもしれませんが、だからこそもっと前向きにポジティブにグループを売り出していくべきなのに、実際はその逆、以前にも増して冷遇されるという状態になっているように思えます。
その状況を打破するために、やたらと新メンバー加入や新グループ設立に頼り切りになってしまっている。
そんなにたくさんのメンバーやグループをまともに扱っていける能力もリソースもないのに、「ちょっとやばめだから新しい子いれよう」「研修生が溜まってきたから新グループ作っちゃおう」といって、自分で自分の首を絞めているのです。
そしてその割を食う率がもっとも高いのが、いつもモーニング娘。なのです。
まぁ少なくともわたくしにはそう見えているという話です。
だからといって何ができるわけでもないですけどね。
せいぜい、こうして自分のブログで愚痴る程度のものです。
ハロプロの大きな転換点としてよく取り沙汰される“ハロマゲドン”なんかより、2014年末からの事務所の運営体制の変化のほうが、よほど大きな(決して良いとは言えない)変化をハロプロにもたらしたのではないでしょうか。
しかもそれは大々的ではまったくなくて、むしろなるべく気付かれないようにひっそりと行われました。
つんく♂さんがプロデューサーを降りたことでさえ、事務所からはなんの発表もなかったわけですからね。さすがにそれはどうなのよ。
だいぶ話がズレました。
9期10期の日。
10年前にブログを開設した日。
そういう話をしてたんだった。
気付けば9期10期も3人だけになってしまいましたね。
(個人的にはここに11期の小田ちゃんも加えて話したいところだけど、それはまたあとで)
特に9期の2人には、これからも惜しみない称賛と感謝の気持ちをしっかり伝えていこうと誓ったここ数日です。
こんな風には語られたくないでしょうが、とんでもない功労者であり、苦労人です。
加入したときも大変だったし、いまこうして一番上の立場になってからも、どこぞのクズ野郎どもに理不尽に叩かれている。
りほりほだって香音ちゃんだって、現役当時はいろんなことを言われてました。
そのほとんどは、心ないただの中傷です。いつの時代もそういうことを言って悦に入るゴミカス野郎はいるのです。
9期がいなければ、いまのモーニング娘。はありません。
ハロプロだって、ここまで続いていたかどうか。
モーニング娘。最大の功労者(の期)と言ってもいいと、わたくしは思ってます。
これからも大好きだし、応援し続けますよ。
データフォルダ遡って見つけました。
9期初めてのバスツアーのときの写真ですね。
終わるのが寂しくて4人で泣いていた姿を思い出します。
かわいいなぁ。