武道館、席開放とか立ち見追加と出ないかなぁ。
噂によると、いまライブやイベント等やってるアーティストさんたちは席全部埋めてるらしいじゃないですか。
ものによっては立見席を出したりもしてるとか。
娘。の武道館がどうなのかわかりませんけど、コロナ規制が緩和されて席の空きが出るならぜひ追加販売を……と願わずにはいられません。(そしてもし追加が出るならなるべく早くお知らせしてほしい)
話は変わり、先日アップされた新曲『よしよししてほしいの』に関してこないだちょっと感想書いたんですが、またもう少し書いていこうかなと思います。
しかし曲の前にまず言いたいことがある。
サムネがひどくない?
なにこれ。あゆみんもブログで言ってたけどジャケ写じゃん。
ダサいというより、手抜きがひどい。やる気がなさすぎる。
誰が決めたのこれ。監督さんじゃないよね?(動画のサムネまで監督さんが決めるとは思えない)
事務所?事務所なのか?
それならまぁ納得ではあるよ。いかにもアップフロントらしい雑な仕事だわ。
なんの工夫もなくジャケ写をそのまま貼り付けたようなサムネ。
曲タイトルのフォントも雰囲気に合ってないし、文字が微妙に右上がりになってるのが気持ち悪い。
せっかくMVは素敵なのに、サムネがこんな手抜きじゃあもったいないにもほどがあるぞ。
動画におけるサムネというのは、本における表紙みたいなもの。
決して疎かにしていい部分ではないでしょう。
ファンはどんなサムネだろうが見るけども、そうじゃない人がふと目にとまってちょっと見てみようかなと思わせるようなそんなサムネにするのも大切なんじゃないですか?何年その仕事やってんすかアップフロントさん。誰がこれ決めたの?そしてなぜこれにOKを出したの?作った人とOK出した人、この仕事向いてないのでは?間違いなくメンバーみずから作ったほうがもっと良いのができるでしょうね。
動画を再生するとまず出てくるこのシーン。
こっちのほうがよほどサムネに相応しい気がする。
いまからでも遅くないからこっちに変えてくれませんかね。
と、サムネをこき下ろしたところで曲の話にいきます。
今回は歌詞について。
こないだ小田ちゃんがブログに歌詞の解釈を書いていて、それがすごくしっくりきました。
小田ちゃん的には最初ちょっと違う風に考えてたようですが、まぁたしかにこのタイトルとMVの雰囲気だともう少し甘い感じなのかと思ってしまうよね。
でも実際は、甘えるというより“いじらしさ”の象徴としての「よしよししてほしい」という表現なのかなと思います。
よしよししてほしいと言っておきながら、二言目にもう「期待してない」と突き放すその諦念。
ちょっとリゾナントブルーのAメロの歌詞に似てなくもないなと思ったのは、この諦念なんですよね。相手に求めることはあるけど、もう期待してないしどうせ無理でしょって諦めてるところがある。
この曲の歌詞を端的に言い表すなら、「悔しさと諦め」という感じでしょうか。
つんくさんは最初この曲のタイトルを『A Sentimental girl』にしようと思ってたとnoteに書いてましたが、たぶん歌詞の内容的にはそっちのほうが合ってるんでしょう。
誰かによしよししてほしいという甘えではなく、もっと自分のことをわかってほしい認めてほしいという希求を、あえて「よしよししてほしい」と表現しているに過ぎない。
「心配したような顔しなくていい」
「端から期待してない」
ですからね。
『よしよししてほしいの』というタイトルで、こんなシニカルな歌詞が出てくるとは普通思わんよ。
2番のAメロでは、笑顔も返事が良いのも優等生なのもわたしの防御ですから、と言い放ちます。
闘い疲れてる感じがあるよねぇ。
学校なのか会社なのか、人間関係で心が疲弊してる感じがすごい伝わってくる。常になにかしらの盾を構えて防御してないとやっていけない社会。
かといって本音を話すとぐったり脱力感が残ってしまうという。
そんな風にAメロで悔しさと諦念を表して、Bメロでは
「今夜の終わりが来たなら眠る 今夜の終わりがいつだかわからない」
「明日の始まり眩しい朝焼け 明日でなくって今日なんだけどね」
と、ちょっと話をズラすことでよりその諦念や寂しさみたいなものを上手く表してるなと思います。
いろいろ考えすぎちゃって、最終的には全然関係ないことを思う、みたいな感じ。
そして最後のサビで、「涙してみたい」とか「わがままをしたい」とか「好きなだけ食べたい」とか「好きなこと言いたい」など、いままで我慢してきた気持ちが爆発する。
小田ちゃんが言うように、これは女性だけのことではないよな、という気がします。
タイトルから想像するような「甘えたい女の子」の歌ではないなと。
(『ギューされたいだけなのに』のほうがまだそっち寄りかな)
頑張ってるのに認められない、わかってもらえない、褒めてもらえない。本当はそうしてほしいけど、もう期待はしてない。
たしかに、なんて悲しい歌なんだ……と思いますよね。
これっていまのモーニング娘。そのものなのでは?
と思うのは穿ち過ぎでしょうか。
まぁそういう部分もないとは言えないはず。
モーニング娘。のみんなもそうだし、誰もが少なからず抱いてる感情なんじゃないかなと、そうまとめておきましょう。
こういう、なんとも言葉にしがたいモヤモヤした気持ちを歌詞にするのは本当にお上手よねつんくさんは。
的確かつ独創的な言葉で、簡潔に表してる。
まぁ歌詞の解釈はひと通りだけじゃないと思うので、あくまで自分が感じたのはこういうのです、というお話でした。
ところでさ、これレコーディングしたの半年も前なの?
なのにリリースは12月って、業界ではそれが普通なん?
本当ならもっと早く出す予定だったんじゃないかと思うのは邪推でしょうか。
まーちゃんも、これが最後のレコーディングになるとは思わなかったって言ってたし。
もっと早くに出して、まーのラストシングルはまた別にもう1枚出せてればよかったんだけどねぇ……いままでだったらそのくらいのペースだったと思うんだけど、最近いろんな予定が後々に遅れてきてる気がしないでもない。ハロモバラジオの「ふくむらの部屋」でフクちゃんもそんなようなこと言ってたんですよ。
コロナの影響もあるのかもしれないけど、それ以上にグループが多すぎて手が回ってないのでは?と個人的には思います。
アップフロントが満足にプロデュースできるのなんて、かつてのモベキマスくらいの人数が限界でしょう。
なのにやたらグループや人数ばかり増やすから、ひとつひとつの仕事がどんどん疎かになってるんじゃないですか事務所さん。
分不相応な運営方針は、その身が破滅する前に捨てたほうがよろしいかと。