昨日の10期イベントのレポを漁って読んでいたら、せっかくかさぶたになり始めていた傷口が開いてまた血が流れてきたような気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

聞くところによると、あゆみんがまーの卒業を(マネージャー経由で)知ったのは、世間に発表する2日前だったそうな。

 

 

ということはもちろん、卒業に関して相談したりはしてなかったんでしょう。

 

 

そういうものなんだろうか。

OGやスタッフさんにならともかく、現役で一緒に活動してるメンバーに卒業の相談というのはしにくいものなのかもしれない、とは思うけど。

 

 

 

ましてやまーちゃんが、自分の卒業について誰かメンバーに相談するなんてありえないような気もする。

同期であろうと。いや、同期だからこそ。

 

 

相談しようがしまいが、答えが変わることなんてないんじゃないか……そんな気もする。なんとなく。

 

 

 

 

そのときあゆみんはどう思い、どんな言葉をかけたんだろう。

 

 

メンバーでしか感じえない気持ちというものがあって、それをまーに伝えたりしたんだろうか。

 

 

 

 

 

でもオレはメンバーじゃなくてただのファンだから、卒業発表を聞くといつも未練がましく「本当にそれでいいの?」なんて思ってしまったりもする。

 

 

その決意を疑ってるわけじゃなくて、どうしても最終確認したいような、そんな気持ちで。

 

 

 

 

本当にいいの?

もう二度と、戻れない場所だよ?

 

 

これから先もモーニング娘。は続いていくだろうけど、卒業したらもうそこには戻れない。またもう一度モーニング娘。になることはできない。いまの仲間たちみんなと一緒に活動することはできない。もう二度と。

 

 

それでもいいんだね?決めたんだね?

いつかは必ず卒業する。それがあなたにとっては”いま”なんだね?

 

 

 

 

そんな風に訊ねる機会がもしあったとしたら、オレはそれを聞くだろうか……誰かが卒業を決めるたびに、そんな妄想をしてしまう。

 

 

そしてもちろん、仮にそんな機会があったとしても、聞けるわけがないという結論に落ち着く。

 

 

愚問よな。

ただの悪あがきみたいなもの。

それこそ、答えを知ってて聞くような、愚問。

 

 

 

 

 

 

 

Twitterの娘。アカウントにアップされたまーちゃんのメッセージ動画。

 

 

イベントの最後に流れたものらしく、当初は数日後の配信にも(過去の例を見るとおそらくDVDにも)収録されずにその場にいた人しか見ることができないものだったっぽいけど、ヲタクが騒いだせいか、たいへんありがたいことにTwitterにあげてくれました。

 

 

しかしそもそも今回のようなかなり限られた人しか行けない現場で「その場だけ」というのはどうなんだ、という話は……まぁいいか。結局見せてくれたわけだし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがしんどい。

 

 

 

 

傷口が開いたなんてもんじゃない。

 

 

傷口に手を突っ込んでグリグリかき回されたような……グロい表現はやめとこう。

 

 

とにかくそんな心境です。

 

 

 

 

こんなことを言われたら、さっきの愚問がますます愚かしく思えてくる。

 

 

モーニング娘。と離れる覚悟。

つんくさんの音楽と離れる覚悟。

 

 

それができているからこそ、卒業を決めたに決まってるだろうが。

 

 

覚悟ができてないのはオレだ。

よくもまぁこんなんで20年もモーニング娘。ヲタクをやってこれたなと呆れる。メンタルが出来たてほやほやの湯葉のように薄くて脆い。

 

 

 

でも、そんなはっきりと「モーニング娘。としての佐藤優樹も居なくなります」とか「モーニング娘。とさよならしたいと思います」なんて言われたら、寂しくなるに決まってるじゃないか。

 

 

 

 

「(卒業したら)私から一度しっかり離れてみてください」ってのも実にまーちゃんらしい。

 

 

言いたいことは、なんとなくわかる気がする。

自分自身のことも、その後のモーニング娘。(とあゆみん)のことも、どちらも想っての言葉なんだろうなと思う。

 

 

以前まーちゃんが、日程と会場くらいしか発表されてないライブツアーに関して「まだ詳しいこともわからないものに『ぜひ来てください』なんて言えない」みたいなことを言ってたことがあったのを覚えてる。

 

 

それと同じかはわからないけど、まだどうなるかわからないソロとしての未来に、無条件で「ついてこい」なんて言えないと思うその気持ち。

そしてたぶん、ソロになってからの佐藤優樹をモーニング娘。の延長線上に見ないでほしい(見ないほうがいい)という想い。まーも卒業して一旦リセットするから、ファンの人も一旦私から離れてリセットしなさいという提案。

あくまで自分なりの解釈だけど、本当にまーちゃんらしいよね。

 

 

 

 

 

でもどうだろう。約束できるだろうか。

 

 

まーちゃんが卒業することをオレたちが止められないように、オレたちがまーちゃんについていくことをまーちゃんは止められないんだよ。

 

 

まーちゃんの卒業によってモーニング娘。から離れてしまうファンだっているかもしれない。

でもそれを止めることもできない。どうしようもないことだから。

 

 

そこはお互い様だよね。

まーちゃんが身勝手ならば、ファンだって身勝手だ。

 

 

もう自分が何を言いたいのかよくわからなくなってきたけど、少なくとも自分は、残念ながら卒業後のまーちゃんも追いかけるし、たぶんおそらく、その後のモーニング娘。のことも追いかけてると思うよ。追いかけるほどの活動があればだけど。

 

 

 

 

卒業というものに関して、メンバーとファンの気持ちが完全に一致することなんてほぼ絶対にない。

 

 

ファンがメンバーにああしてほしいと思う気持ちや、メンバーがファンにこうしてほしいと思う気持ちが、100%合致することはない。

 

 

こちとらそれを嫌というほど知っている。

だからまーちゃんのお願いというか約束も、守れるかどうかは正直わからないんだごめんね。

(心のなかのまーちゃんに言ってます)

 

 

 

 

 

それにしても、卒業するにあたってのメッセージで「一度私から離れて」なんて、まーちゃんは最後までまーちゃんらしさ全開すぎる。

「ついてこい」とまでは言わずとも、「ソロになった私も応援よろしくお願いします」とかが普通じゃない?

 

 

人気者の余裕……ってわけでもないんでしょう。そういうタイプじゃないしな。むしろ人気者であることを忌避してる節がある。

 

 

あくまでナチュラルに、私にそんな構わないでいいですとか、私より他のみんなのこと見てくださいとか言っちゃうんだよ。ハロプロ人気ナンバーワンのメンバーが。

 

 

自分はただのヲタクなのに、謎に嫉妬のような気持ちまで抱いてしまいそうになるときがある。

もし一緒にメンバーとして活動してたら、胸中穏やかではいられなかっただろうなぁ。こないだ小田ちゃんもそんなようなブログ書いてましたよね。オレはたぶん小田ちゃんほど上手に対応はできない。

 

 

 

 

 

ところでこのメッセージ、ある程度レポを見て知った上で聞いたからまだいいけども、会場でイベント観た流れでこんなの出されたらちょっと正気ではいられなかったかもしれない。

 

 

実際、Twitter見てると半ば放心状態だったり言葉が出てこないヲタクさんがたくさんいるようだったし。

 

 

 

いやはや。

本当に、どこまでも人心をかき乱してくれる。

 

 

 

まぁしかし、まーちゃんからすれば「ファンのみんなは私のことが好きすぎる」といったところなのかもしれないね。

 

 

たしかにその通りだ。我々はまーちゃんのことが好きすぎる。モーニング娘。のことが好きすぎる。ちょっとどうかと思うくらいに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あー。

 

 

 

もうここで(今回のブログの)本編は終わりました。

ここから先はどうでもいい四方山話なので、お暇であればという感じで。

すでに長くなりすぎた。

いつものことだけど、いつもいつもすみません。

 

 

 

 

 

 

なんていうか、しんどいです。

 

 

なんだろうこれは。実にしんどい。メンタルが。

 

 

メンバーの卒業なんてもう20年間何度も見てきたのに、どうしてこんなにしんどいのか。

 

 

一向に慣れることがない。むしろ年々つらくなっている。

まだ昔のほうがへっちゃらだったんじゃないか。いや、決してへっちゃらではなかったけど、こんなにダメージを負ってそれがなかなか治癒しないなんてことはなかったはずだ。

 

 

 

数年前からよく考えてた。

いまのメンバー、特に9期10期11期がひとりまたひとりと卒業していく現実に、果たしてオレは耐えられるのだろうか、と。

 

 

いや、12期も13期も14期も、そしてもちろん15期も、たぶんどれでもつらい。

 

 

 

耐えられる気がしない。

ペラペラの湯葉と化したメンタルは、「卒業」の一言で瞬時にズタボロになり、空いた穴が塞がることもない。

 

 

 

昔はここまでじゃなかったのに。

 

 

というのも、かつてのモーニング娘。(黄金期からプラチナ期前くらい)は卒業も加入もその他活動や展開も実に目まぐるしく、寂しさを感じてる隙なんてあまりなかった。

 

 

いま思い返してもすごいペースでいろんなことが起こっていき、本当に退屈しない日々だった。少なくとも娘。ヲタとしては。

 

 

 

それがいまは少し違う。

良い悪いかはさておき、かつては120%の全速力で走っていたものが、いまは70~80%くらいのダッシュになった気がする。

 

 

特に最近なんて、場合によってはジョギングくらいになってしまったりする。

ハロプロとしてはダッシュしてても、モーニング娘。としてはジョギング程度になってしまってることも多い。

 

 

 

だからなのか、こういった卒業に際して寂しさを感じる隙がありすぎて、必要以上にしんどく感じるようになってしまったのかもしれない。

 

 

悲しむ暇がある。

惜しむ余裕がある。

 

 

まったく。良いんだか悪いんだか。

 

 

 

 

その辛い瞬間から逃れるために、そうなる前にここから離れてしまったほうがいいんじゃないだろうかと思うこともよくある。

 

 

まーちゃんから離れるのではなく、モーニング娘。から離れる。

 

 

さっきはその後のモーニング娘。も追いかけてると思うとか言ったけど、そうなるとその先に待ち受けているのはメンバーひとりひとりの卒業だ。

 

 

それだけではないにせよ、それだけは必ず最後に待ち構えている。

 

 

何歳になってるか知らないが、自分の心がそれに打ち勝てるかどうか、あまり自信がない。

 

 

 

 

 

 

たまに、本当にたまに、1年に1回くらい、オレはいったい何をしてるんだ?という気持ちになるときがあって。

 

 

こんな10以上年下の女の子たちに夢中になって、喜んだり悲しんだり振り回されている。人生の時間とお金を注ぎ込んで、心を鷲掴みにされている。良くも悪くも。

 

 

いったいオレは何をしてるんだ?

 

 

 

そう思ってハッとするときがある。

 

 

だからなんだというわけでもないけど、いったいオレは何をしてるんでしょうね。このブログだって結構な時間かけて書いてるよ~。なんという無駄な時間だ。

 

 

 

神様、いったいオレは何を…………(暗転)