何度か言ってますが、最近は懐かしきハロモニをひたすら見返している日々です。
それで思ったんですが、やぐっちゃんってすごい。
メンバーのなかでもズバ抜けてバラエティセンスがある。
そんなことはいまや誰でも知ってるでしょうけど、当時のハロモニを見ててもそれをひしひしと感じます。
いまの現役モーニング娘。で言うと誰だろう。
あゆみんとかよこやんとか?あえて言うなら、ですけど、そういう底抜けの明るさと元気さ、おもしろさを持ってるメンバー。
元々持ってる笑いのセンスが、ものすごくバラエティ的なんですよね。テレビの笑いをわかってる人。
そういう人の特徴として、場の空気を常に(自然に)読んでいる。
だからここぞというときに間髪入れずにビシッとツッコんだりボケたりできるんでしょう。
誰かがスベりそうになったり、ちょっと変な空気になりそうなときも、ちょうどいいタイミングでおもしろいひとことを言って笑いを起こしてくれるのはいつもやぐっちゃん。
コントでもそうですね。
アドリブも上手いし、台本のセリフもちゃんとおもしろく言ってくれる。あるときはコント的に、あるときはわざとコントを外して素に近い感じで。
そして番組の企画で誰かがやらかしてしまったとき、さりげないフォローが上手いのもやぐっちゃんです。
ちょうどいい温度で絶妙なフォローをしてくれる。大げさ過ぎず、控えめ過ぎず。
まじで、バラエティ的にめちゃくちゃ有能だったんだなと改めて思います。当時も思ってたけど、いま見ても思う。
やぐっちゃんがいるのといないのとでは、たぶん全然違うものになってたと思いますハロモニは。
あと思ったのはですねぇ、ミキティが可愛いね。
2003~2004年あたり、あの時代のショートカットのミキティはめちゃくちゃ可愛い。
わたくし、ミキティは絶対ショートのほうが良いとずっと思ってたんですよ。いまでも思ってます。
でも一度伸ばし始めてからは、ずっとロングのままなんですよねぇ。
もうず~~っと願ってましたもん。またショートにしてくれないかなーって。
でも結局、いまに至るまで初期の頃のようなショートにはせず。
もちろんロングでも可愛いんですけど、ショート時代のミキティを久しぶりにちゃんと見て、やっぱ抜群に可愛いなぁと思ったりしました。
それ以外だと、れいな。
当時の黒髪れいなが可愛い。
時期的には、なっちが卒業したあとくらい。
垢抜けてきてたけどまだ黒髪で、その素朴さがとっても可愛かった。
シングルで言うと浪漫とかかしましとかそれくらい。
あっちぃ地球を冷ますんだとかやってた頃ですかね。
当然ながらメイクもまだ控えめで、その後の派手なイメージとはまた違う良さがありました。
これ当時も思ってたな。
「最近れいなが可愛くなってきたぞ!」と注目してた。
肩回りの華奢さも良いのよ。
細いんだけど、ギリギリ細すぎないライン。
他のメンバーに比べればだいぶ細めでしたが、でもちゃんと女の子らしい可愛さがあって、全体のバランスが良かった。
どのメンバーにも言えることでしょうけど、垢抜け始めた頃特有の魅力ってありますよね。
垢抜けたあとじゃなく、垢抜け始めた頃。
「最近なんか可愛くなってきたな?」と感じるタイミング。そのときにしかない良さというものがある。
それは完全に垢抜けてしまったあとでは出せない魅力なんですよ。ほんの短い時期だけの、それ。
それとは関係ないんですが、ハロプロエッグを募集し始めたのもこの頃(2004年)でした。
研修生としてレッスンを受け、新しいグループとしてデビューできるかも!?とか、もしかしたらモーニング娘。になれるかも!?とか、そういう触れ込みで募集を始めたハロプロエッグですよ。
そんなに前から募集してオーディションやってたんだな~と驚きました。
だって、その後エッグから(ハロプロの)新グループが生まれるのはスマイレージの2009年で、エッグからモーニング娘。入りするのは9期(フクちゃん)の2011年ですよ。
(それ以前にTHE ポッシボーというグループはあったけど、ハロプロではなかった)
何年かかってんのw
エッグの募集始めてから何年がかりだよ。
ちなみに初期の頃にエッグ入りした子たちはあるとき一斉にクビ(という表現でいいのかわかりませんが)にされ、その後のメンバーからスマイレージになったりモーニング娘。に加入し始めたりしたわけですけども。
その後に結成されたアプガが最初、事務所にクビにされたネタを口にしまくっていたのもむべなるかな。
そんなエッグも途中からハロプロ研修生と名前を変え、いまではすっかりハロプロの一員のような存在になりました。
いや研修生はハロプロではないよ、と思うかもしれませんが、あれだけいろいろ活動させてもらってたらもうハロプロみたいなものでしょう。
初期エッグの子たちが知ったら泡吹いて倒れるほどの好待遇です。
なんなら現役モーニング娘。よりも推してもらえてるんじゃないかと思うくらい。
テレビのレギュラーやらYou Tubeの動画やらラジオやらイベントやら単独ライブやら発表会やらフェス参加やらなんやら、スマやフクちゃんたちがエッグだった時代と比べても、ものすごく恵まれているでしょうね。至れり尽くせりの研修生様ですよ。
モーニング娘。も、気付けば一般からの加入のほうが珍しくなってしまいましたね。
それが良いのか悪いのかはなんとも言えません。
どちらもある、という感じかな。
そんなようなことを思いました。
ハロモニを見返して。
心はすっかり2004年に飛んでいる。
あの頃はネットを見てなくても常にモーニング娘。の情報やコンテンツが溢れていたし、ハロプロ内でも毎週のように誰かの新曲がリリースされていたし、そういう点だけ見れば、いまとは比べ物にならないくらい良い時代でした。
そもそもハロモニという、モーニング娘。のレギュラー番組が毎週放送されていただけでもう天国みたいなもんよ。
2021年のハロプロなんて、わたくしにとっては遠い遠い出来事です。
いまだにジュースとつばきの新メンバーのこともわかってません。顔も名前も。そんな有様。