また『黑世界』の話で申し訳ないですが、昨日の東京千穐楽公演の配信を見ました。もちろん両方。
配信でそれぞれ2回ずつ、観劇を1回ずつ、計6公演を楽しみました。
大阪には行けないので、あとはもう円盤のリリースを待つしかありません。
とりあえず、東京公演お疲れ様でした。
なんだか改めて、りほりほがこうしてまた表舞台に立って、しかもそれがTRUMPシリーズの新作で、主演としてリリーを演じてるというこの状況が夢のようです。
そんな妄想は何度もしたけど、たぶん妄想で終わるんだろうなーと思ってた。
でもそうはならなかった!
(というこのセリフも末満さん作品ですね)
ありがたいことです。
コロナがなければ生まれなかった作品と思うと複雑ではありますが、まぁ転んでもただは起きない、結果オーライと思っておきます。
雨下の章の冒頭を見て、やはり幻覚の両親にLILIUMの仲間たちのことを歌ってるの哀しいな~と思うんですよ。
もちろんリリーにも(本当の)家族はいたわけで、でもそれも遥か昔、およそ900年ほど前のこと。
とっくにこの世にはいない。
15,6歳の少女にとって、その現実はどれほどのものだったのか。
両親にしても、クランに行った(あるいは誘拐された?)娘がずっと帰ってこないままだったんだよなぁ……とか思うとすごい悲しい。
だからこそ、日和の章でラッカたちがリリーを家族と呼んでくれたことが刺さる。
リリーはその愛情と幸せを享受することを恐れていたけど、ラッカたちと過ごした日々がリリーにとって幸せな時間だったらいいなと思わずにはいられません。
日和の最終話、何回見ても泣いちゃう。
泣けりゃいいってわけではもちろんないけど、泣いちゃうんだからしょうがない。
泣いたから良い作品なのではなく、良い作品だから泣けたのだ。とでも言っておきましょう。
リリーにとっての死とは、希望ではなく“赦し”なのかもしれませんね。
彼女に最期が訪れたそのとき、リリーはようやく自分を赦すことができるんじゃないかと、そんなことを思いました。
すっぴん?のりほりほが赤ちゃん。
隣にいるのはラッカ役(他)の朴さんです。
今回、朴さんの芝居と歌に圧倒されました。
日和の最終話「百年の孤独」であれだけ泣けたのも、半分以上は朴さんの演技のおかげ。
世の中にはすごい人がいるなぁと思わされましたね。
他の役者さんもみなさんすごかった。もちろん我らが鞘師里保ちゃんも。
配信で見ると表情もよく見えて、あぁここでこんな表情してたんだなぁとか思いながら見てました。
そんなりほりほ、もう次のお仕事が決まってるっぽい。
これはなんぞや。
とりあえず、ミュージカルだということはわかりました。
気になるけど、なんと公演が2日間4公演しかない。
おそらく客席もコロナ仕様(半分とか)だろうし、倍率がやばそうな予感。
S席とA席があって、S席は一万円なのか高いな~と思いましたが、そういえば『黑世界』も一万円でした。もはや値段とか気にせず買ってた。
今月の31日と来月の1日なので、わりともうすぐなんですよね。
りほりほは黑世界が終わったらすぐこれなわけで、大変そうです。
でもちょっと観に行くのは難しいかなぁ。
チケットも当たる気しないし。
配信とかやってくれれば見るけど、いまのところそういう情報はなし。
とりあえず、りほりほに次々とお仕事が舞い込んでいて嬉しいです。