ロッキンの余韻に浸りまくっていたら、なんだか軽く虚脱状態というか、もう今年の夏はお腹いっぱいですという気持ちになって何もしたくないです。このまま秋まで寝ていたい。
そんな先日のロッキンでは、自分史上一番と言っていいほどに全力でモーニング娘。'19のステージを楽しみました。
拳を上げ、声を出し、身体も自然と縦揺れに。
あの空間ではそうならざるを得ない。
いつもファミリー席に座って観てる人間でも、あの空間では。
そのせいかわかりませんが、というか間違いなくあの広い海浜公園を歩き回ったせいだと思いますが、両脚の脚という脚が痛いです。
当日の夕方の時点で股関節が痛くて歩くのもひと苦労でしたが、一晩明けたら脚全体が悲鳴をあげていました。
そしてその次の日になると、今度は腰も痛みはじめました。下半身がボロボロです。
普段運動をしないので、たいへん疲れました。
楽しかった代償ですね。
それにしてもまさか自分があんなリア充感あふれるロックフェスに行ってきたとは、にわかには信じがたいことですよ。
モーニング娘。'19がGRASS STAGEに立つという快挙あってこその、個人的快挙でした。
学生時代、夏になるとバイトの求人にロッキンが出ていて、友達と一緒に「やってみる?」なんて話して、結局やらなかったロッキン。(やらなくてよかったと、行ってみて思った)
それにまさか行く日が来るとは。
人生わからんもんです。
モーニング娘。のメンバーは(というかハロプロのみなさんは)昨日は福岡でハロコンだったようで。
ロッキンから1日空けてまたすぐコンサートとは、本当に体力がなければできない仕事だなと思います。
でもこう言っちゃなんですが、あのものすごい光景を見た直後でのハロコンってどう感じるんでしょうね。正直なところ。
比べてどうこう言うような子たちではないでしょうが、圧倒的な規模の違いというのは感じてしまうのかなーなどと考えました。
むしろハロコンよりも、単独の初日(座間)のほうが問題か。
何度も言うけど、GRASS STAGEを埋めたアーティストの単独ツアー初日キャパが1300て……。
あそこにいた観客の、ほんの一握り中の一握りしか入れない会場がデフォってそれはいくらなんでも。
ロッキンとアップフロント、どちらがモーニング娘。を正当に評価しているかは言うまでもありません。
せめて、まだ発表されてない千秋楽はまともな会場をお願いしたいところ。
でないと、事務所がモーニング娘。を馬鹿にしてることになってしまうのでね。頼みますよ。ホールで終わりとか勘弁。
ロッキンの話に戻りますが、娘。の出番だった午前中はまだ曇っていたので日差しがあまりなく、過ごしやすい気候でした。
でも出番が終わりに近づくにつれて太陽が顔を出しはじめ、午後からはもう別世界でしたね。だいぶ焼かれました。ヲタクの丸焼きです。
本当に車があってよかった。
車の冷房で涼んでなかったら、いま頃ひたちなかの路上に転がっていたかもしれない。
駐車場付きチケットを譲って(交換して)くださったHさん、本当にありがとうございましたm(__)m
暑さとか疲労とか大変だったけど、本番の数日前からもう一回同じ体験をしたいくらい充実した一日ではありました。
ああいう場に行くことは滅多にない人間なのでなおさら。
そうそう、飯窪さんや新木優子さんも観に来てくれてたようで。
去年一緒に出場していたはるなんが今年は観る側になってるというのがなんか不思議。でもメンバーも嬉しかったでしょうね。
新木さんは相変わらずアクティブで驚きます。どこへでも行くやん。(ありがたい)(インスタで15期のことまで紹介してくれてさらにありがたい)
娘。の出番が終わってからトリのBUMPまで結構時間がありましたが、ヲ知り合いの方と会ってお喋りしていたおかげでそこまで「長かった」という気はせず。
何か食べようと思ってグラスステージ周辺のところまで行って帰ってくるだけで1時間半くらいかかったしね。気付けば夕方ですよ。
その途中で他のアーティストのステージなどをチラ見しつつ、グラス最後の出演者であるBUMP OF CHICKENのステージを観てきました。
バンプは『ユグドラシル』がリリースされた直後くらいから好きになってずっと聴いてるんですが、生で聴いたのは初めて。
わりとギリギリにグラスステージに着いて、その瞬間に一曲目の『Aurora』のイントロが鳴り出したのは感動でした。
ギリギリ着なので、もう端っこのほうから豆粒みたいな彼らを観てましたけど、ビジョンが結構大きいので問題なく。
セトリは結構最近の曲が多めでしたね。
先日リリースされた最新アルバムからが多くて、でも一番有名であろう『天体観測』はバッチリやってくれて。(ちょっと歌詞間違ってたけど)
Twitterなどを見てると、やはりバンプも「天体観測が聴きたい」と思う人が多い様子。
モーニング娘。が「LOVEマシーン(もしくは恋レボ)聴きたい」と思われるのと同じ。ヒット曲があるというのは、良くも悪くもそういうことなんでしょう。ファンとしては(特に娘。のようなメンバーが入れ替わるグループでは)多少複雑な気持ちにもなるけど、場合によっては大きな武器にもなるから、一概に否定もできない。
『月虹』カッコよかったなー。
『車輪の唄』をやったのは驚いた。
『ray』のあのノリは素晴らしいし、『流れ星の正体』は感動でした。
あとMCがね、良かったね。
細かいことは忘れたけど、チャマ(ベースの人)がお母さんみたいだったし、藤くん(ボーカルの人)はすごい良いこと言ってくれてた。
うろ覚えで書いてもあんまり伝わらないかもしれませんが、俺らが(俺らだけじゃなくすべてのアーティストが)このロッキンという場で音楽をやれるのはお前らがいてくれるからなんだ、みたいなことを何度も熱心に言ってくれて。
あと風邪ひかないようにとか、そういうことも言ってた。
観客のことを何度か「お前ら」って呼んでたんだけど(「君ら」とも言ってたかもしれない)、言ってることはめっちゃ優しい。
優しいを通り越して、もはや慈愛。
娘。のメンバーにも聴いてほしかったな。
MCも、もちろん曲も。(聴いてたのかな?)
どうやらかえでぃーと15期は聴いてた(観てた)らしいという情報もチラッと耳にしました。客席じゃなくてたぶん出演者控室というか楽屋プレハブのバルコニーあたりで。本当かどうかは知らん。
まぁとにかく、初めて生でバンプの歌を聴けて満足でした。
バンプは好きだけど(別日に出たゆずやスピッツも好きだけど)、それだけのためにロッキンに行こうとは思えない。
こうして観ることができたのは、出不精なヲタクをここに連れてきてくれたモーニング娘。'19のおかげです。
バンプが終わったあとに、花火がどーんと打ちあがりまして。
珍しく写真を撮りました。