モーニング娘。'19の春ツアー『~BEST WISHES!~ FINAL』の武道館2Days公演に行ってきました。

 

 

 

今回は誰の卒業もないツアー。

それは2017年の春ツアー以来、と考えると、実に2年ぶりのこと。

 

 

あかねちんも言ってましたが、武道館で2Daysのコンサートをできるというのは凄いことです。

おまけに平日。卒業もない。集客的なハードルとしてはなかなかお高め。

 

 

それでも人が集まる。

本当に凄いことです。

 

 

 

 

両日ともに参戦しましたが、1日目は南西のまあまあ正面に近い席。

2日目は北東の「斜め後ろからご覧いただく席」でした。

 

 

斜め後ろとはいえ実質は“真横”くらいでしたし、ステージまでの距離としてはかなり近く、1階だったこともあってメンバーが端まで来てくれたときは相当近くで見ることができたのでまぁ良しとしましょう。

 

 

 

前々からネット上でのやりとりはあったものの、「お会いするのは初めまして」なヲタさんと会うこともできました。

 

 

その節はありがとうございましたm(__)m

いろいろお話できて楽しかったです。

また機会がありましたら!

 

 

 

 

 

さてこのツアーを観るのは3月の茨城(結城)以来でしたが、とにかく全員のレベルが高い。

 

 

誰かが突出して凄いというよりも、全員が凄い。

もちろん、歌が得意なメンバー、ダンスが得意なメンバー、歌割りの多い少ないなど違いはあるものの、その差が以前にもまして減ってきているなと感じました。

 

 

過去に卒業はあれど、すでにこのメンバーで2年以上活動しているわけで、必然的にまとまりも良くなってくるし、それぞれの信頼感も増すのでしょうね。

 

 

そのせいかパフォーマンスにも余裕が出てきて、みんながとても楽しんでいるのが随所から伝わってきます。

 

 

いや本当に楽しそうなんですよ。

それを見てこっちもますます楽しくなる。

 

 

「新人が必死に食らいついていく」感もそれはそれで良いものですが、全員がほぼ同じラインに立ち、同じ速さで走り抜けるさまを見るのもまた良いものでした。

 

 

プラチナ期のモーニング娘。と近いところがありますね。

年齢的にも技術的にもそこまで大きな差があるわけではない状態。

 

 

いまのモーニング娘。は、とても出来上がっている。

そう思うと、もうすぐ15期が加入してこのバランスが崩れてしまうのが惜しいような気もするし、でもそれがまた楽しみでもあるという、複雑な心境です。

 

 

まぁ入ってしまえばそれを楽しむだけですけどね。

そうやってずっと続いてきたグループです。

 

 

でも結局武道館での発表はなかったわけで、こうなると夏ハローあたりか、あるいは秋ツアー初日か。

リーダーが「たぶん入るんですよ」とは言っていたので、該当者なしということはないと思いますが。たぶん。

 

 

 

 

 

 

 

ところで最近、なんか生きる上での雑念と雑音が多いな~と感じることがよくあったんですよ。

 

 

いきなり関係ない話で申し訳ないですが、雑念というのは自分の内に響く無駄な思考。

雑音というのは外部から聞こえてくるノイズのようなもの。

 

 

もうそれが多すぎて、もっとシンプルに生きたいものだなぁと思っていたところでのモーニング娘。のコンサート。

 

 

彼女たちのステージは、とても純粋なものでした。

 

 

あのステージを作る過程では、いろんな雑念や雑音や労力やお金など諸々紆余曲折があったとは思いますが、そうして出来上がったステージはとても純粋なもので。

それはパフォーマンスをするモーニング娘。のみんながひたすら純粋に歌って踊っていたからなんだろうな、と思うわけです。

 

 

ライブをしているときのモーニング娘。は、とてもキラキラしてますよね。

心からそれを楽しんでる。とても純粋で、澄んでいて、美しい。

 

 

これがプロか、と改めて感じました。

これが、たくさんの人を魅了するパフォーマンスであり、人間なんだ、と。

 

 

とても綺麗なものを見せてもらった、と思いました。

いまさらのように。

 

 

月並みな言い方ですが、心が洗われたようでした。

 

 

 

 

 

 

 

という少し抽象的な感想なんかを書いちゃったりして終わりでもいいんですが、もうちょい具体的なことも少し。

 

 

 

セトリもなかなか良かったです。

面白味という点では少し物足りなかったものの、シングルばかりなので満足感は高い。

最近プラチナの曲をよく聴いてたから、その辺は余計テンション上がりました。当時のライブの景色を少し思い出したりもして。

 

 

あとTIKI BUN好きだわ~と。サビがとにかく好き。

ダンスは元々あったやつ(完成品じゃないほう)のほうが好きかもしれない。今回はどっちもやってくれましたね。

 

 

OMWのセリフのはーちんパートはよこやんが継いでるんですが、そこがはーちんとはまた違う言い方で、より訴えるような感じで激しくこの感情を共有したがるのが良いですね。

この曲で、ハンディビジョンという、以前番組でひふみんと共演したときに持ってたアレを使ったんですが、真横の席から見るとなんにもわかりませんねあれ。ただ黒い盾みたいなのを持ってるようにしか見えない。

自分は1日目に正面から見てるのでまぁいいんですが、ああいう謎のパフォーマンスをちょいちょい取り入れてくるのはなんなんだろう。(ホールではまりでぃーの二人が布を持って踊っていた)

 

 

新曲も良かったです。

人生Bluesのダンスをしっかり見たのはこれが初めてです。MVではあんまりダンス映ってないので。

MVで間奏のダンスを見たときはなんか唐突に感じたんですが、1曲通して見ると違和感はなかったです。むしろ好き。

 

 

 

 

ちぃちゃんはなんかすっかりモーニング娘。になったな~と思わせてくれました。

もちろんカントリーでもあるんだけど、モーニング娘。成分がすごく出てきた。表情とか歌い方とか。

どんどん素を出せるようになってきたのも良い方向に働いてるんだろうなと思います。あと可愛い。ビビる。

 

 

よこやんは終始めちゃくちゃ笑顔でとっても可愛らしい。

でも意外と大人っぽい表情やキメ顔も多くて、それがまたドキッとさせてくる。

恋してみたくてで生田さんにめっちゃ迫られてたの可愛かったです。チューされるのかと思った。

 

 

かえでぃーはとにかくカッコいい。

やはりダンスに惹きつけられる。つい見ちゃう。

なんちゃって恋愛のサビの振り(通称“芋掘り”)が好きなんですが、かえでぃーの芋掘り素晴らしいよ。

目立つシーンも着実に増えてきていて、1日目ダブアンのアンビシャスは何回もビジョンに抜かれてた気がする。カッコよかった。

 

 

あかねちんはどんどん美しくなるね。

最年少らしい場面もあれば、そうとは感じさせないオーラを放つときもある。非常にバランスがいい。

脚は相変わらず長い。これでさらに伸びしろがあるなんて、楽しみしかないじゃないか。(脚だけの話じゃなく)

 

 

まりあちゃんが近く(3~4メートルくらい)に来てくれたとき、そのお顔の小ささに度肝を抜かれました。

みんな小さいのに、さらに小さい。それでいてスタイル抜群。

神様は不公平だと思いましたが、まりあちゃんはサービス精神がとても旺盛で、こちら(ステージ真横)のほうを何度も見てニコーっと笑ってくれました。おもしろい顔もしてくれました。

 

 

チェルもまた近くに来てくれたとき、こっちを見て可愛いようなおもしろいような顔をしてくれたんですよ。

いやぁ可愛かった。愛嬌のかたまりみたいな可愛さだった。

しかしキメるところはキメる。1日目はむしろカッコよさのほうをより感じて、ちょっと去年のイザイさん入ってるなと思ったほどです。

 

 

小田ちゃんはビジョンに抜かれたときのカッコよさが凄い。

絵画みたいなポーズを自然に(あるいは狙って)とってしまう人。絵になる。

恋愛ハンターのあの歌声は何度聴いても痺れますね。

あと、なんかめちゃくちゃ激しく踊ってる人がいる!と思ったら小田ちゃんだったということが何度かありました。

そんなに頭振る!?そんなに腰振る!?と毎回驚かされます。

 

 

まーちゃんはここ最近のカッコよさやセクシーさはもちろん、そこに笑顔も加わったなぁと思いました。

すごい楽しそうにステージを駆けまわる。なんか、ライブでああいう表情を見せるのって久しぶりな気がしないでもないです。

かと思えば妖艶な仕草をしたり、挑発的なポーズをとったり、見てて飽きません。

ラストのMCでは、まーちゃんが心の底から感じたであろうことをしっかりじっくり話してくれて、じーんときましたね。

武道館の景色を見まわして、「これを知っちゃったらもう戻れない。ここから抜け出せない」的なことを言ってくれたんですが、それはこちらも同じこと。モーニング娘。のステージを知ってしまったら、もうここから抜け出せません。

 

 

あゆみんはまるで特攻隊長みたいな感じでパフォーマンスを引っ張ってくれますね。

可愛さ、明るさ、カッコよさ、セクシーさ、すべてバランスよく兼ね備えて、その場に合った一番のものを見せて/魅せてくれる。

一言でいうと表現力がすごい。「あゆみんと言えばダンス」が代名詞ですが、実はとても多才なパフォーマーなんだろうなと感じてます。コロコロ変わる表情を見てるだけでも楽しい。

 

 

えりぽんはあれだけ可愛いお顔でめちゃくちゃカッコいい仕草をちぃちょい入れてくる。それがまた良いところで良いポーズするんだよあの人。惚れるね。

アンビシャスでセンターで踊ってた場面があった気がするんですが、あれは良い構図でした。何度も見たい。

それと、何気にMCとかで良いこと言ってくれるんですよね。

千秋楽でのMCも、笑ったし感動もしました。嬉しい言葉をいつも言ってくれる。あんまりハッキリ見せようとはしないけど、とても優しい子なんだなというのが伝わってくるよえりぽん。

 

 

フクちゃんの大ボス感。

ここぞというソロパートをいくつも任せてもらってるのは、スタッフさんからの信頼も篤いからでしょう。まーちゃんや小田ちゃんがバーッと攻めたあと、最後の仕上げとばかりに歌で敵を一掃するような、そんな感じです。(伝われ)

本当に、しみじみと、「良いリーダーになったなぁ」と感じます。

かと思えばちょっとアホっぽい発言をしたり、幼女じみたところもあったり、我々を惹きつけてやまない。

自由な国だからで、間奏明けに天井カメラを見ながら歌うやつすごい良かったです。

 

 

 

 

 

 

と、ひとりずつ雑多な感想を書いてみました。

 

 

本当はもっと書きたいことがあったけど、長くなりすぎるのもアレなのでこんなもんで。

 

 

 

 

 

そんなわけで、この11人での(おそらく)ラストのツアー。

 

 

とても良いツアーだったんじゃないでしょうか。

 

 

誰も卒業するわけじゃなかったけど、この11人はいましかないわけで、しっかりと目に焼き付けましたよ。

 

 

 

 

 
 

 

ファンとして、胸を張って言えます。

モーニング娘。は、いつでも“いま”が最高です。