フムン。

 

 

 

 

 

 

人生BluesのMV好きだけど、たしかにあの文字だけは唯一余計かなぁと思ってました。いやホントに。

 

 

やはりつんくさんの意図したものではなかったんですね。

まぁそりゃそうでしょうけど。

 

 

MVにおいて文字でのメッセージというのは、楽曲の歌詞だけで充分なんじゃないかと個人的には思います。

MV内の文章まで含めての作品だというなら別ですが、その場合は曲の制作者がMVまで監修する必要があるでしょう。

 

 

 

なので自分としては、監督さんには申し訳ないですがあの文字部分だけ(脳内で)無視して映像だけ楽しませてもらってます。

そこ以外のところはかなり好きなのでね。

 

 

余計だったとは思いますが、「あれのせいですべて台無しだ」とまで言うほどの瑕疵ではないかと。

 

 

まぁつんくさんの曲を映像で表現するのは一筋縄ではいかないのでしょうね。

 

 

 

 

しかし思ったのは、ああいうのって作詞作曲した人も途中で確認とかさせてもらえないんだなぁということ。

 

 

つんく♂さんでさえ、完成したものが世に出て初めて目にしたようですし。

 

 

業界のことはよくわかりませんが、そんなもんなんでしょうか。

 

 

 

じゃあ振り付けなんかもそうなのかな。

昔は振付師が考えたダンスをつんく♂さんが見て、いろいろ変更点とか出しつつ完成させていったらしいですが。

 

 

有名なところだと、『LOVEマシーン』の振り付けは最初もっとカッコいいダンスだったけど、それを見たつんく♂さんが「そういうんじゃないねん」的なことを言っていまのダンスに変わった、というエピソードがあります。

 

 

いまはそのあたりも振付師が全部決めるのでしょうか。

最終的にチェックする人や、そもそも「こういう感じで」と注文する人はいると思いますが、つんく♂さんが目を通して判断する、という過程はもうなくなってしまったのかな。

 

 

そうなると、今回みたいに「これはちょっと(意図したものとは)違うんやけどな~」みたいなこともあるんでしょうねきっと。

 

 

どうせならそこまで関わってもらえばいいのにとも思ってしまいますが、プロデューサーでもないポジションでは難しいのかしら。

 

 

せめて最終確認くらいはさせたほうがいいのではと思わなくもないです。

 

 

 

 

とはいえこのMVはかなり好き。

曲だけでも素晴らしいけど、この映像と共に聴くことでより刺さる。

 

 

特にこれといって特徴もない代物よりは、こういう少し挑戦的なもののほうがおもしろいよね。

毎回こうだったらアレですけど、たまには。