昨日はDマガを買うついでにライブも観てきたよ。

 

 

 

 

というのはもちろん冗談で、モーニング娘。'19の春ツアー『~BEST WISHES!~』をお目当てに、初めて結城の地に足を踏み入れてきました。

 

 

今回は個人的にいろいろ珍しい回で、昼と夜の2公演を1日で観るのは実はこれが初めて。(いつも夜だけが多い)

地元ながら結城に来るのも初めてだし、ファミリー席が前方にある会場で観るのもまた初めて。

 

 

茨城では何度かライブやってるけど、タイミングが合わずにずっと行けず、ようやく地元(一応)での公演を観に行くことができました。

 

 

 

メンバーの口から「茨城」という単語が出てくるのが少し不思議な感覚だったよ。

この世の最果てとも言われる茨城へようこそ。

あるのは結城市民文化センターアクロスと霞ヶ浦と牛久の大仏くらいだけど、楽しんでもらえたかな。

 

 

 

 

さっきも言ったようにここはファミリー席が前方にある上に、全体的な席数もあまり多くない。

ファミ席に至っては「よくチケット取れたよな」と思うくらいの数で、最後尾の7列からでも充分ステージに近かったです。

(昼が5列、夜が7列だった。ちなみに1列は存在しないので実質4列と6列)

 

 

夜公演ではヲ知り合いの方々にお会いできました。

またどこかの現場で見つけたらお声かけください。

 

 

 

 

いやしかし近い。

ライブハウスでは実質2列目くらいで観たことはあるけども(新木場の20周年イベ)、ホールのコンサートをこの距離で座って観るのは初めてです。

こんなにもモニターを見ないことなんてそうそうない。

モニターで見るより目の前にいるメンバーを直で観るほうがよく見えちゃう。表情までよく見えちゃう。

 

 

 

この公演ではビヨーンズがオープニングアクトとチャレンジアクトで登場。

前座はともかく本編にまで他のグループを出すことについて言いたいことは多々ありますが、それだけで話が終わってしまいそうなのでまたあとで。

 

 

『眼鏡の男の子』を聴きながら、まさかこれしか作らなかったわけじゃあるまいし、どうして星部くんはこの音源を真っ先に事務所に送り付けたのだろう、などと考えていました。

(事務所がクリエイターを募集してたとき星部くんはこの曲を送って拾ってもらったらしい)

 

 

 

 

 

さて本編はいきなり『What is LOVE?』から始まり『I surrender 愛されど愛』と続き、初っ端からBPMが速い。

 

 

今年のさくらのしらべが落選してしまったので、ここでその代わりを味わっておこうとサイリウムを小田ちゃんのラベンダー色に。

1曲目のときに小田ちゃんから軽く睨まれたような気がしたのはまぁ気のせいだと思います。

 

 

 

これは夜公演の話ですが、自分の席がちょうどステージからの強烈なライトが眩しい高さで、I surrenderのサビではほとんど目を開けていられないほどでした。

警察の尋問でもあれほどの光を浴びることはないでしょう。

オレたちのことをそんなに照らされても困る。

 

 

 

続く『リゾナントブルー』、『青春小僧が泣いている』、『なんちゃって恋愛』、『TIKI BUN』、『気まぐれプリンセス』がどれも好きな曲ばかりで最高。

 

 

なんちゃって恋愛では当時の娘。を思い出して懐かしくなったりもしたけど、リゾナントはもはや現メン(譜久村リーダー娘。)で見た回数のほうが多いんじゃないかという印象すら受ける。

TIKI BUNは最初のサビではお蔵入りになった例の振り付けで歌い、大サビで通常の振り付け(肩を組むやつ)をやってくれたので二度おいしい。

どっちかというと、お蔵入りの振りのほうが好きかも。

 

 

 

からの回替わり昼(A)はさらに『時空を超え 宇宙を超え』、『スカッとMy Heart』、『泡沫サタデーナイト』、『みかん』が披露され、さすがシングルばかりのセトリは1曲1曲の味が濃い。

 

 

スカッとが久しぶりに聴けて嬉しいよ。

泡沫ではとにかくよこやんが可愛かった。笑顔満開ですべてが可愛い。

本人のブログにもあるように、この日は小田さんに「今日可愛いね」と言われ有頂天だったようですが、確かにべらぼうに可愛かったです。いつも可愛いんだけどさ。

 

 

よこやんといえば、リゾナントの「ヘルミー!」やOMWの「この感動を共有したい」などセリフパートを多くもらってましたね。

歌パートも結構あったし、なかなか目立ってらっしゃる。

 

 

 

回替わり夜(B)のセトリも悪くない。

なにより『The 摩天楼ショー』があったので、それだけでもう満足。

『まじですかスカ』も聴けたしね。

冒頭の9期パート、りほりほと香音ちゃんのところはちぃちゃんとよこやんがそれぞれ歌ってました。感慨深い。

 

 

 

 

話が前後しますが、そんな回替わりパートの前に、Aは9期10期11期、Bは12期13期14期によるMCなどがあり。

 

 

このAチームMCでやった眼鏡の男の子(誇張ver.)がとにかくおもしろかったんだけど、言葉では伝えきれないので次のDマガに収録されることを祈ってほしい。

えりぽんが「楽屋で練習してるところをDマガのカメラに撮られとったから収録されるはず」みたいなこと言って伏線を撒いてくれたので、たぶん大丈夫。

 

 

誇張というか完全に笑いを取る方向にねじ曲げたver.の眼鏡の男の子をやっているあいだ、まーちゃんだけは「まさ(セリフとか)わかんない……」ということで端のほうに座って見てた。

そのちょこんと座っている様子がとても可愛くて、客席から思わずといった感じで出る「可愛い~」の声がいくつも。

 

 

 

ちなみに夜のMCでは「ウェットティッシュって1枚取ったあと次のティッシュが顔を出してるから蓋が閉めづらくないですか!?」というよこやんの切実な主張にチェルが激しく同意し、「なので私(チェル)は開けっ放しにしちゃいます」といって顰蹙を買い、ちぃちゃんが「冷蔵庫を開けっ放しにしちゃうことはよくある。前に使ってた冷蔵庫は音で知らせてくれたけどいまのやつはその機能がない」と言った流れでまたチェルが「冷蔵庫にケータイ入れちゃうことってあるじゃないですかぁ~」という話を披露。

 

 

「野中はよくスマホをなくす」という流れから紆余曲折を経てチェルが自分の電話番号を発表しようとしたので他のメンバーが全力で止めに入り、ここで準備を終えてやってきたあかねちんに「私が遅れたばっかりに同期の野中が変なこと言い出して申し訳ありません」と頭を下げさせたのがおもしろかった。

娘の粗相を謝罪する母さんのようだったねちん。

 

 

 

 

 

ビヨーンズによるチャレンジアクト、昼は『青春コレクション』、夜は『弩級のゴーサイン』を披露し、どちらも大サビで娘。が登場し一緒に歌うという流れ。

 

 

あゆみんもMCで言ってたけど、弩級でヲタの「オオォー!」という歓声がすごかったのには驚いた。

みんなそんなに弩級好きだったのか。オレは普通です。

 

 

というかビヨーンズでもまったく歓声が衰えないヲタクたちを見て、ヲタの業というやつを垣間見た気がしました。

心なしか娘。のときより必死になってメンバーの名前を叫ぶ声がチラホラ聞こえたような。

 

 

この曲はキーが高いから、ビヨーンズが歌うとちょっとキンキン声が目立つなと思いました。

 

 

 

 

そんなことより、ここからのあの蛍光衣装はなんだね。

 

 

蛍光の合羽みたいなやつ。

さすがに脚は出してるけど、なぜあれにしようと思ったのか謎です。

 

 

今回、全体的に衣装がちょっとイマイチかな~という気がしなくもない。

自分はそこまで衣装にこだわるタイプではないけど、「これは好き」というのがほぼなかったかな。

“衣装が微妙問題”は娘。に限らずハロプロ全体の問題でもあるし、そこを期待しても無駄だというのはわかってるんだけども。

 

 

そろそろ本気で飯窪さんに衣装プロデュースしてもらうのはどうだろう。

飯窪さんなら単にデザイン面だけでなく実用性の面も考慮できるし、うってつけだと思うんですけどね。

アンジュではりなぷーが考えたりしてるんだから、娘。でもやらせておくれよ。

 

 

 

 

 

それはともかく、夜にやった『恋してみたくて』は相変わらず目が足りない。(昼はジェラジェラ)

 

 

こういうひたすら可愛いだけの曲がもう1曲くらいあってもいい。

 

 

でも今回見てて思ったのは、カッコいい曲であっても楽しそうに歌ったりする余裕が出てきたのかな、ということ。

 

 

これまではばっちりキメ顔でやっていた曲も、あえてニヤっとしてみたり、楽しげに歌ってみたりするメンバーが多かったような。

これによりまた一段と表現の幅が増えたと言いますか、カッコいい曲だからといってカッコつけるだけが正解じゃないというのが伝わってきました。

メンバー自身、基礎はしっかり押さえつつ、よりナチュラルにパフォーマンスできるようになってるのかもね。

 

 

 

 

 

それにしてもまーちゃんのあの美しさはどうだ。

 

 

ここにきて可愛さと綺麗さと美しさが際立っている。

いっそ神々しいほどで、現役時代の愛ちゃんを彷彿とさせるほど。

 

 

目の前に来てくれるとその距離わずか5、6メートルなわけで、そこから見る佐藤優樹さんはとにかく美しくて見惚れてしまいます。

 

 

一種の造形美とすら呼べるかもしれない。

顔が良い。スタイルも良い。

ただ細くて長いだけの女性を「スタイルが良い」なんていうこともあるけどそういうのじゃなくて、全体のバランスが奇跡のように整っているんですよ。

自分が女性になれるとしたら、最上の理想がいまのまーちゃんですね。

こんなに美しくなるとは、ポクポク言ってた頃には思いもしなかった。

 

 

それでいてあの表現力。

20年くらいステージに立っているベテランのような、“飄々とすごいことをやってのける”魅力に溢れたパフォーマンス。

 

 

まーちゃんと同じグループで活動するのは、いろんな意味で大変だろうなぁと思います。

オレならたぶん、嫉妬で狂ってしまう。あの才能が羨ましくて。

 

 

 

 

 

そんなまーちゃんとは別に、えりぽんやあゆみんのスタイルの良さというのにも言及しておきたい。

 

 

ふたりはどちらかというと細めな体つきで、特にあゆみんは華奢とさえ呼べるような感じなんだけど、決して貧相とかガリガリとかではなく、しっかりと引き締まった肉体美というものがあるなと思いました。

 

 

余分なものが一切なく、女性として、アーティストとして、必要なものだけを洗練して作り上げられたボディ。

 

 

それもまた美しい。

アイドルとアーティストとアスリートの一番良いバランスのところを凝縮したような身体に、しばし見惚れました。

(席が近いとそういうところもよくわかる)

 

 

 

 

あ、あとちぃちゃんが可愛かったです。

単純に可愛かったです。

 

 

ようやくオレもちぃちゃんの可愛さを心から感じられるようになってきた。

パフォーマンスを見てても、すっかりモーニング娘。に染まってくれた感があって、そこもまた娘。ヲタとしては喜ばしい。(だからといって別にカントリー感がなくなったというわけではないので大丈夫)

 

 

 

 

 

 

 

長くなったので、ここからは駆け足で。

 

 

メドレーはどれも名曲揃い。

セクシーキャットも聴けたし、泣いちゃうかもも聴けた。

わかっちゃないはシングルじゃなくね?と思ったけど別にシングル大全集と銘打ってるわけじゃないからいいのか。

OMWはイントロと間奏がとにかくカッコいい。

 

 

新曲『青春Night』は、ラップパートのコール&レスポンスが楽しいごきげんなナンバー。

メロディーが少し掴みづらいので、早く音源が聴きたい。

 

 

 

そこからまた3曲ほどAとBでセトリが変わるわけですが、全部書くのが面倒になってきたので各自ご確認ください。

 

 

 

 

今回観ていて思ったのは、モーニング娘。'19のパフォーマンスもさることながら、楽曲の力ってすごいな、ということ。

 

 

つんくさんの作る、唯一無二の音楽。

これをこんなに聴けるだけでも幸せだし、それを表現するのがあの子たちであればなお素晴らしい。

 

 

つんくさんの音楽と、モーニング娘。のパフォーマンス。

それらが合わさったステージは、ライブでありながら、極上の物語を体感したかのような感動とカタルシスがある。

 

 

非日常ですよね。

音楽は身近なものだけど、現場で観て感じるコンサートは別物。

 

 

 

そしてそれ故に、儚いものでもある。

 

 

昨日感じたあの感覚も、歌声のひとつひとつも、MCのおもしろい瞬間も、そっくりそのまま再現することは二度とできない。

 

 

ということを、こうして感想を書いてると実感します。

あれはあの2時間弱のあいだだけ感じることができる特別なものだったんだなぁ、と。

 

 

 

 

そう、MCもね、なんとなーく覚えてるんだけど、それをわかりやすく文字にするのが難しい。

ちょっとしたボケとかツッコミとかが微笑ましくておもしろいのに、それだけを書いてもいまいち伝わらなかったりする。

 

 

たとえば小田ちゃんの話。

むかし恋レボの振り付けを練習してたとき、自分では出来てると思ってたけど鞘師さんに「違う。こう」といって腰を持たれてグイッとやられて腕をグッと伸ばされて……みたいなことを説明してる途中で横にいるちぃちゃんの腰を持って同じようにやってみせたら、ちぃちゃんは「羨ましい~。(鞘師さんに)やってもらいたかった」と発言。

それを受けて生田さんが「大丈夫だよ森戸。3月30日に頼んだらやってもらえるかもしれないから!」と言ってヲタ歓声。

 

 

 

みたいなことがあったり。

 

 

あとはアンコール明けのまーちゃんの挨拶がインパクトあったので書いておきますがきっと伝わらない。

 

 

昼公演では、「昨日握手会だったんですよぉ~」と若干イヤそうに言ったあと、握手するとファンの人に手からパワーを吸い取られる、みたいな話をし、「まさが握手会イヤがッ……」と言いかけて「あっ」という顔になり(←可愛い)、ヲタのエーイングのあと「握手会苦手って話してるじゃないですか~」と誤魔化すなどなど。

 

 

夜公演では、「The 摩天楼ショーの……」と何度か言ってたんですけどその言い方が微妙におかしい(「ザマテロンショー」みたいな感じ)のでメンバーもヲタも若干ざわつく。

で、まさは摩天楼ショーの「愛に溺れた~い♪」と歌ってるんですけど、みんな譜久村さんか牧野のピンク色もしくはかっちゃんの赤色のサイリウムにしてほしいんですよ、と主張。

まさは愛がよくわからないけどイメージ的にピンクなのでそのパートは全員ピンクか赤にしてくれとおっしゃる。

だから今度またこのメンツで集まってピンクにしてほしい。そのためにここにいるみんなで連絡先を交換しといてくれ、という無茶なことを要求されました。

 

 

 

 

そして最後は『ENDLESS SKY』を爽やかに歌い上げてコンサート終了。

 

 

この曲、これまではどうしてもりほりほ卒業当時を思い出して切なくなってたんですが、今回はあれからいろんなものを乗り越えてきたいまのモーニング娘。が、気負うことなく自然に歌っているのが伝わってきてすごくよかった。

 

 

わりとアイコンタクト(若干変顔)をとってるんだなぁというのも確認できました。

 

 

 

 

 

 

そんな感じでモーニング娘。'19に生きる活力をもらいましたとさ。

 

 

 

 

 

 

2公演分モーニング娘。と同じ時間と空間を共有したと思うと、昼夜観るのも悪くないなと思います。

 

 

しかしなかなか疲れる。

ただ座って観てただけなのに、情けないことです。

メンバーはその百兆倍激しく動いてるんだよねぇ。ホントすごいよ。