他人様の、ましてや応援してる芸能人のプライベートについてあれこれ口を出す気はさらさらないですが、真野ちゃんが結婚して海外に行ってしまい、日本での芸能活動が縮小してしまったのは惜しいなと思ったりもします。

 

 

 

いまでも雑誌の連載などはやってるし、SNSでその様子を知ることはできる。

でも一時期のようにドラマや映画に出るといった活動は(いまのところ)ストップしてしまったんですよね。

 

 

個人的な観察では、徐々に知名度も上がり出演作品も増えてきて、ここからさらに女優としての地位を確立していくとき!だと思ってたので、このタイミングで海外行っちゃうのか~と少し寂しかったです。

 

 

 

 

真野ちゃんに限らず、芸能人の結婚というのは、本人にとっては大切なことであると思いますが、応援しているファンにとっては「心から祝福はするけど複雑な気持ち」もあって。

 

 

特に女性は出産や育児に繋がる場合も多く、そうなるとどうしても仕事は休まざるを得ないですし、場合によっては引退ということもあるでしょう。

 

 

女性芸能人の結婚の報を聞くたびに、「ああこの人も表舞台に立つ機会が減ってしまうのだろうな」と思ってしまうわたくしです。

 

 

 

 

 

ただ、それを残念に思いつつも、本人にとってそれは大切なことであると同時に、仕事を休む(あるいは辞める、変える)良い機会なのかもしれないな、とも思います。

 

 

若い頃から始めて、一生この仕事をやっていくという人もいるでしょうが、ある程度のところで一旦休みたいとかそろそろ辞めたいとか考えたとき、結婚や出産などがそのきっかけになることは多いのでは。

 

 

一方男性の場合、結婚しても休んだり辞めたりする人は少ない。

むしろ家庭を維持するために、いままで以上に働かなくてはと思う人が大半でしょう。(あくまで一般論ですが)

 

 

 

そう考えると、男性にとっての“仕事の辞めどき/休みどき”というのはなかなか難儀な問題なのかもしれません。

(女性が簡単だという意味ではないですが、男性が結婚などをきっかけに家庭に入ることはまだマイノリティな気がするので)

(もちろん出産/育児となれば、女性は仕事以上に大変な状況に置かれるとも言えますが、ここはとりあえず芸能界という仕事に関しての話だと思ってください)

 

 

 

 

アイドルというジャンルにしても、女性は十代後半~二十代半ばくらいにはもう引退や女優業などへの転身を計る傾向にありますが、男性はずっとアイドルでいる場合が多い。(ずっとアイドルでいられるほどの人気があればの話)

 

 

ファンにとっては男性アイドルのありかたのほうがありがたいと言えるかもしれませんが、本人にとっては女性アイドル/芸能人のように“辞めどき、休みどき”があるのは、考えようによってはありがたいことなのかもしれません。

 

 

 

 

アイドルを、芸能人をずっと続けていきたいと思う人ならばともかく、どこかのタイミングでちょっと休みたいと思ったとき、人気者であればあるほど、そしてどちらかというと男性芸能人のほうが、そのきっかけを探すのが大変なんだろうなと思ったりしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

だからどうしたというわけでもないですけど、卒業とか引退とか結婚とか、ある種の“おわり”が(なんとなくにせよ)あるというのは結構大事なことだったりするのかも。

 

 

ぼんやりとしたおわりすら見えない状況でずっと走り続けるのは、なかなかしんどい。

 

 

モーニング娘。が、女性アイドルとしては異例の長さで続いているのも、個々のメンバーそれぞれにはちゃんと“おわり”があるからこそ、グループそのものを維持していられるんじゃないでしょうか。

 

 

たとえ女性アイドルが何歳になっても問題なく活動できたとしても、20年以上同じことを続けていくのはとても難しいんだろうなと。

 

 

 

単に人気がどうこうというだけでなく、そういった面でも「メンバーの卒業加入」というシステムは良いのでしょうね。

個々のおわりという寂しさと引き換えに、全体の寿命を延ばしている、とも言えます。

 

 

個々のおわりがないグループは、それと引き換えにいずれ全体のおわりを覚悟しなければならない。(それでも20年以上続けば、かなり凄いことです)

 

 

 

 

 

 

何が言いたいのかよくわかりませんが、そんなことをぼんやり考えておりました。