武道館2日目。

 

 

とうとうこの日が来てしまいました。

はるなん卒業の日です。

 

 

しかし1日目の感想を書いてもう精根尽き果ててしまい、たいしたことは書けそうにありません。

 

 

その日のうちなら熱い想いも冷めやらず、言葉も湯水のように湧いてくるんですが、1日経っちゃうと逆に虚脱状態に陥ってなんも考えられなくなりますよね。いまそれ。

 

 

 

ともあれ「~1日目~」を書いてしまったからには2日目も書かないと収まりが悪いので、気力を振り絞って書きます。

 

 

 

 

この日は北西のサイドスタンド席でした。

ステージを斜め後ろからご覧いただくお席。

 

 

席によりけりですが、自分のところは斜め後ろといってもステージの真横から20℃くらい後方の席だったので、そこまで後ろという感じではなく。

とはいえ正面からの画は望めません。

ビジョンもまったく見えないし(その代わり小さいテレビが客席付近についてる)、手前側にメンバーが来るとこれまた見えません。

 

 

それでも思ってたよりは見えたかな。

ある意味貴重なアングルでパフォーマンスを俯瞰できたのも悪くなかったです。

 

 

 

 

曲については1日目の感想で書きましたが、この日はもちろんはるなんのことを重点的に追って観ていました。

 

 

これで最後なんてね。

ここに至ってもまだ実感が湧かなかったよ。

 

 

スラッとして大人っぽくて、こんな綺麗なお姉さんがモーニング娘。として汗だくになりながら歌って踊っていること。

それは決して当たり前ではなくて、いつか終わりが来ることだったんだといまさらのように感じておりました。

 

 

 

でも始まった時点ではそこまで感傷的にはなってなかったんだけど、『Only you』のサビで!あれはズルい!

 

 

あんなん泣くでしょうが。

歌詞がまた良い。なにより歌が良い。

 

 

フクちゃんの「君を守る」。

あんなに力強い「君を守る」は初めて聴きました。

 

 

あの瞬間、武道館にいたみんながはるなんに向かって(文字通り相対して)「大丈夫 たとえ迷っても 諦めないでね」と無限のYellをfor youしていたんだなぁと思うとまた泣けます。

 

 

 

 

回替わり曲、この日は『邪魔しないで Here We Go!』、『笑えない話』、『ナルシス カマってちゃん協奏曲第5番』。

 

 

邪魔しないでは、セリフ担当が二人もいたのにその二人が立て続けに卒業してしまい、今後は誰が担当するんでしょうねぇ。

 

 

ナルシスの最後、「もっと見つめて」のちぃちゃんの眼力が凄かったです。

ちぃちゃんは可愛い系よりもカッコいい曲が似合う気がするな~。

 

 

 

 

卒コン恒例、おくりびとことハロプロリーダーによるお手紙。

 

 

個人的にはこのコーナーなくていいのではと思ってるんですが、今回に限ってはあやちょからのお手紙というのは大いにアリでしたね。

 

 

ちょっと忘れかけてましたが、あやちょも卒業が決まってるんですよね。

そのときはやっぱりフクちゃんがお手紙を読みに行くんでしょうか。

 

 

 

 

 

っていうか『冷たい風と片思い』がセトリにあったとは。

 

 

どうしたってりほりほを思い出さずにはいられません。

りほりほをというか、当時感じた寂しさや切なさを。

 

 

軽くフラッシュバックしてしまいましたが、ちゃんと単独ライブで歌ってくれて嬉しいよ。

モーニング娘。として歌い続けていくために、りほりほのソロ曲ではなく全員曲にしたんだからね。

 

 

 

 

メドレーあたりの曲については1日目に書いたのでまるっと飛ばして、WiLではるなんの「ライブハウス武道館へようこそYeahhhh!!!」が7年ぶりに聴けて感無量です。

 

 

笑いながら泣きそうになる。

あれから7年経ったんだなぁ。

 

 

としみじみしながらも、オイオイ盛り上がりまくりでした。

 

 

 

 

 

そうして本編が終わり、ハニー色に包まれた会場と鳴り響くはるなんコール。

 

 

ここにきてなお卒業の実感があまり湧いてなかったのに、ハニー色のドレスで登場したはるなんを見た途端、自然と涙があふれてきて。

 

 

可愛くてカッコよくて、スタイリッシュでありながらファンシーなドレス。

肩から胸元にかけてはチョコレート色が取り入れられており、何から何まではるなんらしい、はるなんにしか着こなせない素敵なドレス。

 

 

とても美しかった。

 

 

ひとりの女の子の、7年間の成長。

容姿とか内面とかはもちろん、その成長そのものがあまりに美しくて、気付けば泣いていました。

 

 

 

そういえば香音ちゃんのときもそうだったなぁ。

直前まで実感がなかったのに、セレモニーでドレスを着て出てきた姿を見た瞬間に泣いてしまったっけ。

 

 

 

この瞬間、はるなんは世界で一番綺麗なひとでした。

 

 

 

『恋ING』を堂々と歌う姿、カッコよかったよ。

 

 

 

 

 

メンバーからのメッセージについて詳細は省きますが、12期がみんなとても純粋で良い子で――というかみんな本当に良い子で、モーニング娘。って良いなぁ素晴らしいなぁとしみじみ。

 

 

まりあちゃん、会場みんな笑ってたし自分も笑ったけど、本人は至って真面目に心から飯窪さんへのエールを伝えてたんだろうなぁと思うと、その純粋さが愛おしい。

 

 

そしてあゆみんのメッセージにダボダボ泣かされました。

それはもう泣かされました。

 

 

えりぽんは本当にはるなんのこと好きだな!と思ったし、フクちゃんがあんなに泣いてるのも珍しい。

 

 

後輩だけど、年上の仲間として、本当に信頼していたんだろうなというのが伝わってきましたね。

 

 

 

 

 

そのあとの『Y字路の途中』、落ちサビで声を詰まらせるはるなんと、両脇に寄り添うあゆみんとまーちゃん。

 

 

10期。

 

 

セレモニーでまーちゃんが「どぅーがブログに書いてた」と言ってた通り、10期はいつまでも10期。

はるなんとあゆみんとまーちゃんとどぅーで、10期です。

 

 

なにを当たり前のことを言ってるんだという感じですが、実際パフォーマンスを見ながら「10期だなぁ」と思ったので、そのまんま書きました。

 

 

 

 

 

最後は『One・Two・Three』と『わがまま 気のまま 愛のジョーク』で、激しく、そしてカッコよく、モーニング娘。としてラストのパフォーマンスを見せてくれたはるなん。

 

 

あのドレスで踊れるのだろうか、という心配など無用でした。

 

 

はるなんが屈んだとき、スカート部分が広がって他のメンバーの進路を塞いでしまい、あわや踏んづけてしまうという場面があったんですが、はるなんがシュッ!とドレスを振り払ってそのまま立ち上がり移動していったのを見て、「カッコいい……」と惚れ惚れしちゃいましたよ。

 

 

 

 

歌もダンスも未熟だったあの頃を知っているからこそ、いまのカッコよく美しい姿がとても眩しい。

 

 

モーニング娘。として、ずっとずっと頑張ってきてくれたことに、心からの感謝を。

 

 

 

 

 

ダブルアンコールでは、はるなんらしく「我がモーニング娘。人生に一片の悔いなし!」と叫び、10期メンバー飯窪春菜はモーニング娘。人生に幕を下ろしていきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7年と3ヶ月。

 

 

たくさん幸せをもらいました。

 

 

言葉にするとたったこれだけだけど、数え切れないくらいの思い出があるよ。

 

 

 

モーニング娘。として生きてくれてありがとう。

 

 

とりあえず、お疲れ様。

 

 

 

 

 

 

 

モーニング娘。が大好きだ。

 

 

ひとりひとりのメンバーが大好きだ。

 

 

なんかもう、そういう気持ちでいっぱい。

 

 

 

 

はるなん、卒業おめでとう!!