モーニング娘。'18の秋ツアー GET SET,GO!ファイナルとなる日本武道館2Days公演に行ってきました。
そしてそれは、飯窪はるなんにとってのラスト公演でもあり。
そんなツアーファイナルにして、ようやくの'18秋ツアー初参戦。
待ったよ。長かった。
そしてやっと参戦だと思ったらもうファイナル。
いつもレポめいたことを書いてますが、今回は例によって卒コンがライブビューイングとBSスカパーで中継されたということで、レポではなく感想の垂れ流しブログを書いていくつもりです。
できるだけ簡潔に。
というわけで、まずは1日目の感想。
この日はファミリー席で、いつも通りな感じ。
単独ライブに来るのは、6月のはーちん卒コン以来でした。
ツアーからツアーへ、参戦がこんなに空いたのは初めてです。
すべて、今ツアーで関東を干した事務所のせい(恨み節)
サハラ砂漠もかくやという飢えと渇きに苦しんだ精神はしかし、半年ぶりの単独ライブによってみるみる潤っていきました。
これが現場のちから。
ステージとの距離に関係なく、モーニング娘。が存在し、パフォーマンスするその場にいられるというだけでこうも活力が湧いてくるとは、自分でも驚きです。
今回は宇宙船を模したSF設定なセットと噂には聞いてましたが、とりあえず冒頭のメンバー紹介VTRからして可愛い。敬礼するの可愛い。
そしてセトリが良かった。
1曲1曲を見ていくと、「これを待ってた!」みたいな曲が多いわけではなかったんですが、全体的に満足度が高いセトリだったなと。
2曲目から『君さえ居れば何も要らない』が聴けたのは嬉しかったし、久々の『Tokyoという片隅』からの『そうじゃない』、『Only you』、『ブレインストーミング』コンボはテンションが上がる。
『Are you Happy?』では、曲終わりに真莉愛が「うふふふ」と笑って真顔になるわけですが、ビジョンに映るその真顔が恐かったです。
美人は怒ると恐いと聞いたことがありますけど、超絶美人の真莉愛ちゃんがフッと無表情になるだけであんなに恐いなんて。
もちろん褒めてます。普段の真莉愛では見られないあの表情。たまらない。
途中で挟まるVTRクイズ。
謎のロボが出てきて「燃料ガ、アリマセン」みたいなことを言って、メンバーの小芝居を挟みつつ四択クイズが始まったので面食らいました。
「おぉ……どうした今回」と思いましたが、この隙にメンバーは裏で着替えたり水飲んだりしてたんでしょうね。
そういえばMCらしいMCってなかったな。
いろいろと珍しい展開です。
ちなみにクイズは「今回のツアーで行ってないとこはどこでしょう」で、伊勢神宮とかメキシコの神殿とかあるなか、答えは「火星」。
宇宙船に乗ってるんだから火星くらい行っとかないと!
個人的に好きな『憧れのStress-free』のモーニング娘。'18 Ver.が聴けたのが嬉しかったです。
そのあとの『ワクテカ Take a chance』、『私のなんにもわかっちゃない』、『ムキダシで向き合って』も燃えましたね。
ムキダシはイントロで花道を闊歩してセンターステージに行く感じがめっちゃカッコよかった。
曲自体も、最初に聴いたときよりは好きになってきました最近。(歌詞以外は)
それにしても小田ちゃんの存在感な!
あの人は只者ではないぞ。
ただカメラ(ビジョンに映るやつ)をジッと見つめるだけで、もう物語が始まってる。
歌とかダンスはもちろん、圧倒的な表現力がやばい。
そんなことはとっくに知ってるし、ライブを観るたびおんなじこと言ってる気がするんだけど、何回観ても圧倒されちゃうんだから凄い。
なんだろうね。
言葉では表現しきれませんが、一瞬であの空間を掌握してしまうのよ小田ちゃんは。
そしてエロい。物凄く健全にエロい。
エロにすら圧倒されてしまう。そんな妖艶さ。
(エロエロ言ってすみません)
よこやんがすごく楽しそうだったのも印象的でした。
とある曲でフクちゃんと顔がめっちゃ近い振り付けがあったんですが、そこで近づくたびにチュッチュチュッチュとチュー顔をするわけです。
こっちからは見えませんでしたが、きっとフクちゃんも同じことしてたんじゃないかな。
そこへ小田ちゃんがやってきて、よこやんの頭をポンと叩く。
そんな微笑ましい光景。
随所で、あふれんばかりの笑顔を見せてくれたよこやん。
ちょっと前にかなり心配な雰囲気でしたが、いまはどうやら大丈夫そうです。もう可愛くて可愛くて。
何気にソロパートも、印象的なところをいくつか貰ってましたね。
Only youのBメロとか、あとアレとかアレとか。(忘却)
そうそう、ここではるなんからバーチャルアイドルをプロデュースしたというお知らせがありました。
最初、「実はアイドルのプロデュースをしていたんです」とか言うから客席がザワついたよ。
ガチなのかネタなのか一瞬判断に迷った。
でもそういえばVチューバー関連で歌ってたなぁと思い出し、たぶんそれだと思ったらそれでした。
Ni-naちゃん。
ビジョンに、はるなんが向こうの大人たちといろいろ会議をしている映像がちょこっと流れまして、そこでNi-naちゃんのデザインについてあれこれアイディアを出していました。
「聖なるホクロをつけたい」とか言ってた気がします。
ビジョンに出てきたNi-naちゃん、まず目が行くのはその豊満なお胸でしょう。誰もがそこを見たに違いない。そして同じことを考えたはず。「はるなん、自分の願望を……」と。
そしてご存知の通り、声は思いっきりはるなん。
羊ヘアーとか漫画が趣味とか共通点が多く、メンバーにも「あれはるなんでしょ?」と問い詰められていましたが、すっとぼける飯窪さん。
そこであかねちんが「でも上半身は飯窪さんじゃありませんでした!」と険しい顔で言い放ち、「確かにそうだ」「言われてみれば」「なんだじゃあ違うのか」と納得するメンバーたち。腑に落ちない顔の飯窪さん。
そんなこんなで、Ni-naちゃんについては公式TwitterやYou Tubeアカウントが出来ているのでそちらをチェックしましょう。
ちなみにNi-naちゃんは飯窪さんのことをBOSS♀と呼んでいるようです。
これは、はるなんがケータイにつんく♂さんを「ボス」で登録しているから、らしいです。(もしかして「ボス♂」という表記かも)
そういえばえりぽんが、「ハロープロジェクトを卒業してハニープロジェクトを始めるのかと思った」と珍しくうまいこと言って会場が湧きましたね。
それはそうと、『今すぐ飛び込む勇気』!
すんごい久しぶりに聴いた気がするけどそうでもないのかな?
なにしろライブ参戦自体が半年ぶりだったので、何を聴いても久しぶりに感じてしまう。
この曲聴いて、なんか'15のモーニング娘。を思い出しちゃったよ。
思わず泣きそうになってしまった。
りほりほのことを思い出しもしたし、明日卒業してしまうはるなんが水鳥みたいに飛び立つことを想って涙腺が……。
これが聴けたのは嬉しかった。
卒コンでも歌ってほしかったなぁ。
黄金期メドレーも相変わらずアレンジと繋ぎが最高でしたね。
その掉尾を飾る『Go Girl ~恋のヴィクトリー~』がとても素晴らしかった。
この曲、こんなに良い曲だったっけ!?と驚いたほどです。
可愛くて盛り上がる最強ナンバーじゃないか!
Go Girlってめちゃくちゃライブ向きの曲だったんですね。
いまさらながら気づかされました。
知ってはいたけど、再認識。
そしてようやく聴けたよ新曲の『恋してみたくて』。
可愛い!目が足りない!
なんかそこかしこでカップルが出来上がってたんですが、どのカップルを見ればいいのか混乱しました。
このときばかりはサイリウムを振ることも忘れ、一心不乱にメンバーを追うしかない。
みんないろいろやってたんですけど、全員を見ようと欲張ったために、いまなんにも覚えておりません。
頼むから各カップルを追ったマルチアングル映像を出してくれ。金ならある。
曲も可愛いですよねぇ。
どうやらベストアルバムに収録されるようですが、シングルでもこういうの出せばいいのに。
(アルバムの話はまたあとで書きます)
そのあとの『ロマンスに目覚める妄想女子の歌』も目が足りなかったなぁ。
フォーメーションダンスとか、バキバキに踊るモーニング娘。も良いけど、こうやって可愛らしい曲を自由にパフォーマンスするモーニング娘。も最高ですね。
目が足りないのだけが難点です。どうすれば解決するんだこの問題は。
『ドッカ~ン カプリッチオ』と『What is Love?』の盛り上がりがハンパじゃない。
WiLではまーちゃんの激アゲな煽りが名物となっていますが、この日は「『オイ!オイ!』上から下まで声出せぇぇぇ!!」と叫んでおりました。
文字だけだと意味がわかりませんが、もう少し詳しく書くと、
(ちょっとバカにしたような声音で)『オイ!オイ!』と客の真似をして、「こんなんじゃダメダメ」という顔で手を振り、そのあとに「上から下まで声出せぇぇぇ!!」と叫ぶ、みたいな感じ。
まーちゃんがどんどん挑発的になっていきます。
めちゃくちゃカッコいいです。ロックやん。
そしてアンコール明けに、チョコレート色のドレスを着たはるなんがセンターステージに登場。
『私の魅力に気付かない鈍感な人』をソロで歌いあげました。
ブチ上がったなぁ。
選曲も素晴らしい。
そうしたら、はるなんが袖にハケて、11人のモーニング娘。が登場。
まさかの新曲『I surrender 愛されど愛』を披露するサプライズ。
作詞作曲はもちろんつんくさん。
BPM速めのロックナンバーです。
歌い出しがたしかあかねちんだったと思うんですが、後半にも印象的なねちんのソロパートがありました。
この曲もベストアルバムに収録されるようなので、楽しみにしていましょう。
オーラスの『わがまま 気のまま 愛のジョーク』は、武道館の前後左右(メインステージ、センターステージ、左右の花道みたいなやつ)を使ってわりとフリーな感じでパフォーマンスしてたのが新鮮でした。
この曲はいつもきっちり踊ることが多かったのでね。
そういえばセンターステージにいるとき、サビの振り付けでまーちゃんがカメラに向かってビンタをするんですが、パンパンパン!とビンタされた方向に向かってカメラがパンする演出がカッコよかったです。(シャレではない)
とまぁ1日目はこんな感じ。
感じたことの40%くらいしか書けてませんが、それでも結構長くなってしまった。
卒コン自体は16日の公演なんですが、この2Days合わせてひとつの卒コンだったと思うんですよね。
15日にも回替わりの良い曲がたくさんあったし、円盤を発売する際にはぜひ両日まるまる収録した2枚組あるいは3枚組でお願いしたいです。
要するに、どぅーの卒コン円盤と同じ仕様で頼みます。
そんなわけで、2日目に続く。