先日発売された佐藤優樹さんのファーストビジュアルフォトブック『三角の硝子』はたいへん素晴らしい代物である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに自分はAmazon限定カバー版を購入した。

発売日前に予約したにも関わらず、届いたのは発売から3日後であった。まぁそれはいいとしよう。

 

 

 

このフォトブックの魅力を伝えようとすると、途端に語彙を失う。

 

 

「可愛い」や「大人っぽい」など、いまさら言うまでもない事実でしか表現できないのがもどかしい。

 

 

それでもこのフォトブックにおける佐藤優樹さんの魅力を一言で表すならば、

 

 

フォトジェニック

 

 

であると言えよう。

 

 

 

 

わざわざ斜体で書くほど革新的なことでもないが、これは彼女がオーディションの際につんく♂さんに言われた言葉でもあった。(ような気がする)

 

 

それがいま、完全に開花し、現実のものとなったのだ。

 

 

 

 

このフォトブックには、いろんな佐藤優樹が詰まっている。

 

 

19歳という年齢に相応しく、少女のようなあどけなさと大人の色気を併せ持つ、貴重で儚い時期にしか撮れない写真の数々。

 

 

あの頃の“まーちゃん”と、ほとばしるエロシーが見事に同居している。

 

 

それはもはや奇跡と言うほかない。

 

 

いくら19歳とはいえ、こんなにも子供と大人を同時期に内在する人間がいるだろうか。

 

 

汚れるのも構わず、草や藁を頭上に放り投げる奔放さ。

かと思えば、何かを訴えかけるような切なげな目でこちらを見る。

あるいは冷たく突き放すような、見る者をたじろがせる眼光でこちらを射竦める。

 

 

しかしページをめくればまた、あの頃と変わらないまーちゃんがそこにいる。

 

 

 

 

我々は翻弄される。

 

 

動いて喋っているときと変わらない。

ファンもメンバーもその他周囲の人間も、佐藤優樹という人間に振り回される。それは必ずしも良い意味とは限らないかもしれないが、抗いようのない魅力に囚われてしまうのは間違いない。

 

 

それが写真でも感じられるということが、このフォトブックを見るとわかる。

 

 

なんと彼女は、写真だけでも我々を振り回し、心を千々に乱し、どうしようもなく虜にしてしまうのだ。

 

 

 

 

なによりも、顔が美しい。

 

 

彼女の美しさは不思議だ。

それもまた捉えどころがない。

 

 

いわゆる“美人”なのか“美少女”なのか、どちらでもあるようで、どちらもしっくりこない。

 

 

一般ウケという言葉があるが、それに相応するのかどうかも判断しがたい。

 

 

にもかかわらず、佐藤優樹は圧倒的に美しく、可愛い。

 

 

 

彼女を知った人間の感情は、「好き」か「嫌い」かのどちらかしかないのではないかと思うことがある。

 

 

「普通」や「興味ない」という狭間がない。

佐藤優樹を知ってしまったが最後、どうしようもなく好きになってしまうか、そうでないのなら嫌いにでもなるしかない。

そんな不思議な魅力と美しさを持つ人なのではないか、と。

 

 

 

 

 

 

このフォトブックには約30分のメイキングDVDもついている。

 

 

これがまた素晴らしい。

 

 

単なるメイキング映像に留まらず、ひとつの芸術作品としての価値を持つ。

 

 

動いている分、写真より魅力的なところさえある。

正直これがおまけでいいのかと心配にすらなってしまうだろう。

このDVDだけで3000円取られても仕方ないと思うほどだ。

 

 

 

 

余談だが、このフォトブックの大きさも個人的に気に入っている。

 

 

B5判という、大きすぎず小さすぎないサイズ。

(最近で言えば、あゆみんの『20th canvas』や、さゆの『DREAM』などもこのサイズだった)

 

 

そして152ページという分量も嬉しい。

めくってもめくっても、そこにはまーちゃんしかいないのだ。

 

 

 

 

ビジュアルフォトブックなので、水着はない。

 

 

これには賛否両論あるだろうが、個人的にはまったく問題はない。

 

 

むしろこのほうが、いろんな衣装を着たメンバーが見られるのでありがたい。

水着があると、どうしてもページの半分以上が水着になってしまう。

基本的に見た目がほぼ同じである水着のページが続くのは、少々退屈である。

 

 

 

 

 

 

そういった諸々の点に於いて、『三角の硝子』は完璧だ。

 

 

まさに至高の一品。

 

 

まさかまだ買っていないハロヲタはいないと思うが、万が一買っていないのならいますぐ買うがよろしかろう。

 

 

所有しているだけでも価値がある。

中を見れば、買ってよかったと思うはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこのフォトブックの握手会にて、おなじみグラサンさんが取材を敢行してくれた。

 

 

 

 

 

前後編あるので、↑のURLから視聴されたし。

 

 

 

本当は恥ずかしくて苦手な写真集撮影も、ファンのみんなへの感謝の気持ちとして頑張ってくれたらしい。

 

 

あまりにもありがたい。

その気持ちだけでも嬉しいし、それが形になったこのフォトブックは最高に素晴らしいです佐藤さん。

 

 

 

しかしそのこと(フォトブック)についてあれこれ尋ねられるのは、下着の色を言われる(聞かれる?)のと同じくらい恥ずかしいとおっしゃる。

 

 

まさかそんなセクハラ発言と同義だったとはつゆ知らず。

 

 

なのであまりフォトブックについての感想は伝えないほうがいいのかもしれないが、とりあえず「最高だったよ!」くらいは言ってもいいのではないだろうか。

(下着の色、と思うと「最高だったよ!」もまた変な意味になってくるのは如何ともしがたい)

 

 

 

 

 

できることなら第2弾、第3弾と続いてほしいと思う。

 

 

これっきりで終わらせるのはあまりにももったいない。

おおげさではなく、人類の損失であるからして。

 

 

 

 

 

 

そういうわけで、あえて硬い口調で長々と書いてみた。

 

 

 

ハロプロ史に残るこの伝説のフォトブックを、みなが享受することを願って。