Bメロって良いですよね。
Aメロやサビももちろん良いけど、な~んかこのBメロ好きだな~と感じる曲ってあるじゃない。
あるんだけど、いざ「どの曲?」と聴かれるとなかなかパッと出てこない。
とりあえず、いまパッと思い浮かんだ数曲だけを紹介してみましょう。もちろんハローの曲ですよ。
古い順でいくと、ごっちんの『やる気 IT'S EASY』。
Bメロが好きな曲、で真っ先に思い浮かんだのがこれでした。
たしか、現役当時にこんこん(紺野あさ美ちゃん)も「Bメロが好き」と話していたような。
サビでは「大丈夫きっと大丈夫全部やる気次第」と大雑把に励まされる曲です。そこが良い。
お次はメロン記念日の『赤いフリージア』。
娘。ヲタ的にはさゆのイメージが強い曲かもしれませんね。
かく言う自分も、この曲のBメロにグッときたのはさゆの卒業ライブで聴いたときでした。
卒コン効果もあったかもしれませんが、ドレスを着て花道を歩きながらこの曲のBメロを歌ってるとき、観客の声援(コール)とも相まってすごく感動した覚えがあります。泣いたよね。
続いて亀ちゃんと愛佳の『春ビューティフルエブリデイ』。
言わずと知れた名曲。
この曲はBメロというより全部通して最高なんですが、Bメロでグッと叙情的になる感じが好きです。
それはそうと、この頃のライブって観客の声援が物凄いなぁと、映像を見返すたびに思います。
いまは若い女性ファンも増えて、それはもちろん良いことではあるんだけど、この頃の野太い野郎共の(腹の底から出ているような)声援もあれはあれで良いものだったなと思ったり。
プラチナ期という時代は、世間から無視されていた分、ファンはみんなどこかしら共同意識のようなものがあって、狭い世界ならではの強固な意識でまとまっていた気がします。
ファンが増えるほどそういったものが薄れてしまうのは、たぶん仕方のないことなのでしょう。
で、次は『1から10まで愛してほしい』。
この曲もプラチナ期にリリースされた(アルバムの)曲ではありますが、ライブで披露されたのは9期が加入してから。
初々しい9期の姿や、まだ普通に踊って歌っていた愛佳など、泣きどころが多々ある映像ですね。
これは曲自体めっちゃ好きなんですけど、Bメロも良いのよね~。
「あなたの横を歩くと いい香りがするの」ってメロディー、天才だと思う。
続いて、愛佳とえりぽんと香音ちゃんが歌う『乙女のタイミング』。
これもBメロが天才だと思う曲。
1番のBメロを歌ってるのがえりぽんだというのもまた素晴らしいじゃないか。
この3人中、2人がもう芸能界を引退してしまっているというのが切ない。
またライブで歌ってほしいです。
意外(?)なところでは、『Help me!!』なんかも。
ここ数年のつんく曲には、「Bメロどこ?」とか「Bメロ2つあるよね?」といった曲が少なくないですが、ヘルミーも「2つあるよね?」な曲と言えましょう。
ここで言うBメロは、「心じゃいつも叫んでいるのに」の部分です。
ライブなんかだとアレンジされて、歌い出しでバラードチックに小田ちゃんがこの部分を歌ったこともありましたよね。
単純にメロディーというか、コード進行が好き。そんなBメロ。
最後は『ナルシス カマってちゃん協奏曲第5番』。
アプカミの切り取り動画ですみません。
このBメロも、最初に聴いたときから「天才!」と思いました。
もうBメロのために全体があるような曲――というのは言い過ぎですが、最近ではダントツ素晴らしいBメロ曲ですね。
歌詞がまた良い。
「確かにこんな私も告られもするよ」って、下手に謙遜せず、素直でよろしい。
ナルシストだけどかまってちゃん、というテーマを思いつけるつんくさんスゲェなぁと心底思います。
とりあえずこんなところでしょうか。
きっと探せばまだまだある。
人によって感じ方も違うでしょうし、「イントロが好きな曲」とか「間奏が好きな曲」とかで考えてみるのもおもしろそうです。
「間奏が好きな曲」はたくさんあるな~。
『みかん』とか『女に幸あれ』とか『記憶の迷路』とか……。
またそのうち考えてみようと思います。