最近のはるなん、おでこ出して髪も染めて、ますます美しさに磨きがかかってきたな~。歌もダンスもだいぶ成長してきていい感じだな~って思ってたらこれですもん。
勘弁してほしい。
という言い方はよくないかもしれないけど、それというのもこれで3ツアー連続の卒業。
1回の卒業公演でヲタクが(精神的にも経済的にも)どれほど疲弊することか。それが3回連続、1年間続くってもうそれはなんの修行なのかという心持ちにもなりましょう。
誰であれまたモーニング娘。のメンバーがひとりいなくなってしまうということ。
それが今回は飯窪春菜ちゃんで、理由がどうあれそのこと自体がとても寂しくてたまらないということ。
メンバーの卒業はグループにもいろんな意味で打撃を与える事柄であり、こうもポイポイ卒業されてしまって大丈夫なのかということ。
自分自身の娘。ヲタとしてのメンタルは大丈夫なのかということ。
いろんな想いが去来して、心身ともに動きを鈍くします。
いまの12人で言えば、はるなんの卒業が一番「だろうなぁ」と納得できるかもしれません。
年齢的にも芸歴的にも、そろそろあっておかしくない。
ここ1年くらいの諸々の言動からも、なんとなくだけどそんな気配がありました。そう感じていた人は少なくないのでは。
要するに、ある程度の覚悟はあったはずだし、そもそもモーニング娘。は1年にひとりの割合で卒業していってるからいい加減(心情的にも状況的にも)慣れても良さそうなものなのに、人間、信じたくないものは無意識に排除して生きるようにできているのですね。
こうして卒業発表があるたびに打ちのめされてしまう。
この気持ち、このルーティンとも言える状況に、一向に慣れることができません。
思うに、それに慣れることがあるとすれば、自分がヲタを辞めたとき以外にないのでしょう。
ヲタである限りずっと慣れることはない、呪いみたいなものなのだと最近は思います。
大好きなものがこうしてどんどん欠けるように形を変えてしまうことが、心からしんどいです。
いままで18年間もそれを受け入れてきたことが、自分でも信じがたい。
ついこのあいだはーちんが卒業してしまったのに、今度ははるなんが卒業してしまうんですよ。はるなんがいるモーニング娘。が、もうすぐ終わってしまうのです。
それでもモーニング娘。は続いていくということが、時に無慈悲にさえ思えます。
こんな繰り返しが、あと何度あるのでしょうか。
まだあまり前向きなことが言えなくて申し訳ないですが、はるなん個人のことを想えば、本人がベストと考えるタイミングで卒業できるのは喜ぶべきことだし、ファンにとってもありがたいことに芸能活動は続けていく意思があるようだし、いつか来る卒業というものとしては理想に近い状況なのかもしれません。
できれば来年の春くらいまで続けてほしかった気もしますけどね。
まぁそんなことを言えばきりがないし、なんだか毎回似たようなことを言ってる気がして自分でもゲンナリしてきました。
いつも卒業発表のときはいろんなことをグルグル考えてしまうものだけど、今回はもはや卒業の飽和状態とでも呼ぶべき心情になってしまっているのか、むしろ何も考えたくないよぅと心が弱音を吐いてます。
年々メンタルが弱くなる。
このままでは現メンバーを全員見送るまで精神が持たないかもしれません。
いまここに書いたことすら、自分でも「どうでもよろしいわ……」と思ってしまうくらいの虚脱感。そんな風に思ってしまうことの罪悪感。
一度深くまで沈まないと浮上できない人間なのでどうかお許しを。と誰に許しを請うているのかもわからずに。