モーニング娘。'18の秋ツアータイトルが『~GET SET, GO!~』に決まったらしい。

 

 

 

また英語でカッコつけている。

はいはいクールクール。

 

 

 

 

 

「GET SET GO」と聞いて、真っ先に「爆走兄弟レッツ&ゴー」を思い出した。

 

 

かつてミニ四駆が大ブームを巻き起こした当時、コロコロコミックで連載されていたミニ四駆漫画である。読んでた。アニメ化もされた。見てた。

 

 

 

「爆走兄弟GET SET, GO!」

 

 

 

語呂はなんとなく合っている。

意味的にも悪くない。

 

 

 

 

 

ちなみに「レッツ&ゴー」は「レッツエンドゴー」と読む。

兄の列くんと弟の豪くんが、ほとんどポケモンバトルみたいな壮絶なミニ四駆レースを勝ち抜いていく物語である。

 

 

子供ながらにツッコミを入れまくりながら見ていた。

なにしろ彼らは爆走するミニ四駆の横をずっと併走しており(マラソン選手でも厳しい)、「行っけぇーー!!」などと叫ぶとマシンが加速したりもする。

ミニ四駆はラジコンではないので一度スイッチを入れてスタートさせたらあとはマシンの赴くまま、成り行きを見守るしかない。こちらが操作することはできない。

しかしそんなことをいちいちツッコんでいたらきりがない。

いまで言うテニスの王子様のような「んなバカな!」という必殺技を次々繰り出していくのだ。ミニ四駆なのに。

 

 

 

 

そんな漫画(アニメ)があった。

 

 

それを思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

「GET SET, GO!」とは、「よーいドン!」とか「行くぞ!」みたいな意味らしい。

 

 

去年の新木場イベの最後に「時は来た」という仰々しいVTRを流したり、いろいろと威勢だけはいい。

 

 

しかし威勢はいいが、全然先に進んでない。

「よーいドン!」と言いつつ、ずっと同じところで足踏みしているように思える。

 

 

いつになったら武道館のその先へよーいドンしてくれるのだろうか。

 

 

 

 

ともあれメンバーは日々進化しているし、コンサートの中身自体はきっとまた素晴らしいものになると期待している。

 

 

問題は、しつこいようだが関東の会場が少なすぎるという点。

 

 

嫌がらせかと思うほど少ない。

少ないというか、いまのところ初日の座間しかない。

 

 

あの、極度の落選祭りで有名な“初日の座間”である。

 

 

これでは事実上「関東はゼロ」と言っていい。

ほんの一握りの選ばれし者しか入ることのできない座間公演は、一回に換算できない。幻に等しい。

 

 

アップフロントのなかで、モーニング娘。は地方担当にでもなっているのだろうか。

仮にこれで前回より動員数が落ちたりすれば、メンバーのせいにされるのだろう。馬鹿馬鹿しい。一番集客が多いであろう関東公演をこうもないがしろにすれば、動員が落ちるのは当たり前だ。(まだ落ちると決まったわけではないが)

 

 

さすがに一箇所くらいは(武道館とは別に)関東で追加があると思いたい。

できれば、なるべく早く予定を出してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

結局、タイトルに「20周年記念」と冠された2ツアーでは武道館どまりだった。

 

 

会場の大きさだけがライブの価値ではもちろんないにせよ、実際に武道館ですら集客的に手狭になっているのだから、もっと大きい会場を用意してもいいはずだ。

 

 

20周年(と卒コン)にはそれを期待していた。

だがその期待は裏切られた。

 

 

秋ツアーのタイトルに「20周年記念」がないところを見ると、事務所のなかでモーニング娘。の20周年はもう終わったらしい。

 

 

それがコンサートのことだけなのか、すべてにおいてなのかはわからない。

 

 

まだベストアルバムも出していない。

まさか20周年でベストアルバムも出さないとは考えにくいが、この流れでいくとそれも充分ありうる。

 

 

本当に、いまの事務所にとってモーニング娘。はどうでもいい存在なのだろうか……なんて思ってしまうくらいの状況である。

 

 

こちらがいろいろと期待しすぎたのか。

しかし昔に比べたらモーニング娘。に割かれるリソースは半分以下になったと思う。

仕方ない部分もありつつ、これだけ結果を残しているのにそりゃないぜという想いも強い。

 

 

事務所には、グループの人気と実力と実績に見合ったプロデュースをお願いしたいところだ。

でないと、結果的に共倒れですよ。

 

 

 

 

 

 

 

また愚痴めいた記事になってしまった。

 

 

なぜか文体も堅苦しい。

 

 

次の更新では、明るく楽しい話題をハッピーでポップな文体でお届けしたいと思う。(思うだけかもしれない)