モーニング娘。'18の春ツアー武道館2Daysに行ってきました。
……と書き出してみたものの、すっかりはーちんロスに囚われてなんにも考えがまとまりません。
ホール公演が終わり、舞台があり、舞台が千秋楽を迎えたかと思ったら武道館2Daysではーちんの卒業があり。
よこやんのこともあって、メンバーみんな心身共にいっぱいいっぱいな状況であったかもしれませんが、それでもプロとして最高のステージを見せてくれたこと、心から感謝しております。
ひとまずお疲れ様でした、と労いたいですが、もう千秋楽の翌日からお仕事が始まっているようで、ちょっとくらい休ませてあげたらどうだいとも思いますが、とにかくお疲れ様でした。
どうしましょうね、感想。
ちょっと虚脱感に襲われててまともな文章書ける気がしないんですが、とりあえずダラダラ綴ってみるのでお暇だったら読んでやってください。
卒コンはLVやBSスカパーでの放送があったので、レポというよりただの雑多な感想です。
19日はまず、席につこうとしたらそこにはすでに母子と思われるヲタさん方が座っており、これはどうしたものかと思っていたら久しぶりにお会いするヲ知り合いの方に偶然遭遇しまして、少しばかりお話をするところから始まりました。
これは先日のアンジュ武道館で発生したダブり案件ふたたびか、なんて心配しましたが、結局その母子が席を横ひとつ分ズレて座っていただけでした。
その節はお騒がせしました。
またどこかでお会いしましたら、そっと声をかけてくださいませ。
そんな私信はさておき、娘。のライブを観るのは3月の松戸(夜)以来だったのでセトリは忘却の彼方。
冒頭が『A gonna』で始まることすら忘れていたので、新鮮に楽しめました。(そのせいでどの辺が武道館仕様だったのかよくわかりませんでしたけど)
真っ先に思ったのは、「まーちゃんがごきげんだ!」ということでしたw
はーちんラストだからはーちんをたくさん観ようと思うのに、まーちゃんの動きがおもしろすぎてつい見ちゃう。
『ロマンスに目覚める妄想女子の歌』では、奔放に動き回ったかと思えばサビのソロパート「抱きしめた後に口づけて」を歌いながら、よこやんを抱きしめた後に口づけようとしてましたよね。
(口づけようとしたかはともかく、ぎゅーっと抱きしめていたのが印象的でした。そのときは「なぜよこやんを?たまたま近くにいたから?」なんて思いましたが、まーちゃんの心が自然に動いたのかもしれませんね)
あとは、かえでぃーの肩を後ろから掴んでグリングリン回したり、そのままかえでぃーの肩を支えにぴょんぴょん飛び跳ねたり、とにかく楽しそうなまーちゃんでした。
舞台に対しても今年は珍しく前向きな感想を綴っていたまーちゃんですが、やはりコンサートが一番楽しいんだろうな~というのが伝わってきました。
真莉愛ちゃんのソロパートから始まることでおなじみの『Fantasyが始まる』とか、さゆもお気に入りらしい『青春Say A-HA』とか、そもそも曲が良いですよね曲が。
そこに加えてあの子たちの最高なパフォーマンス。
ファラオ一色に染まっていたわたくしの心は、一気にコンサート仕様に塗り替えられていきました。
そうそうこの日は真莉愛ちゃんがやけに神々しくて。
生来の美しさに加え、ちょっと大人の落ち着きというかオーラみたいなものをまとっていたように見えて、いつになく女神感がほとばしっていたんですよ。
これも舞台でアンケスエンを演じた効果なのでしょうか。(ちょいちょい舞台の話差し込んでるけどワザとじゃない)
なんにせよ、またひとつ少女の成長する瞬間を見てしまったような感慨です。
ほんの一瞬だけ「真莉愛ちゃんが先頭に立って娘。を引っ張っていく光景」が視えてしまって、楽しみやら切ないやら勝手にひとりで忙しい胸中。
松戸でも聴いたユニット曲メドレーはやっぱり最高だったんだけど、松戸で聴けなかった『Memory 青春の光』、『真夏の光線』、『恋のダンスサイト』をようやく聴けたのが嬉しかったです。
メモリーは、まーチェルのデュエットが多く、まーちゃんが歌のギアをフルスロットルにして歌っていたのが印象的で。
正直曲の雰囲気としては「ちょっと声出し過ぎでは?w」と思わなくもなかったですが、それだけギアが上がってるんだろうな~と。
それに食らいついていくチェル。
そしてはーちんの!長めの!ソロパートをようやく聴けた!
まぁこのあと(アンコール明け)にもっと長いソロパートが聴けるので、はーちんの歌声についてはそのときに書こう。
そして個人的にテンション上がったのが真夏の光線です。
この曲意外とライブで歌われないけどめっちゃライブ映えするじゃん。もっと歌ってくれ。(特にサビのテンポがいい)
恋のダンスサイトも右に同じ。有名なわりにあんまり歌われない。
今回久しぶりにライブで聴いたけど、セクシービームって前からえりぽんでしたっけ?
はるなん、はーちん、チェルのMCでは、「尾形春水持ち込み企画」と題して、自分の携帯で撮影した(された)動画を特別に公開しちゃうというありがたい企画を。
しょっぱな、はーちんのスマホで変顔自撮りするはるなんとよこやんの動画がどーんと。
もちろんファンに見せるつもりで撮った動画ではないので、なかなかのレベルで変顔をしてらっしゃいました。すごかったです←
あとは12期がまだ加入したてホヤホヤと思われる時期の可愛らしい動画も。
そのとき真莉愛ちゃんが生卵を飲むのが好きだったらしく、一緒にチェルが挑戦してたんですが、なかなか飲めずに苦戦する姿が鬼かわいい。
2018年現在の野中氏は「1ミリも覚えてない……」とおっしゃっていましたが、あれ以来生卵をそのまま飲んだことはないそうです。
同じく加入間もない頃と思われるはーちんと真莉愛ちゃんが2人でちょっとしたおふざけ動画を撮っていて、飯窪さんがしきりに「可愛い!」と言っていました。激しく同感です。
このMC中に飯窪さんがサラッと「(今日は)DVD入ってないから」と言ってた気がするんですが、それは本当ですか……。
いまからでも遅くないから、ぜひ19日の公演も円盤にして売ってください。いやマジで本当に。(これまたあとで書く)
ところでこの日はチェルが右の襟足付近の髪をゴムで縛っていて、一見ストレートなんだけど顔を左に傾けたときだけそれが見える、という感じでやたらカッコよく、前髪を伸ばして分けていたせいかキリ中尉的なオーラを発していて見惚れました。
だけどこのMCの終わりに飯窪さんから振られ、例のドラえもんのモノマネを披露して会場中のなんとも言えない笑いを誘ったりもしてくれました。
あれ大好きなんだけど、聞くたびに体の力が抜ける。
一歩間違えばドラえもんを通り越して100歳のおばあちゃんみたいになるの最高。
『なんにも言わずにI LOVE YOU』ってめっちゃ良い曲だよね……。
ということをしみじみ実感したこの時間。
「なんにも言わずにこれからも大切にしてね」というから「もちろんだよ!」と心で叫び(キモイ)、最後に「なんにも言わずにこれからも I LOVE YOU」といわれて感謝の情念がほとばしる。
そしてこれまた松戸では聴けなかったセクボとアンビシャスとラブピ!(ちゃんとタイトル書くと面倒な3曲なので略称で)
全部好きなやつ。
特にラブピは盛り上がる!というか良い曲!
一時期(吉澤リーダー期くらい)はよくライブでやってましたが、最近はあんまりだったのでいまこうして聴けて嬉しかったです。
「誰も彼もが人生の初心者だから」って、つんくさん同じ意味の歌詞をいまでもよく使うけど、名フレーズですよね。
この曲だったかどうか定かではないんですが、飯窪佐藤横山の3人が花道を全力疾走で往復ダッシュしていて、どこにその体力があんねん、と思いました。
これまでのツアーもそうだったけど、みんなの体力が凄すぎる。
よく最年長イジりされる飯窪さんも、あれだけ動けるんだから驚異的です。
さてアンコール明け。
この日はまだ卒業を意識した演出とかないだろうと油断していたら、センターステージにはーちんが1人で出てきて、歌い出したのがなんと『卒業旅行~モーニング娘。旅立つ人に贈る唄~』だったもんだから思わず「それか~~!」と小さく叫んでしまったさ。
卒業旅行!まさかの!
いつぶりだよ!圭ちゃんの顔しか浮かんでこないぞ!w
一応説明しておくと、5枚目のアルバムの最後に収録されている楽曲で、保田圭ちゃんの卒業のために作られた曲なのです。
たぶん、あの当時以来ライブで歌われたことはないはず。(ちなみに『うたばん』でも歌ってました)
まさかそれがくるとは。
しかもはーちんがソロで冒頭を歌うという。
はーちんの歌声、娘。の単独ライブであんなに長く聴いたのは初めてでした。
短いソロパートで聴くだけではわからなかったことだけど、あんなに綺麗でまっすぐな歌声を持っていたんですね。
その歌声を、もっともっと聴いていたかったです。
これからもずっと聴いていたかった。
歌割りに恵まれないうちに、こんなに上手になっていたなんて。
気負わず歌ったその声が、こんなに素敵だったなんて。
そのあと、メインステージで手を振る仲間と合流して、12期を真ん中に歌の続き。
まだ明日があるというのに、涙で前が見えなくなって困りました。
良い仲間だ。
そして何気に『Are you Happy?』を生で聴くのはこれが初めて。
「ここから出して」の圧がCD音源の比じゃない。
なんという迫力。できれば音源より先にライブで初めて聴きたかったなぁ。
最後は『青空がいつまでも続くような未来であれ!』
この曲のイントロのダンスをやけに張り切って踊ってる人がいて、よく見たら生田さんでした。
めっちゃ笑ってたからたぶん確信犯w
そんな生田さんは、一番下手側にいた飯窪さんを(隣でもないのに)わざわざ待って、手を繋いで一緒に真ん中まで戻るというハイパースキンシップを図っていたんですがあれは一体。
えりぽんってはるなんのこと大好きよね。
一時期ビジネス不仲キャラみたいのやってたし、いまもわりとはるなんはえりぽんに対して愛のあるツッコミを入れたりもするんだけど、えりぽんからはるなんに対してはいつもこんな感じで近寄っていったりすることが多いイメージ。
生飯ってやつですか。
眼福でした。
えりぽんといえば、なんの曲だったかイントロでよこやんの頬に4秒くらいチューしてましたよね。
「チュ」じゃなくて「チューーーー」でした。
驚き、喜ぶよこやんが可愛かった~。
そんな感じで19日の公演は終了。
めちゃくちゃ楽しかったです。
MCの尾形春水持ち込み企画とか、アンコール明けの卒業旅行とか、思った以上にはーちんの卒業を意識した演出があって、これはDVD化しないでどうすんのよ?と思いましたよ。ええ。
しかも19日は初期~黄金期の曲をいろいろやって、20日はプラチナ期の曲をやったでしょう?
はーちんのこと+セトリを鑑みると、これはもう2Days合わせてひとつのコンサートと言ってもいいのではないでしょうか。
上下巻とか前後編とか第一部第二部とか、とにかく2日間両方観て完結するコンサートであったなと思います。
だからつまり要するに、円盤はぜひ2Days分出してください。
我々はお金を出します。出させてください。
(この日は松岡親衛隊長も観に来ていたらしい)
というわけで、20日の感想は②で。