なんてことだ。今度は佳林ちゃんが。
 
 
お知らせ
 
 
思わず「今度は」と言ってしまうくらい、ここ最近は病気やら怪我やらのお知らせが多い。

 

 

ってちょっと前にも書いたばっかりなんですけどね……。

 

 

さすがにここまで続くと、普段あまり事務所批判などしないタイプのヲタさんたちも不信感をおぼえはじめてらっしゃるご様子。

 

 

 

とにかく、佳林ちゃんの素晴らしい歌声がまた聴けますように。

焦らずしっかり治してほしいなと思います。

(しっかり治るものなのかもよくわかりませんが)

 
 
 
 
 
「機能性発声障害」とやらがどういった原因でなるのか、パッと調べた感じでは心因的なものも少なからず影響してくる場合もあると記述されていましたが、ハッキリ「これのせい」と断定するのは難しそうです。ましてや素人には。
 
 
このブログでしつこく書いてるように、事務所の過密スケジュール及びブラックな部分が悪影響を及ぼしたのかもしれないし、職業病なのかもしれないし、それとは別の何かかもしれないし、それら複数またはすべて含めての発病なのかもしれないし、まぁ一概には言えません。
 
 
 
メンバーへの負担云々の話をすると、接触過多は言わずもがなですが、そもそもハロプロ自体、昔に比べてメンバーに要求されるものが増えてますし、そのレベルも高くなってます。
当然ながら負担も増すので、意気に反して身体や精神がついていかないこともあるのでしょう。
 
 
事務所のスケジュール問題や管理不足も相変わらず無視できませんし、とにかく全体的にいろいろと見直さなければいけない時期なんじゃないだろうか……なんて、ヲタが考えても仕方がないことを考えてしまうこの頃。
 
 
 
 
 
 
結局のところ、事務所はハロプロをどうしていきたいのか、によるでしょう。
 
 
そして、その目指すべき方向性のために、何をして、何をしないのがベストかを見極め、実践することが大事ではないかと。
 
 
いまのハロプロの状態は、「あれも欲しいこれも欲しい」と節操なく手を出しているのに近い。
なぜそれがいけないかというと、そういった節操のなさは、結局どこかで歪みを生じさせ、結果的に不利益を被ることになってしまうからです。
 
 
こうして体調不良者が続出しているのが、まさにそれ。
「パフォーマンスも接触も」、「休む暇なんてないほど働いて」と無理をさせた結果、メンバーは倒れ、ビジネス的に見ても損をする状況になってしまう。
 
 
昔から言うではありませんか。
二兎を追う者は一兎も得ず、と。
 
 
 
事務所の目指す方向性が定まっておらず、その上(だからこそなのか)あれもこれも欲しがって優先事項の取捨選択ができていない点が問題です。
 
 
「取捨」というのは文字通り、何かを取って何かを捨てること。
当然捨てることはリスクを伴いますが、その分、別のものを取得することで将来的に得をする、いわば投資です。
 
 
少し具体的に言うと、いま握手会などをやめる(減らす)ことにより、たとえばコンサートや舞台などのクオリティを向上させることに時間と労力とお金を振り分けることができ、結果としてそれが新規ファンを獲得したり、多数のファンを満足させることになったりする、といったもの。
 
 
その判断、見極めがあまりに不十分ではないか、とヲタクながらに感じる次第です。

目先の利益にばかり囚われ、長期的な視野が欠けている。

そうして無理をさせた分のツケが、こうして一気に返ってきているわけですね。
 
 


 
 
単純に「パフォーマンス重視」「接触重視」と二分するのはあまり気が進みませんが、まぁざっくり言ってしまえばそんなものでしょう。いまのハローで問題になる要因が強い事柄は。
 
 
ハロプロを、あくまでパフォーマンス重視の体制で育てていきたいのならば、その障害となりうる接触過多な状況は改善しなければなりません。
中には「もっとたくさん握手会やってくれ!」と不満を言うファンも出てくるでしょうが、事務所が本気で方針を定める気があるのなら、多少の不満の声は黙殺する必要があります。言うまでもなく、全方位に良い顔をするなんてことは不可能ですから。

(全方位をカバーする場合、すべてにおいてクオリティの低いものを提供することになるか、いまみたいに怪我人病人を続出させることになるかのどちらか)
 
 
逆に接触系をメインにやっていくのなら、コンサートなどのステージパフォーマンスは減らしていく必要があるでしょうね。歌やダンスのレベルも下げて、接触イベのために万全の状態を整えておかなければなりません。
ただその場合だと、パフォーマンスを重視する人が多いハロプロファンからの反発とそれに伴う損失はとても大きいと思うので、どうすべきかは慎重に考えてほしいと思います。
(個人的には、考えるまでもないとは思いますが)
 





これからも長くハロープロジェクト続けていきたい、クオリティの高いパフォーマンスを届けていきたいと思うのならば、まずは「接触過多」と「過密スケジュール」を改善するのが先決ではないでしょうか。


「接触過多」に関しては、改善というより方針の見直しを図るといったほうが正しいかな。

一時期はそれで利益を得ることができたのだとしても、もはやデメリットのほうが増えた状態であるならば、いつまでも続ける理由はなにもありません。
 

言うまでもなくメンバーも人間なので、あまりに過密なスケジュールは心身ともに健康を害し、結果的なマイナスを生むことになるので見直しが必要です。


人間はずっと動き続けてはいられないし、ずっと考え続けることもできません。無理をすれば、身体か精神、あるいはその両方に支障をきたします。(ものすごく当たり前のことを言ってみました)
しっかりとした休息を取ることは、より良い作品を提供するうえで必要不可欠な義務であると言っても言い過ぎではないでしょう。

ツアー中に舞台の稽古、舞台が終わったら即ハロコンのリハ、ライブ直前または直後に握手会、ハロコンと並行してのライブハウスツアー、そんなことを続けていたらメンバーの身体が持ちませんし、ステージのクオリティを下げる要因にすらなりますよ。




何が一番大切か。
そのために何をすべきか、何をすべきでないのか、その的確な判断するのが事務所の役目なんですが、最近はどうもそれがわかっておらず、大いに迷走してるように見受けられます。

 

 

そこまで難しいことではないと思うんですけどね……。

事務所内でも、一部の人間はわかっているでしょう。ただ、実際に物事を決める立場の人間がわかってないのかもしれません。

いつまでも意固地にクールTシャツを出し続ける事務所ですから、肝心な部分が機能不全に陥ってしまってる可能性はあります。

 

 

ハロプロを新体制にする前に、内部改革から始めないとダメなのでは……なんて思ったり。

 

 

 

 

あと単純に、こんなに故障者ばかり出していたらメンバーやその家族からの信頼も失いますよ、と言っておきたい。

 

 

特に未成年のメンバーの親御さんは心配でしょう。

娘に怪我や病気を負わせてまで、アイドルをやってほしいとは思わないはず。

 

 

在籍メンバーのみならず、これからハロプロを目指そうというまだ見ぬ新人ちゃんも、「あの事務所はブラックだからやめなさい」なんて両親に反対されてしまうかもしれません。

これも「長期的に見て損」なことの一つですね。

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、頼みますよアップフロントさん。

 

 

プロならばプロらしく、プロの仕事を見せてください。

 

 

ファンとして望むことを要約すると、それに尽きます。