ハロプロキッズオーディションに合格して一番最初の大きな仕事は、映画『仔犬ダンの物語』だったのではないでしょうか。

 

 

その認識で正しいのかどうか、正直その頃は(いまもだけど)モーニング娘。のことばかり見ていたので確信はないんですが、まぁそういうことにしておいてください。

 

 

モーニング娘。の映画という触れ込みではあったものの、主役はももちでしたよねあれ。

 

 

まだ小学生だったももち。

ショートカットの、利発そうな目をした女の子。

監督がももちをあの役に選んだのもなんとなくわかる気がします。

ももちはもう、あの頃から立派なプロのアイドルでした。

 

 

 

 

 

あのちっちゃかったももちが、大人になって、アイドルを卒業、芸能界も引退だなんて。

 

 

寂しいよ。

でもそれ以上に、感謝の気持ちが大きいです。

 

 

 

 

小学生から、15年。

ずっとアイドルであり続けてくれたももち。

 

 

ももちは、徹頭徹尾アイドルでした。

アイドルであることに誇りを持っていてくれた。

アイドルを、アイドルを応援するファンを、その活動によって肯定し続けてくれた。

 

 

ももちが立派なアイドルでいてくれるから、ファンも自信を持って(というのも変な言い方ですが)応援することができた気がします。

 

 

 

 

 

昨日は帰宅が遅かったのでニコ生での配信も見られませんでしたが、Twitterで流れてきた、最後にももちがステージから去っていく1分くらいの動画だけ見ました。それだけで泣いてしまった。

 

 

あまりにも綺麗で、カッコよくて、可愛くて。

 

 

こういうの、なんて言えばいいんでしょうね。

上手い言葉が見つからない。

感動、寂しさ、切なさ、感謝。

いろんな気持ちが同時に湧き上がって、自然と流れてしまう涙。

 

 

嗣永桃子というアイドルの15年間と、その終わり。

それはとても美しくて、ファンの心にずっと残り続ける時間――。

 

 

 

 

 

 

この15年間を振り返りたいところですが、ももちの偉業を称え出したらきりがないのでやめておきましょう。ハロヲタならばみなさん言うまでもなくご存じでしょうし。

 

 

本当に、凄い人がいたものです。

こう言ったら本人は嫌がるかもしれませんが、まさに鉄人のようなアイドルでした。

 

 

 

最後の最後まで、ももちはももちだったなぁ~。

完璧なまでに“アイドル”をやりきった!もうアッパレだ!なんも言えねぇ!(急に興奮

 

 

 

 

 

 

これ以上駄文を並べるのも野暮なので、全然言いたいことを言えた気はしませんが、ここらへんにしておきます。

 

 

 

そもそも言いたいことなんて、たった一言に集約されてしまうのだった。

 

 

 

 

 

 

ありがとう、ももち。

 

 

 

 

 

 

 

どうかお元気で。

 

 

これから先もずっと、あなたにとって幸せな人生でありますように。