「諦めないでっ!」という心の声に励まされてめげずにPCを起動し続けたところ、15回目くらいで奇跡的に息を吹き返しました。
というわけで昨日は、夜公演のみですが、モーニング娘。'17春ツアー『~THE INSPIRATION~』初日パシフィコ横浜公演に行って参りました。
いや~楽しい。
自分はそう頻繁に現場に行くヲタではないので、ちょっと間が空くとこの楽しさというものの実感するところを忘れがちになるんですよ。
「行けば絶対楽しかったと感じる」という情報だけは刻まれてるんですが、実感が乏しくなる。
しかし今回も、「ああ、来てよかった……」と心底思うことができました。
ここ最近、ちょっと憂鬱な出来事がいろいろあったんですが(ほとんどはハローとは関係ない。舞台の先行受付を忘れたこと以外は)、このライブひとつでかなーり癒されました。モーニング娘。って偉大だなと思いましたわ心から。
というわけで軽く感想を書いていきたいんですが、まだ初日が終わったばかりなのでネタバレはしないほうがいいのかな?
でもネタバレなしで書くとなると、だいぶ抽象的な内容になってしまうのよね。
なのでネタバレします。しまくります。
もう一度言おう。
ネタバレします。
内容を知りたくないという方はご注意ください。
なんだかんだでワンファイブの秋ツアー以来のパシフィコ横浜。
あのときはりほりほが卒業発表した直後で、情緒不安定の極みだったなぁという思い出に浸りつつ。
思い出といえば、横浜に向かう電車内で、かつて同じ路線で9期の4人と遭遇したことも思い出しておりました。
あれは2011年のクリスマス、10期メンバーお披露目イベに行く途中の車内で、イベ観戦に向かう9期と遭遇したのです。
あれから5年ちょっと経ち、いまや2人しかいなくなっちゃったんだな~、しかもその2人がいまもモーニング娘。を引っ張ってるんだな~、激動だな~、などと感慨深い気持ちに。
で、会場に着いて入場してグッズを買って着席。
ピンポスも1枚だけ買いました。
引きのまーちゃんでした。可愛い。
そして天空の3階席から、目の前の手すりに視界を遮られつつ、ライブを観賞。
そういえば各グループの新曲CMや注意喚起VTRってなくなったの?
1曲目はまぁ予想通りというか、もう始まる前からステージに例のフラッグが4本用意されてましたね。
衣装はBNMっぽさのある別衣装。
しかしそれよりも、まーちゃんがいる!13人揃ってる!という感動。
これですよ。これがモーニング娘。'17。
ここまで12人でよく頑張ってくれましたが、やはり全員揃ってる姿を見られるのは何よりも嬉しい。
そんなまーちゃんは、病み上がりとは思えないほどの動き。
本人曰く「なまってる」らしいですが、いやいやむしろそんな動いて大丈夫かいと心配になるほどだったわよ、と。
なにしろ2曲目からいきなり怒涛のメドレー。
『123』が来た瞬間、「事務所はホントこれ好きだなーw」と思ったものの、序盤に持ってきたからまぁ許そう。
などと思っていると、『ウィアラ』と『ヘルミー』が混ざったような、なんと言えばいいか難しいですが、2曲を並行して進めるようなアレンジのメドレーが始まりまして。
それがもう1セット、『恋愛ハンター』と『恋レボ』がこれまた並行してごちゃ混ぜアレンジ。
これ、初めて聴く人がいたら意味がわからないというか、こういう曲なんだと勘違いしそうw
なかなか攻めたメドレーです。
というか、初っ端からメドレーをやるという構成が攻めてる。
これが良いか悪いかはさておき。
せっかく盛り上がったところで急旋回して違うところに行ってしまう、みたいな感じは賛否分かれそう。
で、メドレーが終わり、『SONGS』→『そうじゃない』→『愛の軍団」などをやりつつ、ここでようやくMC(挨拶)。
後の2人MCで小田ちゃんが言ってましたが、ライブ始まってから「モーニング娘。'17です!」と挨拶するまで30分もあったらしい。
その間、全員がステージに出ずっぱりです。
途中で早着替えなどももちろんあるわけですが、別に着替えくらい時間取ってもいいんだけどねぇw
ここではえりぽん、「横山ちゃんが昨日緊張して眠れなかったというので2時間くらいかな?と思ったら1時から6時半まで寝ましたと言われて結構寝とるやん!」的な。(要約)
ちなみにかえでぃーは1時から10時まで寝て、集合が10時15分だったから急いで出てきたという話。
そこから、「今日髪ボサボサで来た人いましたよね~?」という展開になり、犯人はフクちゃん。
「違うの!ホントはね!ホントはね!違うの!」を連呼してましたが、要するに二度寝して10時5分に起きて急いで来たらしい。
たぶんみんな同じホテルに泊まってたんでしょうね。話の流れからすると。
10時5分にはもう着いていた12期は優秀だね~という結論で終わりました。
そんなMC(まーちゃんの「ただいま!」なども含め)をしたあとは、いい加減音源にしろよとツッコミたくなる『私のなんにもわかっちゃない』。
次が『セクシーキャットの演説』でしたが、やはりこの曲良いね。
大サビがテンション上がる。フルでやってほしいくらい。
『Tokyoという片隅』のあとは、2人MC。
夜公演では小田ちゃんとまりあちゃんでした。
内容としては、「まりあ、背伸びたよね~」という話。
背の高い低いのメリットデメリットの話では、まりあ曰く「左右に石田さんと横山ちゃんと並んでしゃがむ振り付けのとき、人一倍しゃがまないと手を抜いてるように見られるから大変」とのこと。
小田ちゃんは、横山ちゃんが娘。で一番小さいと思ってたけどこないだ背比べしたら自分のほうが小さかったという話。
「でもそう見えないでしょ!?貫録かな~」とドヤ顔。
まぁ実際、小田ちゃんの貫録は凄い。
今回も、モニターには汗まみれになって誘うような妖艶な目で歌う小田ちゃんがたくさん映されておりました。
歌声はもうさすがとしか言いようがない。
そしてダンスも凄い。わたくし、一瞬りほりほの面影を見ましたよ、小田ちゃんのダンスに。
体は小さいのに、動きが激しい且つ繊細で、気迫が物凄いから圧が半端じゃない。
小田ちゃんのパフォーマンスは、総合的に見て歴代ハロプロのトップに限りなく近い位置にいるのではないでしょうか。
別に順位をつけるわけじゃないですが、あらゆる面で小田ちゃんは頭一つ抜けている。ちょっと次元が違います。
この子がモーニング娘。にいてくれることは、娘。にとってもファンにとっても僥倖というほかありません。
でも小田ちゃんにとっても、小田さくらというアーティストのポテンシャルを一番引き出せる場所は、このモーニング娘。なんじゃないかとも思います。少なくともいまは。
そんなこんなで②に続く。